アタック350 リップルパレット
廊下・子ども部屋など、足音が主に気になる部分に取り入れたのがこちらです。
リップルパレットは⊿LL-4という遮音性能表示があります。
数字が大きくなるほど性能が高く、これはかなり高い数値といえるものです。
サイズは40×40。我が家は廊下の横幅が約80cmだったので、ちょうどよかったというのもあります。
ループパイルで弾力性もあるので、歩き心地も「ふかふか」といった感じです。
(時間がたつとへたってきた気もしますが…)
届いてすぐは、おそらく工場でのカットの際に出た遊び毛が出ますが、本体からはほぼ遊び毛は出ません。
子ども部屋は、「ぞうげ」と「よもぎ」の2色使いにしました。
ちょっと毛足が固めです。
柔らかいソワレと比べると、最初はちょっとチクチク感のようなものが気になりました。
それも時間がたつと馴染んできます。
「ぞうげ」はベージュに近いような落ち着いた色合い。
ベーシックな色ではありますが、明るめのフローリングに敷くと少し暗い印象になりがちなので、個人的にはもうちょっと明るめの色展開が欲しかったところ……。
※「ぞうげ」より白に近い「スノー」というカラーのある、「アタック270キャンバスファイン」という商品もあります。こちらは⊿LL-3であるため、遮音性能を優先して我が家では最終的にリップルパレットを選びました。
スクエア2300 キヨラ
ダイニングに敷いたのは、キヨラ。50×50でリップルパレットより一回り大きいサイズです。
そしてこちらもループパイルです。
選んだ理由は、最も汚れがつくであろうダイニングでは、毛足が短いことと、このさりげない柄が効いてくるということ。
実際、多少汚れが残っても、ほとんど分かりません。
ループパイルはループがほどけてくるということがありますが、今の時点ではほとんど気になりません。チクチク感もこちらはさほど感じませんでした。
キヨラとリップルパレットを隣合わせて貼りましたが、気に入った「フォグ」の色合いと「ぞうげ」の色味の差が気になってしまい…
だったらいっそしっかり分けよう、ということで1ラインだけ「ココア」を挟みました。
このココアのアクセントが絶大!
オシャレさがアップしたような気がします。
ちなみに、同じスクエアシリーズのキヨラとソワレは色のトーンが近いので、そのまま隣り合わせても違和感はさほどありませんでした。
スクエア2400 ソワレ
リビングには、カットパイルでふわふわの質感が心地よいソワレを選択。
防音アップのためラグとの併用です。
ループパイルと比べると、やはり「ふわふわ感」が違います!
毛足が長めな分、届いたときは裁断面からの遊び毛が半端なく出ます。
(というか、一緒に梱包されて大量に入ってくるのでご注意を)
掃除機片手に、遊び毛を始末しながら敷くことをオススメします。
敷いてしまえば、本体から遊び毛が出るということはほとんどないので、ご心配なく!
時間がたつとカーペット同士の毛足が馴染んで、1枚の大きなカーペットのような雰囲気になります。
一番明るい「パール」を選びましたが、防汚効果も高いようで汚れもつきにくいです。
併用しているラグについてしまって落ちない汚れも、ソワレには残っていません。
10ヶ月使用のタイルカーペットの上に、キレイなサンプルを置いてみました。
ちょっと毛足がつぶれた印象はありますが、色はほとんど差がありませんよね。
実際の防音効果はどうなの?
実際、下階で音の変化を試したわけではないのですが…
生活していても、「音の響かなさ」は実感します。
もちろん、子どもの走る音、ジャンプ音などは防げません。
ですが、ミニカーを走らせる音や、スプーンなどを落とした音など、ひきずり系の音や生活音はかなり軽減されたのでは?という印象です。
モノを落とした「カッツーン!!」という音が「ポトッ」に変わったという感じでしょうか。
キヨラ・ソワレはともに遮音性能の表示はありません。
しかし部屋全体に敷いたことで、音の振動が伝わらなくなり、防音効果が出ていると個人的には感じています。
特にソワレは毛足も長い分、ふわっと感がプラスされているので、フローリングに比べると遮音効果があるような気もします。
防音ラグなどと併用すれば、かなり効果は出るのではないでしょうか。
あとこれは嬉しい誤算なのですが、タイルカーペットを敷いてからお皿や花瓶が割れなくなりました!
(タイルカーペット敷いていないキッチンでは、普通に割れています……)
これはやはり、タイルカーペットのクッション性のなせる技だと思います。
タイルカーペットでストレスフリーな生活を!
我が家がタイルカーペットを敷きつめるために、結構な出費をしたのはもちろんですが…
それ以上に、心の安定を得られたのは確かです。
防音だけではなく、実際掃除もラクですし、冬場の足のひんやりもなくなって、床でゴロゴロできるようになり快適そのものになりました。
床暖をつけることも減ったので、電気・ガス代の節約にもなっています。
ちなみに夏場も、意外と過ごしやすかったですよ!
エアファインのおかげか裸足でもニオイが気にならなかったですし……!!
赤ちゃんの頃はコルクマットやジョイントマットも使いましたが、子どもが大きくなってくるとインテリア性にも気を配りたくなるところ。
タイルカーペットは、居心地良さ・掃除しやすさ・インテリア性を考慮しても、いい買い物だったと思います。
子どもに過度に大人しくするよう言いつけたり、ちょっと物を落としてビクビクしたり。
世間でも、そのように騒音トラブルで心を悩ませ、育児に行き詰まってしまうママの話をよく聞きます。
子どもが音をたててしまうのは、仕方ありません。
大人でも、音を立てずに生活するなんて無理です。
出来ることはやりつつ、少しでもストレスの少ない生活が送れますように……
クッション性や汚れ落ちを比較した前半記事はこちらからチェック!