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春の体調不調を改善!東洋医学&YOGAで体のバランスを整えよう☆

メイ メイ | 2018年03月21日

春先、季節の変わり目に体調を崩しやすい人必見!春分の日あたりは、昼夜の長さや寒暖の日数が半々になってくる頃。春を「分ける」と書くのも頷けますね。自然が偏らないようバランスをとっている時期は、私たちも頑張りすぎずゆるめすぎず、程良いバランスで生活するとぐんと過ごしやすくなります。今回はそんな春先の不調に東洋医学の視点から迫り、簡単な食養生や春におすすめのYOGA(ヨガ)をご紹介します♪

 

人も自然の一部。花開く時は毛穴が開く?!

冒頭ですこし触れたように、季節に合った生活をすると人間の体は楽になります。

 

では、春って一体どんな季節なのでしょうか?

 

4000年もの歴史をもつ東洋医学から、「陰陽論」と「五行説」に注目して、春を紐解いてみましょう!

 

「陰陽論」

自然界のあらゆるものは陰と陽に分けられるという考え方

(天と地、太陽と月、昼と夜、熱と冷、男性と女性など。)

 

この考え方は〈人間も自然の一部であり、陰陽のバランスに基づいて生活すれば、おのずと健康になる〉と説いています。

 

春分の日を迎えたこの時期は、太陽の昇る高さから、「陽」が少しずつ強まり、「陰」が弱まります。

草木は芽吹き、ぐんぐん成長し、動物は冬眠から目を覚まし、一斉に動き出します。

 

 

同じようなことが、私たちの体の中でも起こっています。

 

寒さの厳しい冬の間は、体内温度を保とうとし、毛穴は閉じられます。

代謝はゆるやかになり、気持ちも静まり、内に閉じこもるようになります。

⇒「陰」の状態。

 

 

では、暖かい春がやってくると、私たちの体はどうなるでしょう?

 

冬の間にため込んだ毒素を排出しようと、閉じていた毛穴は開きます。

新陳代謝があがり、発汗が促されます。

陽が極まる夏に向けて、気持ちは高揚し、体内の働きはどんどん活発になります。

⇒「陽」の状態。

 

 

寒暖差に負けるなどして、

この陰陽の変化に体がうまく対応できないとどうなるか?

様々な症状が身体にあらわれ、春先の不調につながります。

 

暖かな春を迎えても、冬と同じ省エネ生活をしていると、

体内に熱がこもり、頭痛や便秘、イライラを引き起こすことがあります。

 

冬の間、心身に無理をさせたり不規則な生活をしていたりした人は、暖かくなったことを体が感知できないため毛穴が開きません。

新陳代謝が滞り、肌荒れや不眠、憂鬱感を招くおそれが。

 

 

つまり、

〈陰陽のバランスを上手にとること = 元気の秘訣〉

というわけです!

 

では、何をしたらよいのでしょう?

急にはげしい運動をする必要はありません。

 

  1. 早起き
  2. 朝の散歩
  3. 深呼吸

 

まずはこの3つ!

続けてみてください。

ポイントは、

朝陽を浴びること。

体内時計が整い、生活にリズムができて、心身がだいぶ楽になります♪

睡眠不足の解消にも効果が期待できますよ。

 

 

 

酸っぱいものを食べて、春の肝を冷まそう!

この章では、もうひとつの視点「五行説」から、春の不調を探ってみましょう。

 

「五行説」

万物は「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類され、人体の働きもそれぞれ呼応し合いながら、バランスが保たれているという考え方

 

 

春は、

「木・火・土・金・水」の五行の中で、「木」に、

「肝・心・脾・肺・腎」の五臓の中で、「肝」に、

「酸・苦・甘・辛・鹹」の五味の中で、「酸」に、

あたります。

 

「木」

成長して、ぐんぐん加速していく時期。

この変化に体がついていかず、頭がぼーっとしたり、だるさを感じたりする方もいます。

無理せず、すこしずつ心身を慣らしていきましょう。

呼吸とともにゆったりと体を動かすYOGAはおすすめです♪

 

 

 

「肝」

春の草木のように、のびのびとした状態を好みます。

そのため、ストレスの影響をうけやすく、肝が弱ると、自律神経は乱れ、血圧の上昇、頭痛、めまい、イライラを引き起こします。

 

「酸」

字の如く、酸っぱいもの、酸味のある食事を食べると、「肝」の上昇した気を冷ますことができます。

 

 

〈イライラする、怒りっぽい〉

そんな時は、お酢を使った料理や酸味のある果物など摂るように心がけてみると良いでしょう。

  • グレープフルーツや伊予柑など柑橘類
  • ヨーグルト
  • トマト
  • 梅干し
  • ワカメの酢の物
  • 菜の花のおひたし

 

 

 

なるほど、面白いですね!

