インフルエンザの症状や潜伏期間は?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの感染によって起こる急性の呼吸器疾患です。
その特徴は強い感染力で、流行すると大勢の人に短期間で感染が広がります。
症状としては普段の風邪よりも急に発症し、重篤化しやすいのが特徴です。
感染からの潜伏期間が1~3日とされ、38℃以上の高熱や筋肉痛などの症状が現れ、その症状が一週間程度続くと言われています。
インフルエンザの型って?
ヒトに感染するインフルエンザウイルスには、A型・B型・C型の3つがあります。
- A型 症状が重篤になる傾向がある
- B型 A型と比べれば症状が比較的軽く、限られた地域で流行する
- C型 他の型と比べ軽い症状ですむことが多い
今年の流行は?
日本では毎年11月~4月に流行が見られます。
毎年流行を予測している国立感染症研究所によれば、2017年の冬に流行の兆しがあるウイルスの型としてA型とB型に注意喚起を促しています。
効果的な予防は?
インフルエンザウイルスをもらわないために、手洗い・うがい、そしてマスク着用が効果的です。
しかし、それらだけでは完全に防ぎ切ることはできません!
最も感染を予防できる方法はワクチンの接種です。ワクチンの効果が現われるのはおよそ2週間後からで、その後は約5カ月間持続するといわれています。
インフルエンザワクチンの打ち方、費用は?
ワクチンの接種時期ですが、流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種をおすすめする医師が多いようです。
また、年齢によって打つ回数が異なるので注意してください!
- 13歳未満 原則として、2~4週間の間隔をおいて2回接種
- 13歳~64歳 1回または2回
費用は自己負担で、1回約3,000~5,000円程度というのが一般的です。
インフルエンザかな?と思ったら…
出来るだけ予防はしていても、インフルエンザを完璧に防ぐことは難しいですね。
インフルエンザかな…と思ったら無理をせず、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
発病後2日以内にインフルエンザと診断されれば、抗ウイルス薬を処方してもらえるはずです。
自宅でできる対策としては、水分を十分に補給し、できるだけ栄養と睡眠を取って安静にしましょう。
そして空気中のウイルスの活動や感染を抑えるために、加湿をして室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。
予防と対策方法を押さえてデキるママに!
いかがでしたか?まずはインフルエンザにかからないための予防が大切です!
きちんと事前に対策していれば、「あの時気をつけておけば…」なんて後悔はしないですみますね◯
たとえインフルエンザにかかってしまったとしても慌てず、きちんと効果的な治療と対策をして早めに完治させましょう。
ご家族みんなで元気な秋冬を過ごしてくださいね。