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子連れ出勤に「賛否両論」?でも優劣くっきり、否は少数派……?

ぽい♡ずん ぽい♡ずん | 2019年02月14日

2019年1月、政府が「子連れ出勤」を後押しをすると表明し、世間がザワザワしている。これに対し、多くの課題が意見され「賛否両論」の言葉も目にするけれど、実際には反対意見を目にすることが多いように感じる。もちろん職種や働き方、環境によっては賛成派もいるのは確か。今回は世間に散らばっている意見を、ちょっとまとめてみたわ。

 

「子連れ出勤」は無理との意見

 

子どもを連れて仕事場にいくという「子連れ出勤」。反対意見には、物理的に無理という内容のものが目立つ。

 

  • 職場内に子どもの居場所がない。
  • 子どものお世話で作業を中断できる仕事ではない。
  • 安全面や衛生面で不可能。

 

ほか「仕事に集中できない」や「周囲の従業員に迷惑がかかる」など心因的な懸念も。たとえ政府から推奨されても、子供同伴で仕事をするには限界があるようよ。企業が「子連れ出勤」の受け入れ体勢を整えない限り、浸透するとは言えないみたい。

 

 

「子連れ出勤」アリな職種

 

ただ、職種によっては子供同伴が可能な職場もある。子供が仕事に支障なく居られる環境なら、「子連れ出勤」は親にとって悪くない話。

 

 

  • 子供向け施設やキッズカフェなど。
  • 保育所、託児所、学童補助など。
  • デイサービスやケア施設など。
  • 直行直帰型の清掃サービス。
  • 移動販売。
  • マザーズグッズや子供グッズ関連(商品企画)。
  • 自宅兼で店舗を構えている、個人企業が雇い主。
  • 農作物の収穫作業や世話など。

 

ただし、いずれの職種も「アウトではない」というだけ。例えば一見、子連れ出勤しやすいイメージの保育所でも、「業務として子供を預かりながら我が子を見るのは、注意力に欠けてしまいトラブルの元」とか「自分の子が混ざることで不公平感が気になる人が出る」ととらえる人も……。

職場の環境が「子連れ出勤」に対応できそうなら、保護者としては助かるケースも多々あるけれど、それが許される職種の幅は広くないはず。

さらに言うなら、子供の居場所が確保できている企業と、オフィス内で一緒に過ごすケースとでは感覚も全く違ってくるわけだし。

 

 

働くママの「子連れ出勤はありがたい」編

 

反対派が多い「子連れ出勤」だけど、実際、助かったという意見も聞こえるの。それは女性がぶち当たる「出産・育児」の壁によるもの。

 

  • 子供を産んだら、仕事を辞めなくてはならないという不安。
  • 子育てが一段落するまで、社会復帰できない可能性がある。
  • ブランクを取り戻せるか、心配でならない。
  • 仕事は続けたい。でも預け先がなかったらどうしよう。
  • 生活のために働かなければならない。でも子供はどうしたら…。
  • 送迎の負担が減るから、助かる。
  • 子供の状況が職場にも伝わるから体調不良時にも慌てなくて済む。

 

いろいろなケースがあるはずだけど、「仕事を続けたい」「働き続けなければならない」というママには、「子連れ出勤可能」は実にありがたい仕組み。

だからといって、問題がないわけではない。「子連れ出勤」を容認してもらう背景には、周囲への気遣いや、集中力散漫にならぬよう注意するなど、努力や我慢の覚悟があるはず。

 

 

働くママの「子連れ出勤が辛かった」編

 

働き方の選択肢が広がるというメリットもあるけれど、子連れ出勤が辛かったという声も拾うことができたわ。

 

  • 子供がいつ騒ぎ出すか、常に冷や汗ばかり。
  • 子供嫌いな同僚には、うっとおしがられていた。
  • 仕事が全然はかどらず、集中力散漫、ミスも多くなった。
  • 作業効率が低下するのに「給料泥棒」と嫌味を言われた。
  • 文房具すら凶器になるので、躾に苦戦した。
  • 紙を破いたり、PCを叩いたり、職場に支障をきたす。
  • デスクに登ろうとしたり、収納を漁ったり、全く落ち着かない。
  • 子供にとっての環境もよろしくないと感じた。

