リードディフューザーがおすすめの理由とは
リードディフューザーは、木が容器の中の香りを吸い上げ、優しく拡散するアロマグッズのひとつです。
火を使わないので空焚きの心配もなく、寝室やニオイの気になる玄関やトイレにもぴったり。
蒸気を発さないので、梅雨時期や蒸し暑く寝苦しくなる夜にも使えます。
小さなお子さんがいるご家庭でも、子供の手の届かないところに置いておくだけでいいので安心です。
アロマポットのようにこまめに入れ替えたりする手間もなく、実はズボラさんにこそ嬉しいアイテムなんです!
でも市販の物はけっこう高額。ブランドものだと1万円ほどする場合も・・・。
そんなリードディフューザー、
実はとってもお安く簡単に作れちゃうんです!
リードディフューザーを作るのに必要なもの
1:無水エタノール
無水エタノールは、通販やドラッグストアでも手に入ります。
2:お好みの精油もしくは香水
精油はお好きなもので構いません。1種類でもいいですが、はじめからブレンドされているタイプだと複雑な香りが簡単に楽しめます。
残り少なくなった香水でも代用できますよ。
3:瓶
瓶は適度な大きさのものなら何でも構いませんが、口が細くなっているタイプにしましょう。
無水エタノールが早く揮発してしまうのを防ぎます。
4:リードスティック(竹串でも代用可能です!)
リードスティックは専門店やネットで素敵なものも売っていますが、実は尖った部分を切り落とした竹串で代用可能です。竹串はリードスティックより控えめな香りになります。
リードディフューザーの作り方
今回は、家にあった空き瓶(使っていない徳利!)と無印のブレンドアロマオイル、無水エタノール、竹串を用意しました。
1:瓶に無水エタノールを入れます
瓶の口が小さい場合は、紙コップに注ぎ口を作って入れるとやりやすいです。
引火性があるので取り扱いには注意しましょう。
2:無水エタノールと精油は「10:1」の分量を目安に
無水エタノールのあとに精油を入れます。
無水エタノールが50mlの場合は、精油は5mlが目安です。
アロマオイルの1滴は約0,05mlなので、無水エタノールに入れながら、好きな香りの程度に目分量で調節することも可能です。
●香水の場合は
ものにもよりますが1~3倍程度に無水エタノールで薄めて、お好みの香りに調節するといいですよ。
室内にほんのり香る程度で十分なので、少し物足りないくらいがちょうどいいかもしれません。
3:リードスティックを数本入れて出来上がり!
スティックの本数によって香りの強さを調節することができます。
これで出来上がりです!
●香りを持続させたいときは
無水エタノールはそのままだと揮発してしまいやすいです。
(100mlで、容器形状にもよりますが約1ヶ月ほど)
手作りだと市販のものより減りが早いので、香りを持続させたいときはグリセリンを少量加えましょう。
もしくはベビーオイルを数滴垂らしても、油膜が揮発を防いでくれるので香りの持続に役立ちますよ。
自分なりのインテリアに合わせてアレンジも
容器さえ可愛いものを使えば、インテリア性もありとっても素敵なリードディフューザーになります!
100円ショップや、調味料の空き瓶などもアレンジ次第でオシャレなインテリアに。
リボンやスワロフスキーのパーツをつけたり、ステンシルをしたり、片方なくしてしまったピアスなどを飾りにしてもいいですね。
私は100円ショップで購入した瓶をペイントして、オリジナル仕様のものも作ってみました。
竹串では長さが足りないので、家にあった枝を差しています。
おすすめアロマブレンド
おすすめのブレンドを3例ご紹介します。
ここでは無水エタノール50ml、精油5mlの場合で記載しているので、無水エタノールの分量によって精油の量も調整してくださいね。
心身の疲れを癒すオリエンタルな香りのブレンド
ストレスなどで疲れた心身を癒すブレンド。部屋の中を香りで満たしてゆっくりしましょう。
サンダルウッド 2ml
ゼラニウム 1ml
パチュリー 2ml
イライラした気持ちを落ち着かせるブレンド
神経を鎮める効果のある成分を含んだブレンド。甘いフローラル調の香りで優しい気持ちに…。
クラリセージ 1ml
ラベンダー 2ml
ローズウッド 2ml
ぐっすり眠るための寝室にぴったりのブレンド
ほのかに甘くフルーティー、スムーズに眠りに誘うブレンド。張りつめた心を癒します。
ラベンダー 2ml
ローマンカモミール 1ml
プチグレン 2ml
いかがでしたか?
実は簡単に作れるリードディフューザー。
香りもよくプチプラ、そして置いたままでよしという気軽さは、アロマ初心者さんにもおすすめ。
香りやどんな効能のものを選べばいいかよくわからないという方は、嗅いでみて「これ好きかも」というものを直感で選ぶことをおすすめします。
アロマにはいろいろな効能がありますが、その時いいなと思った香りの効能は、今まさに自分の体が欲しているものである可能性が高いです。
様々なものを試して、自分好みの香りをみつけてくださいね!