妊婦の副鼻腔炎「辛い!どうしよう!?」治療と対策の体験談

ろっこ ろっこ | 2018年12月29日

普段から花粉症や鼻炎に悩まされている人は、副鼻腔炎・蓄膿症になった経験、ありますよね?悪化すると鼻だけでなく、目の周りが腫れるように痛くなり、虫歯のような歯や歯茎の痛みに襲われます。「もし妊娠中にかかってしまったらどうしよう……」と心配する人、いるはずです。今回は妊婦の副鼻腔炎体験談。自宅での対策実話や、耳鼻科に行った結果などをお伝えします。

 

痛い……「副鼻腔炎」

副鼻腔炎といっても、軽度のものから症状の重いものまで幅は広いはずです。鼻水が出ていれば副鼻腔炎とよばれます。自然治癒ものぞめるので、妊婦さんは鼻をかむなどの対処で済むかもしれません。

 

 

ここで語るのは重傷の「急性副鼻腔炎」のこと。副鼻腔にうみがたまり、我慢できないほどの痛みに苦しみます。

 

  • 頭痛
  • 目の痛み(開けられなくなる)
  • 顔の痛み(目元や頬骨の辺り)
  • 下を向くと顔の中に重りがあるように感じる
  • 歯が痛い
  • 鼻の奥で「ツキン」という突くような痛み

 

元々アレルギー性鼻炎をもつ私にとって、急性副鼻腔炎は経験済み。症状の特徴を知っていたので焦りはしませんでしたが、妊婦なので初日は「我慢するしかないのかな……」と思ってしまったのです。

 

それでは自分でやってみた対処方法をご参考までに。

 

 

歯の痛み…「口に氷を入れる」

まるで虫歯のようにズキズキと痛む歯や歯茎。実際に虫歯が原因ではないので、急性副鼻腔炎さえ治ってしまえば嘘のように収まる痛みのはずです。

そこで痛みを緩和(ごまかす?)ために、氷を口に入れて、我慢しました。

 

 

【アドバイス】

直接治癒につながることはありませんので、耳鼻科に行くまでの我慢の”つなぎ”としてなら有効。夜痛くなり、翌日、耳鼻科診療時間まで我慢する状況なら気休めになります。痛くて眠れないなんて場合にもおすすめです。

ミント系ののど飴も多少の気を紛らわしてくれますが、妊婦にとって余計なカロリーは取りたくないので、氷の方が安心ですね。

 

 

鼻づまり対策おすすめ

 

■ツボ「迎香・鼻通」を押す

副鼻腔炎がひどくなると、鼻から空気がまったく吸い込めない状態になります。いくら鼻をかもうとしてもピクリとも動かない、完全封鎖されたイメージです。

鼻水を溜め込むのは副鼻腔炎の天敵なので、自分でできる鼻つまりのツボ押しをしてみました。

 

 

  • 「鼻通(びつう)」という小鼻の上の方にある付け根部分にあります(画像左参照)。ツボに指をのせて頬骨の方に広げるイメージで押します。
  • 「迎香(げいこう)」といって、小鼻のすぐわきのツボです(画像→)。指先を押しつけてくるくる回転させます。

 

【アドバイス】

思っている以上に有効でした。ただし重度の状態になると、押す以前に触れるだけでも痛いので、症状が軽いうちの対策としてならおすすめできます。ただし強くやりすぎて逆効果になったことがあるのでご注意を。

 

■蒸気の力は偉大!

 

鼻の奥の方でたまった鼻水を、いくらかんでも出てこなかったのに、蒸気を使うとズルズルと排泄することができます。一番楽になれるのは入浴中に湯気にたっぷりふれること。

毎度お風呂に入るのは大がかりなので、おすすめはマグカップ!熱湯を注いで「ふぅ~ふぅ~」っとするだけで、湯気が鼻の穴にかかりますよ。加湿器やアロマスチームでももちろんOKです。

【アドバイス】

蒸気を止めるとわりとすぐまた鼻水が溜まってしまいます。一度鼻をかんだら、すかさず鼻通りを持続できるような方法をやるとよいですよ。

 

■アロマ&マスク

少しでも鼻をかまない間にどんどん鼻はつまってしまいます。そんな時は常に鼻が通る環境にしてあげたいので、私はマスクにたまたま持っていた「ハッカ油」をマスクにスプレーして着用していました。

