シャインマスカットってどんなブドウ?
画像:山梨県産 究極の ぶどう シャインマスカット 1箱 1.5kg 訳あり
シャインマスカットは9月~10月に旬を迎え、この時期スーパーのフルーツコーナーで一番目立つところに並んでいます。
主な産地は、山梨県・長野県・岡山県・山形県で、安芸津21号と白南という品種のブドウをかけ合わせて栽培された比較的新しい品種です。
種がなく、甘みが強い芳醇な香りを楽しめるシャインマスカットは、年齢を問わず人気のあるブドウ。
金額は、お店や時期で異なりますが、スーパーでの目安としては大体1パックにひと房入で1、000円前後。有名な銘柄やデパートで扱われているシャインマスカットの中には、1房3、000円のものもあります。
食べやすいシャインマスカット
シャインマスカットには種が入っていません。
通常、ブドウなどの果物は受粉する事で果実へと育っていきます。しかし、ジベレリン処理という栽培方法だと、種のないシャインマスカットなどが収穫できるのです。
農家の方は、ひと房ひと房「ジベレリン液」に手作業で浸しています。手間のかかる作業ですが、消費者には食べやすいブドウに育っていきます。
また、果皮も薄くて丸かじりできます。果実をかじった時の「プチっと」する食感に美味しさを感じます。
美味しいシャインマスカットって?
店頭でシャインマスカットを購入する際、次のことに注意すると美味しいマスカットが手に入りやすくなります。
- 果皮の色が、黄緑色で光沢のあるもの。
- 軸が茶色く変色していないもの。新鮮なものは軸に艶があり緑色をしている。
- ブドウの粒がプリプリして、張りがある。
鮮度が落ちてくると、乾いたりしなびたりします。また、ブドウの粒が軸から外れて落ちてきます。
軸についていた果実の部分も茶色く変色してしまいます。
シャインマスカットの保存方法
すぐに食べてしまう場合は、パックのままで冷蔵庫に入れてしまっても構いません。
少し長く保存させたい場合は、ひと房ごと新聞紙等で包んでからビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。また、ブドウを洗うのは食べる直前がいいそうです。
ブルームというマスカットから出る白い粉を取らないようにすると、鮮度保持に役立つそうですよ。
シャインマスカットのおいしい食べ方
洗ったシャインマスカットは、少し冷やして粒のまま食べるのが一番美味しいですね。
冷やしすぎると甘みをあまり感じないので、食べる15分くらい前に冷蔵庫から出しておきます。
ただし、果皮が苦手な人もいるようです。
シャインマスカットの果皮の持ち味である苦味と酸味が融合したふくよかな風味は、子どもにとっては苦手かもしれません。この場合、果皮を取ると各段に食べやすくなります。果実だけのジューシーな食感も美味しいです。
【果皮の取り方】
※果皮が苦手な方は試してみてください。
- マスカットを縦に2つに切る
- 果皮と果肉の間にフルーツナイフを入れて、果皮と果実を互いに引っ張る
こうすることで、つるんと果皮がむけやすくなります。
サイダーでフルーツポンチに!
用意するもの(2人分)
- マスカット15粒くらい
- サイダー200ml
手順
- マスカットを縱2つに切り、器に入れる・・・半分に切って果皮を取りました
- 器の中にサイダーを注ぐ
これだけで、簡単なおやつの出来上がりです。
一番人気のブドウ“シャインマスカット”
丸ごと食べられるブドウのシャインマスカットは、パフェやタルトなどに姿を変え、フルーツパーラーやファミレスでも人気のデザートメニューとして登場。
大粒のシャインマスカットが、パフェのてっぺんを飾っていると、食欲をそそりますよね。
フルーツとして味わっても良し、スイーツにして味わっても良しの万能フルーツであるシャインマスカット。
運動会や秋の遠足に家族ででかけるピクニックなど、マルチに活躍しそうですよ!ママと子どもで”楽に美味しく”味わってみてはいかがでしょう。