生乾きの臭い 原因
多くの人がご存知の通り、生乾きの臭いは雑菌が主です。
- 洗濯で落ち切れなかた汚れが元
- 皮脂やタンパク質から雑菌が繁殖
- 部屋干し特有のニオイは「モラクセラ菌」
- アンモニア臭は残り汗や子どものおしっこ
いずれも、洗濯前の長時間放置や、洗濯後の放置、タオル使用後の保管環境がよくなかったことが原因と考えられますね。原因を把握して予防をしていればそこそこ解決には至るようですが、問題は染みついてしまった頑固なニオイ。
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どこまで消せるのか?
挑戦してみよう!!
アイロンで消えるかな?
雑菌は高温で殺菌できるとのことで、生乾きのニオイ予防でも有名な「アイロン」。脱水機から出した状態のままかけるようなのですが、これに挑戦!
ただ今回はニオイが染み付きすぎた廃棄覚悟のタオルなので「アイロン」を使いましたが、日本では基本的にタオル類にアイロンをかける習慣はありません。パイルがつぶれてダメージをタオル生地にダメージを与えてしまいそうなイメージがありますからね。
でもバスタオルはアイロン台がわりにされたり、身ごろ当てに使われたりするのでアイロンがけに対して全くNGというものではありませんよね。イタリアでは全ての洗濯物にアイロンがけをする文化があるようですし。
■実際にかけてみた結果
- 強烈臭タオル:イヤなニオイは消えませんでした
- ミディアム臭タオル:ちょっとだけ薄れた気がしました
- 部屋干し予防用:負荷はさておき、ニオイ対策の前処理としてはよさそう
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ニオイが染みつくくらいなら、
部屋干し時期だけ、アイロンするのも手!
まとめ
結論を先に言うと、「強烈頑固に染み付き過ぎたタオルのニオイ」は「アイロンだけでは消えませんでした」。ただ、軽傷なタオルのニオイは軽減されたようにも感じ、タオル以外の薄手生地も効果が感じられました。でも、いずれも「アイロンだけ」では、再び「ニオイ戻り」をする可能性が高いかと思います。
アイロン対策に期待できることは、高温殺菌によるニオイ消しというよりは、速乾に向けた前処理が適しているように思います。タオルへのダメージが心配な人にはおすすめできませんが、梅雨の部屋干し時期だけなら、乾きが早いので生乾き予防になることは間違いなさそうです。
ちなみに、高級なお洋服には不向きですが、子どものプチプラ衣類でも脱水後のアイロンがけを試行してみました。乾きにくいデニム系ハーパンやTシャツなど裏側からかけてから干すと……。部屋干し臭が増殖しずらいと思います!
■「アイロン面倒……、ランドリーで乾燥機が楽よね……」
- アイロン使用(高)の電気代は10分2.4円が目安
- 一通りかけるのに30分とすると7.2円
- コインランドリー乾燥機の料金は10分100円が目安
- 手間や部屋干し時間を考慮しても、自宅アイロンの方が現実的
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ジメジメの梅雨は私の心も生乾き…
爽やかな生活がしたいのよーっ!
>>「生乾きのニオイ対策」。その他対策の調査も始動中!