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手足口病やヘルパンギーナ、夏に気をつけたい病気の予防と対処法

SAI SAI | 2018年07月22日

ヘルパンギーナや手足口病、「プール熱」とも呼ばれる咽頭結膜炎は、3大夏風邪と呼ばれる夏に流行する感染症です。いずれもウイルスによる感染症で、発熱やのどの痛み、さらには発疹を伴うことも。併発することもあり、悪化すると骨髄炎になることもある油断できない感染症です!今回は、これら病気の症状の違いや予防接種などの予防法、患者になった時の薬や登園はどうするかなど、詳しくご紹介します。

手足口病・ヘルパンギーナが流行る時期

 

手足口病・ヘルパンギーナは、ともに初夏から夏にかけて流行る感染症です。

原因となるウイルスは「エンテロウイルス」や「コクサッキーウイルス」。

これらのウイルスは複数の型があるため、1年に何度かかかってしまうこともあります。

 

夏は暑さに加え、生活習慣の乱れで免疫力が弱りやすくなっています。

特にお子様は、その影響を受けやすく、感染症にかかりやすくなってしまうのです。

 

 

手足口病とヘルパンギーナの症状の違い

 

手足口病は、手足や唇に発疹や水泡ができることが特徴です。

1~2日発熱することもありますが、熱が出ないこともあるようです。

 

これに対してヘルパンギーナは、突然の発熱に加え、のどの奥に水泡ができることが特徴です。

水泡は発熱してすぐに出ないこともあるため、経過を注意してみることが重要になります。

発熱は数日で下がりますが、のどの水疱は痛みを伴い食事を取ることが困難になります。

 

ヘルパンギーナと似た症状なのは「咽頭結膜熱」

こちらは「アデノウィルス」が原因の「プール熱」とも呼ばれる感染症です。

4~5日続く高熱に加え、のどの痛み、目の充血などの症状が出ます。

プールなどでのタオルの使いまわしで感染してしまうほど強い感染力があるため、熱のある時はタオルの使いまわしを避けると良いでしょう。

 

 

手足口病とヘルパンギーナ、併発することもある?!

 

ヘルパンギーナと手足口病は、同じウイルスによる感染症。

このため、同時にかかってしまったり、手足口病が直ったと思ったらヘルパンギーナ…というように連続して罹患してしまったり、ということもあるようです。

また、ウイルスの型が多様なため、何度もかかってしまうことも…!

 

 

手足口病・ヘルパンギーナの治療法

 

今のところ、手足口病・ヘルパンギーナの原因とされるコクサッキーウイルスやエンテロウイルスに対する特効薬はありません。

発熱や発疹による痛みの症状を緩和する「対症療法」が主な治療法となっています。

罹患中はゼリーや冷めたおかゆなど、飲み込みやすいものを食べ、栄養と水分をしっかりと補給しましょう。

服薬ゼリーを利用すれば、お子様でも負担が少なく処方薬を飲むことができます。

 

保育園や学校へ行ってもいいのは、

熱が下がって1日以上たってから!

 

また、水泡が治まり通常の食事を摂れるようになることも、目安の1つとなります。

感染の拡大を防ぐために、しっかりと通院して医師の指示に従って行動しましょう。

 

 

手足口病・ヘルパンギーナの予防法は?

 

手足口病やヘルパンギーナは、主に飛沫感染接触感染、そして便などからの感染です。

 

おむつ交換やくしゃみなど、普段の生活はもちろん、夏はプールでの感染にも注意が必要です。

水泡がプールでつぶれたり、素肌で感染者と触れ合ったりすることで感染してしまうことがあります。

体調が悪い時はプールに入らないことはもちろん、プール後のうがい手洗い、そしてタオルの使いまわしは避ける等、自衛することも心がけましょう。

 

プールに入る・プールの授業がある場合は、お子様に

「自分のタオルは自分だけで使い、他のお友達のタオルは使わないでね」

と徹底するのも1つの方法ですね。

 

 

感染症対策で夏を元気に!

 

夏は免疫力の低下などで感染症にかかりやすくなりがち。

感染症に対する予防も必要ですが、子どもがいざかかってしまった後に感染の拡大を防ぐことも、親としての重要な役割です。

栄養と休養を取り免疫力を高めることに加え、ウイルス対策をして感染症予防をしましょう!

また患者数を把握している小児科や医療機関には、その地区の感染症発症動向の情報が掲示されています。これはオンラインでも確認することができますので予備知識として現状把握しておくのも1つの知恵ですよ。

 

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