時短におすすめの調味料
レシピを紹介する前に、時短におすすめの調味料をご紹介します。
今では、料理別にレトルトの合わせ調味料が販売されていますよね。
(麻婆豆腐の素、肉じゃがの素、パスタソース等…)
簡単で間違いのない味に仕上がりやすいですが、これらの調味料を使わず、自分で家庭の味を作りたいという方もいらっしゃるはず。
でも、たくさんの調味料を一々計量するのは、意外と時間がかかるもの。
そこで、レトルト調味料ほど時短は出来ないけど、自分の味付けを可能にするおすすめの調味料を紹介します。
めんつゆ
これは使っている方は多いのでは?
出汁も入っていますし、お砂糖やみりん等も入っていて、料理の味が決まりやすいです。
丼ぶり料理や煮物等におすすめの調味料。
焼肉のたれ
メーカーや商品によって、原材料が異なりますが、にんにくや果汁、その他様々な香辛料が入っていることが多いです。
そのまま炒め物にしてもいいですし、お肉を漬けむと柔らかくなりますよ。
トマトベースの野菜ジュース
洋風スープや煮込み料理等に便利なジュース。
トマト缶やトマトジュースでももちろんいいのですが、野菜ジュースなら様々な野菜が含まれているので、少ない材料でも複雑な味に仕上がります。
おすすめは無添加の野菜ジュースです。
おすすめレシピ
タンドリーチキン
朝に鶏肉を調味料に漬け込んで、帰ってきてからは焼くだけのタンドリーチキン。
カレー味なので、ご飯にもよく合います。
焼いている間に、サラダとお味噌汁を作ってしまえば、その日の夕食は出来上がり!
今回は鶏もも肉を使いましたが、鶏むね肉でもヘルシーに美味しく出来上がりますよ。
【材料】
・鶏もも肉:1枚
・カレー粉:大さじ1
・ケチャップ:大さじ1.5
・プレーンヨーグルト:大さじ1
・オリーブオイル:大さじ1
【作り方】
<朝やること>
1.保存袋かボウルに、お肉以外の調味料を入れます。
2.お肉を食べやすい大きさに切り、1の中に入れて揉み込みます。
3.2を冷蔵庫の中に入れておきます。
<夜やること>
4.フライパンで、お肉の両面に焼き目をつけます。
5.耐熱皿に入れて、オーブントースターで火が通るまで焼きます。
(焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせてください)
プルコギ風肉野菜炒め
こちらもお肉を漬け込みます。
焼肉のたれを使うので、調味料の計量がとても簡単。忙しい朝におすすめです。
今回は、以下の材料で作っていますが、お野菜はお好きなもので大丈夫です。
また、コチュジャンの量はお好みの辛さになるよう調整してくださいね。
【材料】
・牛こま切れ肉:約250g(今回は262gでした)
・焼き肉のたれ:大さじ3
・コチュジャン:小さじ1~2
・玉ねぎ(大):1/2個
・しめじ:1株
・ピーマン:2個
・にんじん:1/3本
・ごま油:大さじ1
【作り方】
<朝やること>
1.保存袋かボウルに、お肉と焼肉のタレ、コチュジャンを入れて揉み込みます。
2.1を冷蔵庫の中に入れておきます。
3.野菜類を食べやすい大きさに切ります。(これは夜にやってもOK)
玉ねぎ→繊維に沿って薄切り
しめじ→房を分ける
ピーマン、にんじん→千切り
<夜やること>
4.フライパンにごま油を引き、お肉をタレごと入れて炒めます。
5.お肉に8割くらい火が通ったら、野菜類を加えてさらに炒めます。
6.全ての材料に火が通ったら完成です。
水漬けパスタ(クリームパスタ)
最近SNS上でも話題の水漬けパスタ。茹で時間が大幅に短縮できます。
食感も生パスタのようにモチモチになって美味しさUP!
今回は、クリームパスタのレシピを載せましたが、様々なソースで作ることが可能です!
