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「双子出産」管理入院なし!?&普通分娩って可能なの!?

kuratae kuratae | 2018年05月13日

双子の出産は、単胎妊婦さんとは全く違います!多胎妊娠のリスクとは?管理入院は絶対するの?普通分娩はできない?そして入院・出産費用は高額になってしまうの?など様々な不安もあることと思います。自身の経験等を元に、双子の出産についてお伝えします!

双子の妊婦さんは管理入院になる?

 

 

双子の妊婦さんは、管理入院になる確率が非常に高いです。

それは一般的な「安定期」が双子の妊婦さんにはないと言われるほど、「ハイリスク妊娠」であるからです。

 

双子には一卵性・二卵性、そして膜性によって大きく3つにわかれます。

 

  1. 一卵性:一絨毛膜一羊膜
  2. 一卵性:一絨毛膜二羊膜
  3. 二卵性:二絨毛膜二羊膜

 

一般的に、1が最もリスクが高く、3が最もリスクが低いとされています。

リスクの高い妊娠の方が、胎児の状態によって早期に入院となるパターンが多く、病院によっては安全をとって管理入院を必須としているところもあります。

 

管理入院になるのはどんなとき?

 

  • 早産の兆候があるとき
  • 妊娠高血圧症候群などの合併症があるとき

 

個人差はありますが妊娠28~30週にもなると、単胎の臨月並のお腹のサイズになるため、早産の兆候なども出やすくなるといいます。

子宮頚管が短くなっていたり、お腹の張りが頻繁にあったりする場合などは要注意です。

 

 

管理入院を防ぐ生活習慣

なるべく横になって、運動を避ける

 

 

立っているだけでも重力で下へもっていかれます。妊娠生活はとにかく安静に、横になって過ごすことが望ましいです。

「マタニティヨガ」「マタニティスイミング」なんて素敵なマタニティライフを夢見るかもしれませんが、双子の妊婦さんはなるべく我慢したほうが無難かも・・・。

 

食生活に気をつける

妊娠中毒症になりやすいのが双子の妊婦さん。むくみも出やすいのですが、食生活でできるだけ防ぐことが可能です。

塩分・糖分を控え、ヘルシーな食生活をこころがけることが大切です。妊娠中の過度な体重増加を防ぐことにもつながります。

 

私は二卵性の妊娠だったこともありますが、この2点に重点を置き、管理入院なしで38週まで過ごすことができました!

 

 

双子の場合は帝王切開しかないの?普通分娩はできる?

 

双子の妊娠と分かった時、医師から帝王切開を告げられたという方は多いと思います。おそらく、大きな病院への転院をすすめられるケースが大半でしょう。

産婦人科では、リスク回避のために双子を帝王切開で出産することを決めているというところが多いのが事実です。

ただし条件が揃えば、普通分娩を選択することは可能です。

 

 

条件には細かいものがありますが、主な部分はこの3つ。

 

1:双子でも普通分娩を行っている病院で出産すること

大きな病院である、双子の普通分娩の実績がある、緊急時に即時対応できるスタッフがいる等、病院自体が双子の自然分娩を受け入れているところでないと、まず難しいのが現実です。

 

2:リスクの少ない妊娠であること

一卵性よりもリスクが少ない二卵性の双子だと普通分娩を選択できる可能性は高くなります。

一卵性でも、病院の判断によって普通分娩を選ぶことが可能な場合があります。

 

3:母体が健康であること

双子妊婦は妊娠中毒症になる確率が通常の3倍と言われるほど、母体への負担が大きいです。普通分娩が可能な時期になる前に、母体が悲鳴をあげてしまうのです。

とにかく母体の安全が確保されない限り、普通分娩は難しいです。

 

 

私の場合は、選んだ病院が双子でも普通分娩を推奨していたこと、二卵性であったこと、妊娠中毒症や合併症がなかったことから、普通分娩を選択しました。

忘れないでほしいのは、どのタイプにしても双子はハイリスク妊娠であるということ。

帝王切開を病院がすすめているというのも、それなりの理由があるからなのです。

 

