妊娠後は骨にも気を使おう

閉経後に骨粗しょう症になる女性が多いことはご存じかもしれませんが、実は妊娠後も骨密度が減少しやすくなることはご存じでしょうか?
特に授乳中の時期は、さらに骨密度が減少しやすいので気をつけなければなりません。
骨密度には女性ホルモンが関係しています。
出産後はエストロゲンが減少、そしてプロラクチンが増加し、母乳を作り出していきます。授乳が終了すると骨密度が回復していきますが、授乳期間が長ければ回復が困難になる場合もあります。
日光浴と骨への適度な刺激

骨を強くしようと思うと、牛乳や小魚などカルシウムを多く含む食品を摂取することを考えますよね。
しかし、それだけでは骨は丈夫に育ちません。
適度な日光浴と骨への刺激がポイントです!
シミを作りたくないから、日焼けしないように気を使っている女性が殆どだと思います。しかし、それでは骨は育ちません。外へ出て適度に日光浴をすることをおすすめします。
骨への刺激も骨密度を上げる重要なポイントです。ジャンプして骨へ刺激を与えたりして、適度な負荷をかけてあげることも大切です。
散歩など歩く習慣をつける
筋力トレーニングをすることで、骨へ適度な刺激を与えることができます。過重が大きいほど刺激の量が増えますが、続けることも大切なので自分にとって無理のない範囲で運動しましょう。
骨への刺激という意味では、水泳よりも散歩の方が効果が期待出来ます。
水泳だと水中にいるので、骨に負荷があまりかからないのです。
実際に水泳選手よりも、グランドを使用するスポーツ選手の方が骨密度が高いというデータがあります。
ジョギングやランニングもおすすめですが、毎日続けるのが億劫だという方は散歩でも十分です。たくさんの日光を浴びながら、親子で楽しく散歩を続けましょう!
鬼ごっこも骨を強くする?!
楽しく運動したいと考えているのであれば、鬼ごっこもおすすめです!
鬼ごっこは室内ではなく屋外でするのが一般的ですよね。晴れた日に公園など広い場所で思いっきり遊びましょう。
外で思いっきり遊ぶことは、子供にとっても大切なことです。
骨を丈夫に育てていく上でも、日光浴と骨への刺激は大切です。ママの骨密度アップと子供の骨の成長を考えて、ときどきは子供と一緒に元気よく外で遊んでみましょう。
苦にならないように工夫する
続ける上で大切なことは、苦にならないように工夫することです。たった一度猛烈に頑張るよりも、継続していくことの方が効果を発揮しやすいです。
要は「無理なことをしない」ということが肝になります。
これなら続けられるということを毎日続け、少しずつ難易度を高めたり、量を増やしていくという方法もあります。楽しくできるように色々と工夫してみましょう。楽しくなれば必ず毎日続けられるはずですよ!