また、市販のレトルトソース等をかけるだけにしたい場合は、茹でる工程が必要です。その場合は、パッケージに表示されている茹で時間の1/3の時間を目安に茹でてください。
別茹でしない場合の水漬けパスタの調理のポイントは、パスタ自体に塩味がないので、ソースの塩加減を普段より、少し強めにすることです。
【材料】
・お好きなパスタ:80~100g
・水:800cc以上
・ほうれん草:お好きなだけ
・ソーセージ:3~5本
・牛乳:150cc
・コンソメ:小さじ1/3
・小麦粉:小さじ2
・塩:小さじ1/2~小さじ1
・粉チーズ(あれば):大さじ1
・パスタの戻し汁:50cc
・オリーブ油:小さじ1
・黒コショウ:少々
【作り方】
<朝やること>
1.バットやタッパー等に水とパスタを入れて、水漬けします。
(最低2時間は漬けた方がいいです。今回使った容器は、横に置くことが可能なお茶などを入れるポットです。)
<夜やること>
2.ほうれん草とソーセージを食べやすい大きさに切る。
(今回の写真では、茹でたほうれん草を冷凍していたものを載せていますが、生のほうれん草で問題ないです)
3.フライパンにオリーブ油を引き、ソーセージを入れて火にかけ炒めます。
4.ソーセージに火が通ったら、ほうれん草を加えて軽く炒めます。
5.フライパンに小麦粉を加えて、さらに炒め、粉っぽさがなくなったら、牛乳とパスタの戻し汁を加えます。
6.パスタ、塩、粉チーズを投入し、パスタにソースが絡まり、トロミがついたら完成です。
(パスタを投入して約2分程度です)
仕上げにお好みで黒コショウを振ってください。
ヨーグルトと切り干し大根のサラダ
切り干し大根を水で戻すのではなく、ヨーグルトに漬けて戻します。
乳清(ホエー)で戻すことになるので、水で戻すよりも栄養たっぷり。
そのまま他の調味料と和えて、おかず系サラダにします。
今回はツナ缶を使用していますが、ハムやホタテ缶、カニカマ等でも美味しく頂けます。
【材料】
・切り干し大根:30g
・プレーンヨーグルト:120g
・マヨネーズ:大さじ2
・きゅうり:1本
・ツナ缶:1缶
【作り方】
<朝やること>
1.切り干し大根を軽く水洗いします。
2.ボウルやビニール袋に1とヨーグルトを加えて、冷蔵庫に入れておきます。
(8時間程度で戻ります。戻す時間を短縮したい場合は、ビニール袋に切り干し大根とヨーグルトを入れて、出来るだけ空気を抜いて置いておくと、1~2時間程度で戻すことが出来ます)
<夜やること>
3.きゅうりを千切りにします。
4.2のボウルに、きゅうりと油を切ったツナ缶、マヨネーズを入れて、よく和えて出来上がりです。
時短のコツ
朝に簡単な下ごしらえをしておくのは、夕飯づくり時短のコツの一つです。
そのほかにも、時短のコツを少しご紹介!
火の通りにくい食材は小さめ、薄めに切る
形をしっかり残すような料理は別ですが、カレーやシチュー等の煮込み料理の際、食材に火が通りやすいように小さく切ると、煮込み時間が短縮出来ます。
小さいお子様がいるご家庭は、食べやすくもなるので一石二鳥ですよ。
買い物から帰ってすぐの一工夫
少し面倒かもしれませんが、買ってきた食材をすぐに使いやすいように加工するのも、毎日の夕飯作りを楽にするための方法です。平日対策として、お休みの日に一気にやっておくのも手ですよね。
- 野菜やきのこ類を食べやすい大きさに切り、保存袋に入れて冷凍→冷凍のまま炒め物等に使えます
- お肉類(必要であればカットして)を漬けダレと共に保存袋に入れて冷凍または冷蔵する。
冷凍野菜を活用する
スーパーの冷凍食品売り場に行けば、様々な種類の冷凍カット野菜が売られています。
もちろん、生で売られている旬のお野菜が美味しくてお手頃価格だと思いますが、冷凍野菜は下処理もしてあり、食べやすい大きさにカットされている場合が多いので、料理にすぐに利用することが出来ますよ。
野菜の価格が高騰している際にも、役立ちます。
電子レンジを活用する
電子レンジを使うと、食材の加熱が短縮できる場合がよくあります。
コンロの数が少ないご家庭でも便利な方法ですね。
さいごに
フルタイムでお仕事されているママでも、勤務前に食事の支度が進められるレシピ&時短テクニック。家事育児に奮闘しているママでも、ご主人のお弁当と夕飯準備を兼ねた効率化は、自分の時間を作る鍵になるはずです。
ただ「保育園・幼稚園の子供の支度で朝は本当に目一杯……」と、朝できない場合は、夜寝る前や夕食後に準備しておいてもOKですよ。
共働きのお母さんも、24時間育児に追われているママも、みなさんの夕飯づくりが少しでも楽になる手助けになれば嬉しいです!