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乾物の種類&栄養を解説!実は栄養満点の乾物、食べなきゃ損かも!?

Mio Mio | 2019年01月08日

スーパーの乾物コーナーに行くと、野菜や海藻類など、何種類もの乾物商品が陳列されていますよね。食べられる状態に戻すのが面倒だからと、普段使わない方もいるかと思います。しかし、乾物の中にはあっという間に調理できる食品もありますし、乾物はうま味もたっぷり!そして栄養もたっぷり!!ついでに保存性もある万能食材なんですよ♪今回は、乾物の種類や保存方法、栄養価などをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

乾物とは?

 

乾物とは水分を抜いて乾燥させた食べ物のこと。
冷蔵庫がなかった時代、昔の人が旬の食べ物を長期間保存して食べられるように工夫した保存食品です。
旬の食品は栄養価が高く、味も美味しいので、無駄なく食べようとしたからだと言われています。
万葉集(7世紀~8世紀に編まれた日本最古の和歌集)に乾物が登場している程、日本における乾物の歴史は古いのです。
水分を抜くことにより、食品が軽く携帯しやすいという利点もありますよ。

 

 

乾物の種類とは?

多くの種類の乾物がありますが、家庭でよく使われる代表的な食品代表的な料理をご紹介します。

 

切り干し大根

 

大根を千切りにして、天日干ししたものです。
11月頃から冬の間に作られ、寒い風が吹く中、日光に当てて乾燥させます。
ご家庭では「煮物」が代表的な料理だと思いますが、サラダにするのもおすすめ。食感が楽しめる料理になりますよ。

 

高野豆腐

 

豆腐を茹でて乾燥させたものです。
「しみ豆腐」や「凍り豆腐」という呼び方もあります。
現在は工場で作られているものが多く、作り方には「重曹法」と「アンモニア法」の2種類があります
重曹法で作られた高野豆腐は、そのまま調理しても問題ありませんが、アンモニア法で作られた高野豆腐は、必ず水やお湯で戻してから調理する必要があります。
豆腐が原料なので、戻した後は傷むのが早いのが難点。すぐに使い切るようにしましょう。
ご家庭では「含め煮」や、ちらし寿司の具などが代表的な料理です。

 

干し椎茸

 

椎茸(しいたけ)を干したものです。
生の椎茸よりも香りや味が強いです。
戻した後の水(戻し汁)には、うま味成分がたっぷりと入っているので、煮物や汁物など様々な料理に活用できます。
収穫時の椎茸の状態によって、「どんこ」「香信」の2種類に分類できます。
「どんこ」はかさが7分開きの頃収穫されており、肉厚で、味や香りも強いのが特徴です。
「香信」はかさが開き気味のときに収穫されたもの。かさが薄めなので、細く切って使う料理に向いています。
筑前煮などの煮物おこわの具などによく使われます。

 

ひじき

 

春に収穫されたひじきを、渋みを取るために似てから乾燥させたものです。
芽ひじき長ひじきがあり、芽ひじきは葉の部分を使ったもので柔らかく、長ひじきは茎の部分を使ったもので歯ごたえがあります。

乾燥ひじきで作られているのは、煮物和え物炊き込みご飯などが代表的です。

 

 

グルテン(小麦粉のたんぱく質)を分離して、もち粉などを加え、形を整えて焼いたものです。
スーパーやお店の売り場に行くとわかりますが、麩は形や大きさが様々です。
車輪のような形で層になったものを「車麩」、小さく色づけされている「花麩」や「手毬麩」、板状の「板麩」などの種類があります。
大きいものはすき焼きや煮物の具として調理され、小さいものはお吸い物などの汁物に入れられることが多いですね。

 

 

乾物の保存方法

 

保存食品ですので、そのままでもある程度の期間保存できますが、より防ぎたい場合次のように保存します。

 

・乾燥剤を入れる
・ジッパー付きの保存袋を使う
・空気を抜いて、高温多湿を避けて保存する
(冷蔵庫がベスト)

 

長期保存が可能な食品ではありますが、開封後は1か月を目安に食べきる方がいいでしょう。
風味や味が落ちたり、ものによってはカビが生えたり、虫がよってきたりする場合があります。

 

 

乾物の栄養は?

 

天日干しをした食材は、天日干しをする前よりも栄養価が高くなる傾向があります。
太陽光に含まれる紫外線に当たることにより、野菜に含まれるうま味成分・ビタミンD・アミノ酸などの栄養素が増えるという研究結果があるようです。
なお、ビタミンCは熱や光により壊れやすい性質があるため、乾物からは摂取しにくいと考えた方がよさそうです。

 

切り干し大根

 

生の大根はビタミンCと食物繊維が豊富に含まれている食品ですが、先ほども述べたようにビタミンCは切り干し大根にすることである程度壊れてしまいます。
その一方で、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄などの栄養価は生の大根に比べて高いようです。
また、食物繊維はそのまま残っていますので豊富にあります。
ビタミンB群は水に溶けやすい性質を持っていますので、切り干し大根の戻し汁は、味噌汁や煮物のだし汁として使えば無駄になりませんよ。

 

高野豆腐

豆腐を乾燥させたものですので、植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
またミネラルも豊富で、カルシウムなどが含まれており、貧血になりやすい女性や育ち盛りのお子様などに嬉しい食材です。
ビタミン類はあまり含まれていないので、ビタミンの豊富な野菜と合わせて調理すると良さそうですね。

 

干し椎茸

生の椎茸には、エルゴステリンという成分が豊富に含まれていますが、エルゴステリンが日光に当たると、ビタミンDに変化します。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける性質がありますので、カルシウムが多く含まれる食品(乳製品や小魚など)と一緒に食べると、効率的にカルシウムを摂取することができます。
また、キノコ類特有に栄養成分である、エリタデニンレンチナンという物質も含まれています。
エリタデニンはコレステロール値の改善を助ける働き、レンチナンにはがん細胞が増えるのを抑制する働きがあると言われています。
そして、干し椎茸はグアニル酸グルタミン酸と呼ばれるうま味成分がたっぷり含まれています。
干し椎茸の戻し汁は捨てずに、ぜひ活用してください。

 

ひじき

ひじきには、カルシウムカリウムなどのミネラル類が豊富で、特にカルシウムは海藻類の中で最高の含有量です。
カリウムはむくみ対策に良いとされており、鉄は貧血対策に効果があるとされているので、女性に嬉しい食材と言えそうですね。
水溶性の食物繊維も豊富なので、便秘気味の人は食べてみるといいかもしれません。

 

 

麩は植物性たんぱく質であるグルテンで出来ているので、たんぱく質が豊富です。
グルテンを分解してできるグルテンペプチドには、血圧低下や胃液の分泌を抑制する作用があるので、高血圧や胃潰瘍などの対策に良いとされています。

 

 

乾物を食べて元気に!

 

手軽で栄養たっぷりの乾物
調理が難しいと思っている方もいるかもしれませんが、戻して切って似るだけ、戻して汁物に入れるだけなど、意外と簡単なのもうれしいところ。
簡単レシピもたくさんあるので、ぜひ、普段の食事に乾物を取り入れてみてください!

 

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