娘の子育て期、こうすればよかった・・・
慣れないながらも夢中で取り組んできた子育てですが、やっぱり思い返せば後悔しちゃうことってたくさんあるんですよね。
私の場合は、
- あまり我慢させたり制限したりしなければよかった
- きちんとしつけなければ、と一生懸命にならなくてもよかった
- トイレトレーニングなどにあせって取り組まなくてもよかった
- 細かいことをいろいろ気にしすぎなければよかった
- もっと人に預けてもよかった
- その子が夢中になってやっていることを、親の価値観で判断しないで思いきりやらせてあげればよかった
- もっと頻繁に自然に触れさせてあげればよかった
- もっと信頼してあげればよかった
などのことが思い浮かびます。
とくに思うのは、「自分が必死すぎたかも」と「娘に我慢をさせすぎたかも」という2つのことです。
ワンオペのプレッシャーで必死すぎる子育て
私は両方の実家や親戚とも離れたところで、ワンオペに近い育児をしていました。
頼る人がいないので、「すべてが自分にかかっている!」というプレッシャーがきつく、子育てを楽しむ余裕がないときが多かったように思います。
子育てをあまり楽しめなかった・・・
プレッシャーから早く解放されたくて、いつも早く大きくなってくれないかな、と思っていた・・・
それはやはり今思い返すともったいないことでした。
あまり難しく考えずに、小さくて可愛らしい時期をもっと楽しめばよかったです。
毎日の生活も、子供のしつけももっといいかげんでゆるやかでもよかったのかもしれません。
けっこう色々な手抜きもしていたのですが、もっともっと気持ちを楽にして子供の可愛さを楽しんでいたほうが、娘にとっても居心地よく幸せだったでしょう。
「ちゃんとしなきゃ」という思いが強すぎた
正直小さいころはダメダメ言い過ぎました。
もっとやりたいことを自由にやらせてあげればよかったです。
これも人手が足りないワンオペ育児の弊害の一つなのか、単に私がめんどくさがりなのか、「準備が面倒くさい」「後片付けが大変」などの理由でダメと言ってしまったものも多く…。
その時期にしか興味を持たないこと、やりたがらないことってたくさんあったので、やりたがる時期にやらせてあげればよかったなと思います。
また私は、「ちゃんとできなければ娘が外で恥ずかしい思いをするかも・・・」という考えが強かったのかもしれません。その結果、色々と制限をしたり我慢させたりすることが多くて、娘はきっとあまりのびのびできていなかったでしょう。
今なら、もっとおおらかに育ててもいずれはできるようになり、やっていいことと悪いことの区別も自分でつけられるようになっただろうなと思えます。
もっとその子の力を信じてあげればよかった
結局、一番心残りなことは、「もっと子供が自分で育つ力を信じてのびのびさせてあげればよかった」ということです。
最初は間違ったことをしてしまっても、うまくできなくても必ず成長とともに自分で考え、できるようになっていくのが子供なのだと思います。
自分の命に危険が及んだり他の命を傷つけたりする以外のことは、親がなんとかしようとせずに信じて見守ってあげればよかったのでしょうね。
そういう親の信頼と愛情が子供に伝われば、望ましくない方向に行ってしまうことはないのだと今は感じています。
さいごに
成長した娘とは、一緒に食事に行ったりショッピングしたり、友達や恋愛の話をするなどして楽しんでいます。
でもときおり、お母さんにくっついているような小さい子を見ると、子育て時代が懐かしくなって涙が出てくることも・・・。
子供を懸命に育てているお父さん・お母さんたちが、今はとってもまぶしく見えます。
子育て真っただ中のみなさん、今は小さくて手がかかるお子さんたちも、けっこういつの間にか20歳になっちゃうんですよ!
そして自分の道を歩き始め、住むところも別々になってしまうこともあるでしょう。
子供が小さいころの少々のことはたいがいなんとかなりますから、あまり深刻に悩まないで気持ちを楽に持ってくださいね。
そして「いつかは巣立っちゃうんだなあ」ということを心の隅において、まず何よりも「子供が無条件にそばにいてくれる時期」を大事にしながら子育てを楽しんでください!