 

なんとなく、他の季節も気になってきませんか?

試しに、〈夏〉をこの五行説に沿って、簡単にみてみましょう!

 

夏にあたるのは、

「火」「心」「苦」。

 

「火」のように燃えあがる暑い夏は、

全身へ血を送り出す「心」の働きが活発になり過ぎるから、

セロリやゴーヤなど「苦」ものを食べて、ほてりや動悸をおさえると良いですよ、

 

と、まあ、こんな風に読み解くことができるわけです。

 

 

どうやら、私たちの体と季節は切っても切れない結びつきがあるようですね!

 

 

「肝」って肝臓のこと?~「肝」の豆知識~

いいえ、

五臓で言う「肝」は、肝臓の働きのこと指すだけではありません!

気血の巡りを整え、情緒を安定させ、代謝や消化器系の働きを担う部分とされています。

 

「肝」が弱る

血液の流れや代謝が滞る

  • 首や肩のこり
  • 風邪
  • めまい
  • 不眠
  • 情緒不安定
  • 月経不順や生理痛

などを引き起こすことがあります。

 

つまり、

〈春の五臓である「肝」の衰え ⇒ 春先にあらわれる不調の原因〉

だと言えるんです!

 

冬から春へ、季節の変わり目は環境の変化も多く、ストレスや不安を感じやすい時期。

趣味や散歩を楽しむなどリフレッシュを心がけ、酸味を摂って血の巡りを良くし、「肝」を労りながら過ごしましょう♪

 

 

 

伸びてねじって呼吸して。~春YOGA編~

今回は春に弱りがちな「肝」にパワーを与えてくれるポーズをご紹介します♪

 

「アルダ・マッチェンドラ・アーサナ」

身体をねじることで腸から老廃物や毒素を取り除き、内臓器官の活性化や消化力をUPさせてくれます。「肝」の働きでもある血液や代謝の循環がよくなるので、春にとってもおすすめのポーズ♪

 

 

①両足を前に伸ばして、しっかりと骨盤を立て長座で座ります。

 

②左ヒザを曲げ、右足をまたいで置きましょう。

 

③息を吸いながら、背筋を伸ばし右手を引き上げます。

☆この時、肋骨や脇が気持ちよく伸びてる感じを味わえると、リンパの流れも良くなってさらにGood!

吐きながら右肘を左ヒザの横にひっかけます。

 

④息を吸いながら、もう一度背筋をすぅっと伸ばし、吐きながらゆっくりと左側にねじっていきます。

・背骨の下の方から一本一本を丁寧にねじっていくように。

・目線は肩越し遠くを見ます。

 

⑤ここでゆっくりと呼吸を繰り返します。

☆体内にたまった毒素を吐き出すようなイメージで、息を吐ききりましょう!

 

来た道を戻ります。

 

⑥息を吸いながら、一本一本丁寧にねじりをほどいていき、正面を向いたら、吐きながら首や背中やお腹をゆるめてリラ~ックス。

※反対側も同様にやってみましょう。

 

 

ポイントは、

『呼吸』

ポーズをとったら、吸う息でお腹がふくらみ、吐く息でお腹がうす~くなっていく腹式呼吸を意識しながら、ゆっくりと繰り返します。呼吸が内臓を温めて、体内の巡りをよくしてくれます。

 

決して勢いで動いたり、無理してねじりすぎたりしないように。呼吸に合わせ気持ちよさを感じながら、トライしてみてくださいね☆

 

 

最後に

どんなに気温や湿度を調節できるようになっても、地球上で太陽のサイクルの中で生きている限り、私たちは季節に合った生活をしないと、体に不調が出てくるんですね。

暖かくなってくると、気持ちは高ぶってきますが、体がついていけません。春の不調対策として、ご紹介したYOGAを試してみてはいかがでしょう。

 

心身のアンバランスを感じたときは、目を閉じて、ゆっくり呼吸をしてみてください。

自分のペースで、すこしずつ春の陽気を体内に取り入れていきましょう。

 

 

 

 

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