とうもろこしが美味しい季節に一度は作るべき
とうもろこしご飯は、夫や子供達が思うほど手間暇かからない料理。炊き込みごはん系なので完成度の高いイメージをもってもらえますが、実際にはお米を炊く時にとうもろこしを一緒に入れてスイッチを押すだけ!ふんわり甘いとうもろこしご飯が食べられる素晴らしく楽なお料理なんです…。
「とうもろこし」という食材は子供に大人気で、お子様ランチでもよく添えられるほどです。一般的に旬は6月~9月なので、真夏を待たずしてもも挑戦できます!
※最も糖度が高く美味しい時期は7月・8月です
材料
とうもろこしご飯の材料は、とうもろこしとお米、塩、酒だけでできます。塩はとうもろこしの旨みを引立てる大切な役割を担うので、できるなる自然塩が好ましいです。
- お米:3号
- とうもろこし:1本
- 塩:小さじ2
- 酒:大1/2
また濃いお味がお好みの人は塩をやや増しで使ったり、アレンジで鶏ガラスープの素やバター、醤油などで風味を楽しむのもおすすめ。
作り方
まずは包丁で実をそぎ落とします。この時半分に切ると、実が外しやすくなります。
白米は、炊飯する時と同じようにお米をとぎ、30分~1時間を目安に浸水させておきます。お水はお米の分量に忠実ですが、若干少なめでも可。そこに調味料を入れたら一旦、やさしく混ぜて溶かすのがコツです。
最後にとうもろこしをドバッと入れ、芯をのせます。
なんだかワイルドな感じですが、この「芯」が旨さの肝!!とうもろこしの芯は煮出して栄養を摂取できるほどのメリットがあるので、実と同じくらいの栄養素がつまっているんです。捨てずに乗せて、後は普通に炊飯すればOKです。
炊き上がりはこう!!
とうもろこしがびっしり!
炊きあがりを楽しみにしていた子供は、この見映えに大喜び!「バエる」確定です(笑)
芯のお役目はここまでなので、取り除き混ぜれば完成です。
特に手間のかかることはしていないのに、びっくりするほど美味しそう!しかもきちんとお料理している”イメージ”満載です。
そのお味は、普通のご飯よりほんのりと甘みがある感じで、とうもろこしの匂いも加わって正に一手間かけたご飯という雰囲気になっていました。
バター醤油を混ぜると絶品ご飯に!
シンプルなとうもろこしご飯ももちろん美味しいのですが、アレンジ方法でも楽しめます。バターをさじ1杯くらいをご飯の上に乗せてから醤油を少しずつ回し掛けた「バター醤油風味」。これがまた最高!一度に二度美味いのでおすすめですよ。
元々相性の良いとうもろこしとバターと醤油。それにご飯が加わったことで単品で食べてもお腹いっぱいになれるメニューになりました。
実をキレイに取るには?
ほとんど手間のかからないとうもろこしご飯ですが、唯一、面倒だったのがとうもろこしをそぎ落とす作業。不器用で面倒くさがりなタイプに便利なのが、実をキレイにとる便利グッズ。
下の写真のようにとうもろこしにセットし、ぐるぐると回しながら実を取っていくそうです。
包丁で削り取っただけでも美味しいですが、便利グッズを使えば粒の形をキレイに残してそぎ落とせる。プリッとした食感がきっと、より味わい深さを!
最後に
バター醤油アレンジをご紹介しましたが、他にも粗挽きコショウをかけたり、チャーハン、醤油をつけて焼きおにぎりなどにしても美味しんですよ。
とうもろこしの美味しい季節、夏は、キッチンに立つのも億劫になりがち。夏休みの昼ご飯に追われ、献立を考えるのも嫌になる季節です。まだ作ったことが無い人は、ぜひ試しに作ってみてくださいね。