ジャーマンポテトはドイツ料理ではない!?
ジャーマンポテト、実はドイツ料理ではないんです!
衝撃ですよね。
ドイツ料理に「ジャーマンポテト」と呼ばれる料理はありません。
似たような料理には、「ブラートカルトッフェル(焼いたポテト)」や「シュペックカルトッフェルン(ベーコンポテト)」があります。
そんなジャーマンポテトのルーツは諸説あります。
アメリカ料理の一つである「ジャーマンポテトサラダ」が日本に伝わって、「ジャーマンポテト」になった説や、ドイツのポテト料理が日本に伝わった際に、日本人が「ジャーマンポテト」と名付けた説など…
調べてみると面白いですね!
日本でのじゃがいもの歴史
じゃがいも自体は、アンデス高原が原産地と言われています。
日本に入ってきたのは、400年以上前とされており、オランダ人が長崎に持ち込んだことが始まりと言われています。
しかし、現代の日本でじゃがいもの産地と言えば北海道ですよね?真逆と言っても過言ではない場所で、現在は多く栽培されています。
ちなみに北海道に上陸したのは、長崎に持ち込まれてから100年後。1706年に北海道で栽培されている記録があるそうですよ。
じゃがいも…実は美容に良い!?
じゃがいもは炭水化物に分類される食品で、ダイエットの大敵と捉えている方もいらっしゃるかと思います。
確かに、炭水化物なので食べすぎると炭水化物の摂りすぎになってしまうかもしれませんが、同じ重さの炊いたご飯と比較すると、カロリーは半分!ちなみに糖質量も半分以下です。
しかも、じゃがいもは、美肌に良いと言われているビタミンCや、むくみに良いと言われているカリウム等を豊富に含んでいます。
ビタミンCはハリのあるお肌を作るコラーゲンの生成を助ける役割がありますよ。
ジャーマンポテトのレシピ
早速、ジャーマンポテトのレシピをご紹介します。
材料(4~5人分)
・じゃがいも(男爵):5~6個
・ソーセージ:約10本
・ベーコン:5枚
・にんにく:2片
・オリーブオイル:大さじ1
・粒マスタード:大さじ1
・塩・胡椒:少々
作り方
1.以下のように食材の下ごしらえをします。
・じゃがいも(皮ごと調理):きれいに洗って、大きめの一口大に切る
・ベーコン:2cmくらいの幅に切る
・ソーセージ:食べやすい大きさ
・にんにく:みじん切り
2.お鍋やフライパンにじゃがいもと水をひたひたに入れ、火にかけます。
3.水分がなくなるまで火を入れて、粉ふき芋を作ります。
4.別のフライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れて火にかけます。
5.にんにくの香りが出てきたら、ベーコンとソーセージを加えて炒めます。
6.ソーセージに火が通ったら、3の粉ふき芋をと粒マスタード、塩、胡椒を加えてさっと和えて出来上がりです。
補足説明
今回紹介するレシピはとてもシンプルな味付けなので、「基本のレシピ」と捉えてください。
アレンジは自在ですよ♪
<アレンジの例>
・コンソメ(粉状)を加える→濃い目の味になるのでごはんのおかずにぴったり
・ローズマリーやパセリなどのハーブを加える→香りが出て、おしゃれな味付けに
・カレー粉を加える→子供たちの大好きな味に
・薄切り玉ねぎを一緒に炒める→お野菜も摂れて栄養価UP
今回は男爵芋というほくほく食感が楽しめる品種を使っていますが、煮崩れしにくいメークインでも美味しく作ることが出来ます!
また、粉ふき芋を作ってから他の具材と合わせましたが、面倒な方は電子レンジでじゃがいもに火を入れてもOKです。
余っちゃった場合は?
たくさん作り過ぎて余った場合もアレンジ可能です。
もちろん翌日温め直してそのまま食べても美味しいですよ♪
<リメイクの例>
・ポテトサラダ(玉ねぎやきゅうりを加え、マヨネーズで味付け)
・ポテトグラタン(ホワイトソースと和え、チーズを乗せてオーブン等で焼く)
・カレー(煮込んだお肉や野菜などと合わせて、カレールウを入れる)
・オムレツ(溶き卵と合わせてオムレツを作る)
シンプルな料理なので工夫しやすいのが魅力!
ぜひ、お好きな料理にアレンジしてください♪
まとめ
いかがでしたか?
粉ふき芋を作るのに少し時間がかかるかもしれませんが、基本的に火にかけたまま放置です。その間にサラダやスープ等、他の料理を作れば時短に繋がりますよ。(もちろん、火をつけている間は台所から離れないようにしてください)
私はジャーマンポテトをホームパーティーに持っていきました!汁気がない料理なので、持ち運びしやすかったです。
子供たちに大人気で、あっという間に売り切れてしまいました。
ぜひ作ってみてください♪