「夫には解るまい…」小さな幸せと小さな世界に潜む、大きな孤独

ぽい♡ずん ぽい♡ずん | 2019年03月21日

結婚した夫婦間に考えの相違が生じるのは「子供が生まれてから」が多いように思う。お金を稼ぎ一家を養うことを夫は大変だと主張し、24時間子育てに追われる日々を妻は大変だと言うの。確かに仕事をするのは責任もストレスもあるのは確かよ。でもね、夫たちは解らなさすぎるの。今回は、子育て中の妻が陥りやすい「大きな孤独」について……。

ママの小さな幸せ

 

子供が生まれると妻は母となり、日々「小さな幸せ」をみつけることができるもの。本当は決して小さいわけじゃなく、“大きな幸せ”なんだけどね……。

24時間365日、子育て生活に入ると、表現としては「小さな幸せ」の方がしっくりくるママの方が多いかも。子育ては本来素晴らしいことのはずだけど、「当たり前のように続けなくてはならない義務」にならざるおえないからかも。

例えば独身時代だと、職場や友人、通勤時間に帰宅後に過ごす1人の時間など、あらゆる場面に「小さな幸せ」は、散りばめられている。

それが母となると、子供の世話でキャパシティオーバーになってしまい、キャッチする幸せも「子供」に集中されがちに。

 

【育児中の小さな幸せ】

  • 歯が生えた、声を出したなど、我が子の変化
  • 赤ちゃんがいつもより泣かず、よく笑う
  • 昼寝を長めにしてくれたので助かった
  • 誰にも気兼ねなく、普通に食事ができた
  • 少しだけのんびり、湯船に座れた
  • 急かされることなく、1人きりでトイレにいけた

 

子供の成長への喜びをのぞくと、他は独身時代の自分なら普通にできていたことばかり。自宅にいて感じる「普通の生活シーン」が、幸せだなんて、ささやかな幸せよね。

 

 

ママのいる小さな世界

 

産後に「専業主婦」を選択したママにとって、その日常は「小さな世界」となりやすいの。敷地の広さや間取りのことではなく、場面の数のことね。子育てに慣れるまでのママの生活は、それまでと比べて行動範囲が随分狭くなるんじゃないかしら。

赤ちゃん連れでも安心で、ママも気楽なところ。アクティブ派のママならともかく、一般的にはそうは多くはない気がするのよ。

 

■子育て支援センター

赤ちゃんや子供は楽しく安全に遊ぶことができる。スタッフが常駐しているので、ちょっとした話し相手や、一緒に子供を見守ってくれるなど、気持ちが楽な場所。ただし、ママがコミュニケーションが苦手だったり、ママ友付き合いが苦手だったりすると、敷居が高いと感じることも。

 

■親しい友人の家

いくら親しくても、居心地は相手の子供の有無に左右されるもの。オムツ替えやウンチの始末、鳴き声など、気を遣うこともある。相手にも子供がいれば、家におもちゃがあったり、赤ちゃん対策済のインテリアで安心。でも年齢差や子供同士の相性などで、うまくいかないケースも。

 

■実家

自分の母親のところに遊びにいくのは気が楽。でも中には実家が遠い人もいれば、親子関係が微妙で、実家は疲れる人もいるのよ。あとは自分の実家にいりびたるのを旦那さんや姑さんが良く思わないというパターンもね。

 

子連れで気兼ねなく通える場所が見つからないと、結局、自分の城である「自宅」にいることが多くなるの。それは、子供ができる前と比べたら、びっくりするほど小さな世界。

 

夫の中には「お前は会社に行かなくていいな~!」なんて言う人がいるようだけど(言葉に出さなくても、内心思っている男性も多い)、これは妻の怒りのスイッチがONになる言葉よね。

外で人と普通に会話ができて、たまのストレス解消だからとパチンコや飲み会にもでかける夫に、自宅から出られないママの気持ちはわかるわけがない。

 

 

大きな孤独

 

世界が狭くなるほど、孤独感は増幅していくもの。夫は「愛する我が子と遊んでいられて幸せだな」なんて言うかもしれないけれど、それはないものねだりなだけ。

 

1日中泣かれ続け、何をしても泣き止まず、

心のやり場がなくなってしまうことを、

夫はあじわったことがない。

 

泣き続ける我が子への申訳なさ。

母なのに無力な自分を責め、

鳴き声に追込まれていく気持ちを、

夫はわからない。

 

夫にはわかりにくいものよね。だって、夫が子供と会う時は、必ず妻という大人が一緒だからね。相談相手や手を貸してくれる誰かがいない小さな世界で、全部1人でお世話をする日々。

たった1日でもなく、24時間、365日、それはしばらく続いていくの。心のバランスを保てていた「小さな幸せ」が、ストレスに負けてしまう時だってある。

そんな妻を救える唯一救えるのはパートナーである夫なのに、もし、その夫に、否定的な態度をとられたら……。日々の育児疲れを主張すれば反論され、主婦業を攻められれば、妻の心は独房に閉じこもってしまうでしょうよ。

 

 

最後に

 

男性が想像しているよりずっと、子育て中の妻は「小さな世界」に生きているものよね。それを羨ましいと言う夫は、その小さな世界の裏側にある「大きな孤独」をわかっていないから言えるのかもしれない。

会社で働くだけが夫の仕事じゃない。もし稼ぐことだけが主の役割なのだとしたら、結婚する必要ってある?

夫婦のコミュニケーションで、妻も孤独から救われ、夫も日々のストレスが緩和される。そんな夫婦であれたら、夫婦喧嘩もなくなるのだろうな。これ、簡単なようで、なかなか難しい……。

 

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