 

 

【アドバイス】

鼻呼吸が維持できるのでおすすめ。吹きかけるのはマスクの外側で、スプレーする時は、ある程度離して噴霧するのがおすすめです。香りが強すぎても鼻に刺激となってしまうため。

 

 

■メントール系を使う・塗る

小鼻の横や鼻の穴の周り、鼻の下などに、メントール系のリップを塗ると、鼻が少し通ります。「ヴィックスヴェポラップ」をのどや胸や背中に塗ったりもしてみました。

 

 

【アドバイス】

劇的な変化は感じませんでしたが、気休めになります。また鼻の周りにリップクリームを塗ることは、皮膚のケアにもなります。鼻をたくさんかむと鼻の周りがただれてしまうので、保護の役割として意味があったかもしれません。

 

■手動の鼻水吸い器

赤ちゃんや子供の鼻水を、大人が口を使って吸い取るアナログタイプの「鼻水吸い器」がありますよね?ベビー用品が意外にも活躍しました。自分の鼻水を自分で吸うという怪しい格好ですが、電動タイプよりよっぽど吸引できました。

【アドバイス】

一気に吸い込もうとせず、小刻みがおすすめです。耳に異常がないように気をつける必要がありそうですが、自分の身体なのでほぼわかると思います。

 

 

 

微妙だったランキング

個人の感想ですが、あれこれ試した中で、効果が実感できなかったものや、自分には合わなかった方法も紹介しておきます。

 

■鼻づまりに「鼻孔テープ」

鼻づまりによる睡眠不足はストレスになるので、鼻孔テープも試してみました。貼った直後は良くて、鼻から空気を取り込む道が広がったように感じたのですが、すぐ鼻水も溜まるし剥がれやすいので、私は長続きしませんでした。

【アドバイス】

元々お気に入りの「鼻孔テープ」があるなら良いと思いますが、「これで楽になれる!」と期待して貼ると、ガッカリするかもしれません。

 

■乳幼児向けの電動鼻水吸引器

「電動鼻水吸引器」で、なぜ微妙!?と思うかもしれませんが、私のもっていた「メルシーポット」では、奥を塞いでいる鼻水はびくともしませんでした。

耳鼻科の施術とまではいかずとも、ある程度は吸えると期待していたので、残念でなりません。先に記載した通り手動タイプの方我使えました。

【アドバイス】

2011年式の商品だったためか、上手に使えず、スッキリしませんでした。最新式のなら、効果があるのかしら?

 

■鼻をティッシュで刺激

 

あまりにも鼻が詰まっているのでわらにもすがる思いで試したのが鼻の刺激。「くしゃみを出せば鼻水がズルズル出てくるのでは?」と、細くねじったティッシュを鼻の奥にいれてみました。くしゃみと涙が出続けるだけで、とても改善するとは思えませんでした。

【アドバイス】

鼻がおかしくなるので、やめましょう。

 

耳鼻科にて

私が急性副鼻腔炎になってしまったのは妊娠後期でした。自宅による自然治癒は難しかったので、耳鼻科に相談すると、「どうしてもっと早くこなかったの」と怒られました。

抗生剤は出されず、妊娠後期で使える点鼻薬をもらいました。治療は、毎日耳鼻科に通って鼻水吸引をし、自宅で点鼻薬と鼻かみをするという方法です。

 

 

ただこの時既に、顔面も歯も痛く、目も半開きしかできない状態だったので、痛み止め「カロナール」を処方してくれました。

結局、本当に痛かった辛さからは、カロナールが効いたおかげで2日目には楽になってきました。症状そのものは1週間ほどで落ち着いた記憶があります。

 

 

最後に

先に紹介した自宅対処法は、あくまでも気休めで、予防レベルならよいと思います。ちょっとでも鼻に異変を感じた時は、早めに耳鼻科にいき、悪化する前に治療しましょう。妊娠中の急性副鼻腔炎は、本当にしんどいですからね。

ただ、年末年始や大型連休で、耳鼻科にかかりたいのに病院が開いていないという場合が困ります。妊娠中なのでむやみに薬は飲めないですからね。救急に行きたくても耳鼻科医が在住していないタイミングもあります。もし自宅で我慢や対処をするしかないときは、参考までに試してみてくださいね。

 

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