ひな祭りのちらし寿司に一工夫!簡単オシャレなモザイク寿司レシピ
ひなまつりの定番メニューといえば、ちらし寿司ですよね。でも、いくら美味しくても、毎年同じメニューではマンネリ化してしまうもの。もっと子どもが喜ぶ飾り付けができないかな?ママ友との持ち寄りパーティーにオシャレな料理が作れないかな?とお悩みの方におすすめ!モザイク寿司のレシピや作り方のコツをご紹介します。
ひな祭りにちらし寿司を食べる意味
ひなまつりの定番メニュー、ちらし寿司。
皆さんは、なぜそもそもひなまつりにちらし寿司を食べるようになったのかご存じでしょうか?
実は、ちらし寿司そのものにひなまつりと関連する由来やいわれはないそうです。
春らしい華やかな色合いや縁起の良い食材が、女の子の祝いの席にぴったりだとして食べられるようになったのだとか。
今まで何の疑問も持たずに「ひなまつりといえばちらし寿司」と思っていましたが、深い意味がないとはちょっと意外ですよね。
なお、ちらし寿司に主に使われている食材には、それぞれこんな願いや意味が込められています。
- 海老:「腰が曲がるまで長生きできますように」という願い
- れんこん:たくさんの穴が開いていることから「見通しがきく」
- 豆:「まめ=丈夫・健康」という意味から「健康でまめに働ける」
今年も子どもたちの健康や幸せを願いながら、心を込めてちらし寿司を作りましょう。
最近では、カップ寿司やケーキ風のちらし寿司・手まりずしなど、かわいい盛り付けや飾り付けに挑戦するママも多いですよね。
「自分にもできる簡単でオシャレな盛り付けアイデアはないかしら?」とお探しの方にsalviaがおすすめしたいのが、「モザイクちらし寿司」です。
モザイク寿司って知ってる?
モザイク寿司とは、その名の通り具材がモザイク状に並べられたお寿司のこと。
思わず写真におさめたくなるような美しい見た目から、SNS等でも人気になっているようです。
今回ご紹介するのは、ひなまつりのちらし寿司をこのモザイク寿司にするアイデア。
なんだか難しそう…と心配しなくても大丈夫。
モザイク寿司は型などの道具や、難しい作業は不要!
ただ正方形に具材を並べて行くだけなので、細かい作業が苦手なママでも、簡単に「かわいい」「オシャレな」ちらし寿司を作れちゃいます。
それではさっそく、salvia流モザイクちらし寿司の作り方やコツを見ていきましょう♪
salvia流モザイクちらし寿司の作り方
材料(17.5cm四方の重箱2箱分)
(酢飯)
- 米 3.5合
- すし酢 90ml
- 白ごま 大さじ1
(混ぜ込み用)
- にんじん 150g
- れんこん 175g
- 椎茸 5個
- 油揚げ 1枚
- A 水大さじ5
- A みりん 大さじ 3
- A 砂糖 大さじ1.5
- A 和風だし 小さじ1
(飾り用)
- 寿司えび 12〜15枚
- かにかま 1袋
- きゅうり 1本
- 卵 2個
- 絹さや 10枚
- ロースハム 2枚
- チーズ 1枚
※多めに用意しているので適量に調節してください
レシピ
- 米は炊く30分以上前に洗ってざるに上げ、少し硬めの水加減で炊く
- にんじん、油揚げは短冊切りにする
れんこんは1/3量を3mm厚の輪切りにし、穴と穴の間をV字にカットして花型にする
れんこんの2/3量はいちょう切りにする
椎茸は軸を落として薄切りにする
画像:nekonote - 1とAを鍋に入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋を閉めて汁気がほとんどなくなるまで煮詰める
画像:nekonote - 飾りつけ用の具材をカット。
きゅうりは長さを3等分に切り、薄くスライスして塩を振っておく。
かにかまは長さを半分に切る。
卵は塩・砂糖少々を混ぜ、フライパンに油をひいて炒り卵を作る。
きぬさやは塩ゆでして斜め半分に切る。
ハム・チーズは花型で抜く
③から、花形のれんこんを取り分けておく
画像:nekonote画像:nekonote - 炊きたてのご飯にすし酢・白ごまを加え、切るように混ぜる
- ③を加えて混ぜ合わせ、粗熱がとれたら重箱に詰める
画像:nekonote - 具材をモザイク状にバランス良く盛り付ける
詳しい盛り付け方
まず、入れ物のサイズ、何分割するのかに合わせ、1つ1つのパーツのサイズを決めます。
今回は17.5cm四方の重箱を5×5で分割するので、1つ1つのモザイクの大きさは3.5cm四方です。
そして縦・横の中心となる位置に、3.5cm四方になるよう具材を置き、その周りを埋めるように具材を並べていきます。
バランスよく配置するコツは、「赤い具材の隣には黄色か緑の具材を並べるようにする」などルールを決めて、同じ色が隣り合わないように並べることです。
こちらが市松模様を意識したもの。
最後に、花型のれんこん・ハム・チーズを飾って出来上がりです。
花型れんこんの白い色を活かしたい方は、混ぜ込み用の具材と一緒に煮込まずに、酢れんこんにしても良いですね。
salvia流モザイクちらし寿司のポイント
子どもが喜ぶ!ママも楽!
ハムやチーズ、かにかまや卵など、子どもたちが大好きな具材を詰め込みました。
生ものが入っていないので、小さなお子さまも安心して食べられます。
ご飯に混ぜ込んだごまのプチプチとした食感も、良いアクセントになっていますよ。
家にあるもので大体材料が揃ってしまうので、買い出しに行く時間がない!というときにもオススメです。
また、錦糸卵ではなく炒り卵を使っているので、薄焼き卵を作るのが苦手なママでもチャレンジしやすい♪
そのほかにも市販のすし酢を使うなど、なるべく手軽に作れるようなレシピとなっています。
ちょっとしたコツ
- ご飯を詰める前に、あらかじめ重箱にラップを敷いておくと洗い物が楽
- 海老など余分な水分が出る具材は、キッチンペーパーで抑えながら
あると便利な道具
- スクエア型の容器
今回は100均でゲットした重箱を使いました。
おせちや子どものお祝い事のときなど、盛り付けに使うと豪華になるので、1つ持っていると重宝しますよ。
スクエア型のガラス容器を使っても、オシャレで洗練された印象の料理に仕上がります。
- キッチンバサミ
具材の長さを微調整しながら並べるのに便利です。
モザイク寿司はアレンジも自在
モザイク寿司は、家にある材料やお好みの材料で、自在にアレンジが可能です。
- いくら・桜でんぶ・トマトなどで彩りよく華やかに
- 菜の花などの春野菜で季節感をプラス
- 生ものが食べられるなら、サーモンなどのお刺身をのせるととっても豪華な仕上がりに
- きゅうりの下にツナマヨをのせたり、きゅうりをアボカドに代えたりしても◎
- 中のご飯も、五目ちらし・鮭ちらし・ただの酢飯…となんでもOK!
どんな具材をどのように組み合わせても、オシャレで美味しいメニューが完成してしまう、それがモザイク寿司の嬉しいところですね。
いつものちらし寿司の盛り付けを変えるだけで、簡単にできるモザイク寿司。
ぜひ今年のひなまつりはモザイク寿司作りに挑戦して、家族や子ども、ママ友たちをあっと言わせちゃいましょう♪