ダメマナー①:前日からの場所取り
運動会でのマナー違反で一番多いのは、場所取りに関するマナー違反です。
多くの幼稚園、小学校では前日からの場所取りを禁止していますが、それでも守れない大人がいます。また、開場と同時に周囲の大人を押しのけ、全速力で場所取りに向かう大人もいますが、絶対にしてはいけません。
快適に運動会を観戦するために、できるだけ良い場所を確保したい気持ちはどこの保護者も同じです。
お互いに気を配り、気持ちよく応援したいものですね。
ダメマナー②:写真やビデオカメラの撮影

大切なお子様の活躍と成長を感じられる運動会は、思い出を記録に残す絶好の機会です。
しかし、最近は写真やビデオカメラの撮影に白熱しすぎて、保護者同士のトラブルも多くなっています。
保護者立ち入り禁止の区域に入ったり、競技中にグランドに入ったり。
それから、身長の高いパパが前列に構えていたら、ママ達は視界が遮られ非常に迷惑です。こういった周りに迷惑がかかる行動は謹みましょうね。
ダメマナー③:応援
頑張っているお子様に、精一杯の応援を届けたいと白熱するばかりに、
「○○組をやっつけろ!」
「○○なんかに負けるな!」
など、暴言に近い言葉を使う親が結構います。
保護者が聞いたら不快ですし、何よりも運動会を楽しんでいる子ども達が嫌な気持ちになってしまうので、大人げない言動はしてはいけません。
また、応援そっちのけでママ友と大声で盛り上がるなんて苦情も多いようです。
運動会は親にとっても絶好の交流の場ですが、隣でビデオカメラを撮影している保護者にとっては声が入り込んで非常に迷惑です。
お子様の応援第一を心掛けましょう。
ダメマナー④:日よけ
秋とはいえ、ママにとって長時間屋内にいるのは日焼けが気になりますよね。
よくみかけるのは混みあっている場所で日傘をさすママ。周囲の人にとっては迷惑ですし、傘が目に入るなどしてとても危険です。
また最近では、レジャー用のテントや椅子を持ち込む親も増えています。運動会のはずがグランドの景色はまるでキャンプ場。
時代は変わりましたね。どちらにせよ譲り合いの気持ちを忘れないようにしましょう。
最後に

他にもダメマナーはたくさんあります。
多くの幼稚園・学校には大型の駐車場がありませんので、路上駐車や他施設への長時間駐車が苦情となります。
ヒールやドレスなどの運動会には場違いなママのファッションや、後片付けの問題等、お子様が主役の運動会のはずが、親のマナー違反の方が目立ってしまう場合があります。
これらは少し意識を変えただけで改善できることばかりです。
せっかくの運動会が、親のマナー違反によってトラブルになっては子どもが可哀そうですよね。
親のマナーが悪いと迷惑するのは周囲の大人ばかりではなく、ご自身のお子様です。
自分の親がマナー違反したことを友達から聞いて、傷つくお子様もいます。親がマナーをしっかり守って、お子様が全力で力を発揮できる楽しい運動会にしましょう。