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子どもの感性を育てる!レオ・レオニの鮮やかな絵本たち

kuratae kuratae | 2018年07月26日

レオ・レオニの絵本というと、「スイミー」を思い浮かべる人が多いかもしれません。日本では谷川俊太郎氏に訳され、たくさんの子どもたちに夢を与えています。イラストレーターだったレオニの描く絵本たちは、独特の美しい色彩と芸術性にあふれた、感性にはたらきかける素晴らしいものばかり。そんなレオニワールドの一部分をご紹介します。

レオ・レオニの絵本とは

 

 

 

レオ・レオニとは

1910年アムステルダム生まれのイラストレーター。49歳から絵本作家として活躍し、アメリカで優れた児童文学書に贈られる「カルデコット賞」を受賞しています。

日本でも「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」などの作品が国語の教科書に作品が取り上げられ、馴染みのある絵本作家として知られています。

 

 

レオ・レオニは「色の魔術師」と呼ばれるほど、印象的なイラストを描きます。

さまざまなコラージュやスタンプなど…

 

読み聞かせをしていると、

「これ、こうやって描いたんじゃないかな?」

と子どもが指摘することも。

そのイラストに彩られた絵本は、見ているだけでも子どもの感性を刺激してくれるものばかりです。

 

そんな子どもの感性を育てるレオ・レオニの絵本を、3冊ご紹介します。

どれも読み聞かせは2~3歳から、1人読みは年長~小学校低学年からがおすすめの絵本です。

 

 

「さかなはさかな」 かえるのまねしたさかなのはなし

 

同じ池の中で暮らす、仲良しのおたまじゃくしとこざかな。やがておたまじゃくしはかえるに成長し、地上の世界で暮らし始めます。

かえるの世界をうらやましく思ったさかなは、ある日決心します―。

 

昔は一緒に暮らしていたのに、今は互いに違う世界に住み、さかなの知らないことをたくさん知っているかえる。かえるの話す地上の話は魅力的なことばかりです。

同じような経験は、きっとママやパパにも思い当たることがあるはず。でもよく目の前を見てみれば、自分もまたかけがえのない世界にいるのです。

「自分は自分、それでいいのだ」と、自分に自信を与えてくれる、そんな絵本です。

 

出版社:好学社

本体価格:¥1,572

 

 

「せかいいちおおきなうち」 りこうになったかたつむりのはなし

 

「大きくなったら、世界一大きなうちに住みたい」という、かたつむりの子ども。お父さんは子どもに、あるかたつむりの話をきかせます。

大きなうちを手に入れたかたつむりの行く末をきいた、子どものかたつむりが選んだ未来とは―。

 

自分の身の丈以上に、大きなうちを手に入れたかたつむり。大きくて華やかで、じまんのおうちです。

でも、周りはその大きなうちをどう見ているでしょうか。

インターネットやSNSが発展した今、自分を自分以上に大きく見せることが当たり前のような世界になりました。

そんな世界へ羽ばたいていく子どもたちに、本当に大切なこととは何か、きっと伝わる絵本だと思います。

 

出版社:好学社

本体価格:¥1,572

 

 

「アレクサンダとぜんまいねずみ」 ともだちをみつけたねずみの話

 

人間においかけられながら、ひとり懸命にくらしているねずみのアレクサンダ。

彼はある日、みんなに可愛がられているぜんまいねずみのウィリーと出会います。

2人は仲良くなり、アレクサンダは自分もぜんまいねずみになりたいと願うようになります―。

 

ねずみのアレクサンダは、ぜんまいねずみのウィリーをうらやましく思います。

きっと誰でも共感する感情でしょう。

アレクサンダとウィリーの友情に、最後はママも感動。

 

4歳の息子ははじめて読み聞かせしたときに、

「アレクサンダはぜんまいねずみになりたかったのに、さいごはどうしてこうなったの?」

ときいてきました。子どもと一緒にアレクサンダの気持ちを語り合う時間は、かけがえのないものになりました。

 

出版社:好学社

本体価格:¥1,572

 

 

最後に

 

 

色彩の魔術師、レオ・レオニの絵本の世界をご紹介しました。

哲学的なストーリーは、子どもだけでなく、読み聞かせているママやパパの心にも響く深いものばかりです。

きっと子どもたちの心も豊かにしてくれることでしょう。

レオ・レオニの絵本は他にもたくさんあります。ぜひこの機会に手に取ってみてくださいね。

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