 

「子連れ出勤」は、子供の性格にも左右されるの。泣かず騒がず、大人しく職場に居てくれるタイプの子もいれば、1分としてじっと座っていられない子もいる。後者の場合は、「子連れ出勤」がOKでも、結果的に仕事を辞める決断をした人も少なくないようよ。

 

 

ところで「母親」前提なの?

 

多くの女性たちからあがった疑問が「子連れ出勤は母親の選択肢という前提?」とう声。

あちこちで意見が飛び交っているから、みなまで言う必要もなさそうだけど……。女性目線で言うと、「ほんま、それ。」って感じた人、多いようよ。

 

「子連れ出勤」が男性にもうながされているなら納得もいく。でも「乳幼児は母親といることが大事」という政府の発言が、「女性前提」をイメージづけてしまったようにも取れる。

本来は女性を思っての表明だったはずでしょうが、その発言や、保育士不足や施設不足問題に手が回っていない現状から、「子連れ出勤=女性の負担」という印象に傾いてしまったのかもしれない。

 

  • 率先して子育てをする
  • 仕事もする
  • 家事もする

 

正直、「子育て」だけでも重労働。それに加えて仕事と家事と……。果たして男性にこれを望んだら、何%の人がサラリとやってのけれるかしら?

 

 

「子連れ出勤」に求めるもの

 

世の女性が求めているのは保育園の新設や、保育士不足を解消するといった抜本的な対策。「子連れ出勤」の推進に腹を立てたりするのは、企業や個人任せや筋書きの不完全さからくる心理かもしれない。

 

でも「子連れ出勤」という発想そのものは、悪くはないのよね。託児施設や保育園の送迎を、職場に統合できれば、時間も有効活用できるし、身近なところに我が子がいるのは、ママとしても安心だから。

 

  • 職場に託児用の一室(個室)が設けられている。
  • 個室といえど、広さや定員など託児が潤滑に行えるための条件を掲げ、それを満たしている。
  • 託児室係が常駐している。

 

実際、この3つを実践できている企業はあるし、環境さえ整っていれば、仕事と育児が分離型の「子連れ出勤」は可能。働くママたちからも好評のようよ。

それに「子育ての時間」と「自分の生活圏」の線引きのため、仕事を辞めたくない人もいるくらいだもの。

待機児童問題がなかなか進まないのなら、国が企業に環境を整えられるだけの支援を期待する感じかしら。実際、いくらくらいなのかは規模によっても違うし、個人も月額の利用料を払うだろうし、想像もつかないけれど……。

でも支援に対しての監査も必要になるだろうし、口で言うほど簡単じゃないのかも。

 

 

最後に

今回「子連れ出勤」に対する意見を収集する中、在宅ワーカー目線で振り返ってみたの。

 

  • 在宅は子供と一緒にいられる。
  • 急な子供の体調不良に対応できる。
  • 自宅なので、送迎や出勤の時間がない。
  • 同僚への配慮など、気を遣わずにすむ。

 

ここだけ見ると本当に、在宅ワークは理想的。でも、ぶっちゃけ、子供が1歳を越えたあたりから入園するまでの間は、仕事に集中できなかった。

そんな過去を振り返ると、もし自分が「子連れ出勤(託児環境なし)」をしたとしたら、続けられなかったかもしれない。でも託児環境の整った「子連れ出勤」なら、在宅ワークよりも有意義な時間が過ごせたとも思う。

 

現状「子連れ出勤」に対して、「賛否両論」と言われているほど、賛成の数は多くなく、反対が大多数の印象。優劣はついている気もする。それでも働き方の合う合わないは人それぞれ。今回の政府「子連れ出勤」後押しのニュースを機に、自分が働きやすいかたちを一度交通整理してみてね。

 


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