仕組みは「絵あわせカルタ」「トランプ:神経衰弱」
今回の手作りグッズは、まずは遊び最優先。その流れで「ひらがな」と「カタカナ」を楽しく覚えることが目的。
- 「ひらがな」と「カタカナ」の区別が瞬間的にできるようになる
- 「ひらがな」の読み方を覚える
- 「カタカナ」の読み方を覚える
- 同じ読み方でも「ひらがな」と「カタカナ」があることを覚える
学習目標に向けて採用するゲーム感覚は、「絵合わせカルタ」やトランプの「神経衰弱」の仕組み。ルールは簡単!「ひらがな」と「カタカナ」のカードをそれぞれめくり、読み方が合致したカードからゲットしていけるという遊びです。
作り方
作り方はとっても簡単!「ひらがな」と「カタカナ」の50音カードを用意するだけ!区別をつけるために、種類で色分けするのがポイントです。
■必要なもの
- コピー用紙
- 厚紙
- 色画用紙(2色)
- のり・ハサミ
- プリンター
1.50音の文字を「エクセル」で作る
参考までに、A4用紙で作成したのは、「横3マス×縦5マス」。
「ひらがな」が青で、「カタカナ」は緑にしました。
※寒色系と暖色系で分けたほうが、より分類の印象がつきやすいかと思います
2.印刷した50音用紙と厚紙、画用紙を貼り付ける
エクセルで作った50音用紙の裏側に厚紙に貼り、厚紙を挟むように色画用紙を貼る。
色画用紙は「ひらがな」「カタカナ」それぞれのテーマカラーで用意する
(色画用紙の強度さえOKなら、50音印刷紙の裏側に直接色画用紙を貼っても◎)
3.1文字が1枚のカードになるように切れば完成!
裏返しに並べれば、すぐゲーム開始できますよ♪
(青がひらがな、緑がカタカナ)
遊び方の補足
慣れるまでは親子で一緒に遊びます。文字を完璧に覚えていない状態なら、親子で一緒の角度からカードを見るように座ると見やすく、スキンシップもできます!
【基本の遊び方】
1.カードは各色ごとに、裏側に伏せて並べる
2.「ひらがな」「カタカナ」がまだ読めない場合は、上下を正しい位置で並べるのがコツ
(その場合は裏側に「上下」の目印をつけておくと便利)
3.ゲームスタート!
4.「ひらがな(青)」「カタカナ(緑)」から1枚ずつめくる
5.「読み方」が同じカードを引いたら1ペアゲット!(続けて引ける)
6.数多くのペアをゲットした人が勝ち!
【コツ】
- ゲットしたカードは表向きにし、読み方ごとに対にしてならべておく
※「あ」と「ア」を文字が見える状態で、隣に並べるといった感じ
- 成功してもミスしても、その都度「読み方」を声に出し、子どもの耳に入れる
- 「どの文字がでてくるかな~!?『タ』だったね~」と、ゲーム感覚をあおるとより楽しい
- 全部で「50ペア」もあるので、はじめは「ア行だけ」と、5文字10ペアから始める
最後に
今回の「ひらがな」「カタカナ」カードは、小学1年生向けに手作りしたものですが、幼児にもぴったりです。未就学児(幼稚園・保育園)の方が、「お勉強」ではなく「遊び」と思ってくれやすいので、「うちの子にはまだ早い……」と思わず、遊んでみてくださいね!幼児のうちにこれで遊んでおくと、入学した時に母子ともに楽できるはずですよ!
「切り貼りするのはいいけど、エクセルで50音文字作るのが面倒!」っという方は、
以下使えるようでしたらどうぞお持ちくださいませ~♪
50音さえプリントアウトしてしまえば、糊づけ作業など子どもでもできるので、一緒に工作をやる感じで、お制作から楽しんでみても喜びますよ!