 

普通分娩のリスク(双子の場合)

 

○一人目の陣痛・出産の間、お腹の中で待機している二人目の負担が大きい

 

○一人目を普通分娩後、二人目が回転するなどして分娩が困難になり、二人目を帝王切開するなど母体への負担が大きくなるおそれもある

(私の出産した病院でも、3分の1程度でこのパターンが発生するとか・・・)

 

もし普通分娩を希望しているあなたが、「出産は絶対普通分娩でなければ」「帝王切開はお産じゃないと人に言われたから」のように思っているならば、今一度お腹の中にいる双子の赤ちゃんへの負担も考えてあげてください。

もし病院からのOKサインが出ないのであれば、無理に普通分娩を選択することもないのです。

帝王切開は双子を出産する上でより安心で安全な方法であるということも忘れないでください。

 

 

実録!双子の普通分娩

 

いざ!普通分娩に臨む!という場面になって、その経験者や体験談の少なさに不安になっているママもいるのでは?私もその一人でした。これから自分がどのように出産に至るのか?私のケースをお伝えします。少しでも参考になれば幸いです。

 

二卵性双子(二絨毛膜二羊膜)を出産した私のケース

38週0日より陣痛促進剤を開始

エコーで双子が十分な大きさに育っていること、あまり大きくなると母体や出産に支障が出るため、38週より陣痛促進剤を打つことに。
双子を妊娠するとお腹の大きさは100cm近くなるママがほとんど。

子宮も伸びきってしまっていて陣痛がつきにくいため、促進剤を使います。

土日をぬいて、間1日あける日もあり、一週間のうち4日間打ちました。

 

39週0日 破水から出産

促進剤を打ったあとに一人目が破水し、陣痛がついたためそのまま出産。
(おそらく二人目の破水であった場合、そのまま帝王切開になったかと思います)

出産時には伸びきった子宮のため陣痛が弱く、促進剤を少し足しました。二人目のために時間を短縮すること、陣痛が弱いことなどから吸引分娩でした。

一人目の産声を聞き、カンガルーケアをしつつ二人目の位置を確認。頭が下になっていて分娩可能であると判断後、促進剤を少し足して吸引分娩で出産。二人の出産間隔はちょうど10分でした。

 

 

双子の入院・出産にかかる費用は・・・

 

 

双子の場合、管理入院が長引くことなどから医療費がかかるのでは?と心配される方もいるかもしれません。

 

できるなら、事前に「限度額適用認定証」をご加入の健康保険組合から交付してもらうことをおすすめします!

これを病院の窓口に提示すれば、ひと月の支払額が自己負担限度額までになるという制度です。

管理入院にも適応されるため負担が軽減されます。

郵送でも申請可能です。交付まで1ヶ月程度かかる場合もあるので、早めに申請するのがおすすめです。

私は同じく双子妊婦だった友人が妊娠8ヶ月になってすぐ入院したのをきいていたので、まだ体が動く妊娠6ヶ月頃に申請に向かいました。

 

もちろん高額医療費申請はあとからでも可能ですが、多額の費用を用意しなくてはならなかったり、産後しばらくは育児にも手がかかりっきりで書類の整理をする余裕がなかったり・・・。

あらかじめ「限度額適応認定証」を受け取っておくことは、メリットがあります。

 

 

いかがでしたか?

双子の妊娠・出産は人によってパターンが全く違います。もし入院になったとしても、双子ちゃんを迎える大切な準備期間だととらえてゆったり過ごしましょう。

 

ほかの双子ママさんから、普通分娩したかったな・・・と言われることもありますが、ここだけの話、会陰裂傷が辛すぎて回復に年単位を要し、普通にお腹切っておけば良かった・・・と思ったことも・・・。

 

どういった方法を選んでも、メリットデメリットがあります。

元気な双子ちゃんを迎える最善の方法が見つかるといいですね!

 

 

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