カテゴリー一覧

”つわり”の種類…多すぎ!?妊娠中の体験談と合わせてご紹介

ひがりな ひがりな | 2017年10月11日

ほとんどの妊婦さんが経験する”つわり”。生活に支障がないくらい軽い人、入院が必要になるほど重い人、全くつわりの症状が出ない人など、人によって全く違います。そしてつわりと一言で言っても、症状は実にさまざまです。今回は私自身の体験談をふまえて、つわりの種類やつわりに関する迷信などをご紹介します。

 

つわり(悪阻)とは?

 

妊娠初期から中期にかけて起こる体の不調全般のことを、つわり(悪阻)と言います。

その原因は、仮説があるものの現段階では解明されていません。

 

「仮説の一例」

  • 胎児を体が異物と認識することによるアレルギー反応
  • 妊娠したことで胎盤から分泌されるホルモン(hCG)が引き起こす体調不良
  • 体が酸性になることによる体調不良

 

原因がわからないので完璧な対処法がなく、それぞれの症状にあった方法で誤魔化しながらつわりが終わるのを待つ、というのが現状です。

 

つわりが悪化すると「妊娠悪阻」と名を変え、治療が必要な状態に。栄養補給の点滴や注射、吐き気止めの投与などが行われ、自宅での生活が難しい場合は入院となります。

つわりは妊娠7~16週あたりが一番つらく、それを過ぎると楽になるのが一般的ですが、こちらも人によりけりです。

 

私の場合は妊娠5週くらいからつわりが始まり、20週くらいで少しだけ楽になりましたが、結局出産までつわりが完全になくなることはありませんでした。
妊娠初期の2ヶ月ちょっとで11キロダウン!人生最大のダイエットとなりました。

 

つわり=嘔吐

というイメージが強いですが、それは症状の1つ。他にも数え切れないほどのつわりがあり、中には他人からは共感してもらえない珍しい症状もあります。

 

私や私の友人たちの体験を交えながら、つわりの種類や症状についてご紹介します。

 

 

つわりの症状

 

吐きつわり

つわりと言えば嘔吐ですね。

少し気持ち悪いくらいですむ方もいれば、気持ち悪いと思った瞬間に吐いてしまう方、四六時中吐いている方などさまざまです。

水を飲んでも吐いてしまう方は、脱水症状になりがちです。その場合は、産院で点滴を打ってもらう必要があります。

 

私はとにかくこれがキツかったです。何を食べても吐く、何を飲んでも吐く、何も飲み食いせずとも吐く…。
1日に20回以上嘔吐し、1分に1回くらいえずいていました。

胃の中に物がないので、吐くものがなくなったら胃液を吐き、胃液もなくなったら胆汁を吐き、吐きすぎて喉か胃が切れて血を吐き…。緑色の胆汁を吐いたときはびっくりしました。

吐きつわりが酷い3ヶ月間くらいは、動けるときに産院に行き、点滴を打ってもらって生き延びました。

産院が近かったので通院ですみましたが、通常なら入院だったろうと思います。

 

人によっては、これを食べれば大丈夫!これなら吐かずに食べられる!という「神食」が存在します。

これが見つかれば、吐きつわりがだいぶ楽になるようですよ。

 

残念ながら私には神食がありませんでした。
「梨が食べたい。」
と思った時期がありましたが、残念ながら私は果物アレルギー。代わりに梨味のガリガリくんを食べてみましたがすぐに吐いてしまいましたとさ…。

 

食べつわり

食べたら吐いてします吐きつわりとは逆に、「食べないと吐いてしまう」というのがツラい食べつわり。

常に何かが口に入っていないと吐き気がするので、飴やガムなどでしのぐ方が多いそうです。

起床した瞬間から気持ち悪くなる方は、枕もとに飴やクッキーなどを常備している場合もあるとか。虫歯にならないように気を付ける必要もありますね。

 

妊娠高血圧妊娠糖尿病などを防止するために、体重の増加にも注意しなければなりません。

 

私は食べつわりの症状はありませんでした。

「何か食べたい」と思うことはほぼなく、何も食べたくないけどお腹の子のためになにか口に入れないと…という気持ちが大きかったです。

何か食べても結局吐くんですけどね…。

 

においつわり

嗅覚が過敏になり、普段気にならないにおいがダメになってしまうつわりです。

トイレやタバコなどのもともと嫌なにおいがダメになるだけでなく、通常ならいい香りだと感じるものも臭いと感じてしまうのが辛いところ。
炊き立てのご飯のにおいや洗濯洗剤のにおいなどがNGになると、主婦としては死活問題です。

ただ臭いだけでなく嘔吐してしまう場合は、ご家族の協力が必須。無理せずに周りに頼りましょう。

 

「夫の体臭が臭くてそばに近寄れない!」
という場合も。

一時的なものなので、ご主人にはショックを受けずにいてほしいですね。

 

私は夫のにおいは大丈夫でしたが、なんと自分の体臭がダメに…。自分の体から腐ったパンのにおいがする気がして、1日に何度も鼻の周りを洗っていました。(効果はありませんでした)

 

また台所や洗面所で使用していた某有名メーカーのハンドソープのにおいが臭く感じ、家じゅうのハンドソープを無香料のものに総とっかえ。
しかもなぜか産後もこのハンドソープのにおいだけダメになったまま回復せず…愛用していたのでとても残念です。

 

 

眠りつわり

妊娠前と比べると異様に眠くなるのが眠りつわりです。

なんか眠いな、少しだるいな、くらいですむ方から、気を失うように倒れてしまう重度の方までいるそうです。

つわりの中ではマシな部類のように感じますが、働いている方や上の子がいる方にとっては、かなり辛いものがあります。

 

眠りつわりは怠けていると思われがちなので、家族や周囲の理解を得ることが必須。「自分は怠けものなのかな」などと考えずに、絶対に無理をしないようにしましょうね。

 

私は眠りつわりはなく、むしろ気持ち悪さで不眠状態でした。
上の子はおらず、妊娠中は仕事を早くからお休みさせてもらい無職みたいなものだったので、
「つわりの神様!眠りつわりなら来てもいいです!お願いします!」
と祈ったのですが、届きませんでした。

 

よだれつわり

つわりの中でもマイナーな部類である、よだれつわり。2人産んだ私の母は、よだれつわりを知りませんでした。

その名の通り、よだれがたくさん出るつわりです。飲み込むと気持ちが悪くなるので、定期的に吐きださなければいけません。よだれつわりの症状がある方は、枕もとに唾液用の洗面器やコップを置いて過ごす方が多いそうです。

 

私の場合は、妊娠3ヶ月後半から5ヶ月くらいまでの期間だけ、よだれつわりの症状が出ました。

試行錯誤したら口の中にティッシュを詰めていると幾分か気持ち悪さが緩和されるのに気づいたので、ティッシュを口に含んで唾液を吸ってもらい、限界が来たら捨てて新しいティッシュを口に含む…の繰り返しでした。
この期間、ティッシュの消費量が半端なかったです。

 

私の知人もよだれつわりになったそうですが、彼女はつわり中も働いていたため、唾液用の空のペットボトルを持ち歩き、唾液が溜まったらこっそりペットボトルに捨てる…を繰り返していたそうです。

つらいですね…。

 

これら以外にも、頭痛・腰痛・耳なりなど、さまざまなつわりがあります。

正直、どこからどこまでを”つわり”と呼んでいいのかわからないくらいなので、本人がつわりと思ったらつわりなんだ、くらいの考え方でいいと思いますよ。

 

 

これって迷信?つわりに関するさまざまな噂

 

妊娠やつわりに関してはまだまだ解明されていないことが多いので、迷信が一人歩きすることが多く、ネット上でもさまざまな噂が飛び交ってます。

 

・つわりが酷いと女の子が産まれる
・つわりが酷いと産まれてくる子は丈夫
・つわりが酷いとお腹の子は順調
・肉が食べたくなると男の子、魚が食べたくなると女の子
・つわり中の神食は産まれてくる子どもの好物になる

 

あげだすときりがないですね。これ以外にもたくさんの説があります。

これらの噂は、すべて科学的根拠のない「ザ・迷信」です。

つわりと子どもの性別や状態は、現時点では関係がないと言われているので、「つわりが軽いからお腹の子が心配…」などと気にしすぎてはいけません。

 

つわりが酷いと女の子が産まれるのなら、私の子は女の子のはずですしね。(実際は男の子です)

そんな言い伝えもあるのか。

くらいの心持ちでいましょう。

 

 

つわりへのこころがけ

 

つわりの原因が解明されていない以上、つわりは「運」だと思ってください。

つわりが軽いからどうこう、重いからどうこうなどと考えすぎず、個人差なんだと素直に受け止めましょう。軽かったらそれはラッキーです。

 

古い考え方の人から、「つわりは気の持ちよう!」などと心ない言葉をかけられることがあるかもしれませんが、気の持ちようですんだら入院する人はいませんよね。

私としては「気の持ちようですんだらどれだけいいか!」と思います。

 

つわりが軽かった人やつわりを経験していない人には、酷いつわりになった人の気持ちはわかりませんし、どの症状をつらく感じるかは人それぞれ。

心ない言葉には耳を傾けないようにしましょう。

 

 

さいごに

 

つわりの実体験をふまえてお話してきましたが、決してつわりは怖いんだぞーと脅しているわけではありません。

 

いつか妊娠する方は
「こんな症状があるんだ、人それぞれなんだ。」
と、知っていただけたら嬉しいです。知らないでいるよりは、いざつわりが起きた時にきっと安心できるはず。

 

つわりを経験した方は
「こんなことあったなー。」
「私はこのつわりにはならなかったな。」
など、懐かしんでいただけたら幸いです。

 

妊娠中、つわり以外にも色々と経験したので、いつかそちらの体験談も記事としてUPさせていただきますね。

 

妊娠・出産はとても尊いことです。
お腹の子どもを守れるのは、お母さんだけ。
つわり中だけでなく、妊娠中は絶対に無理をせず、自分とお腹の子を大切にしてくださいね。

 

★— 最後まで読んでくださった方は —★

他記事「salvia 妊娠・出産」もいかが。

 

関連記事