おむつケーキって何?
もとはアメリカからベビーシャワー(※注)と共に日本に渡ってきた文化で、近年日本でも人気が高まっているお祝いアイテム。
赤ちゃん用のおむつを束ねてデコレーションを施し、まるでケーキのように見せたものをおむつケーキ・英語名ではダイパ―ケーキやベビーケーキと呼びます。
サイズや見た目も多種多様で、気軽に渡せる小さなものから、まるで結婚式のケーキのような豪勢なものまで様々です。
(※注)出産を控えた妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんを、シャワーから降り注ぐような愛情でお祝いするイベントのこと。
筆者もいただいたことがありますが、見た目もかわいく実用的ですのでとても助かりました。
市販品も出回ってますが、手作りすればお祝いの気持ちもさらに伝わるはず。
ここでは一番スタンダードな作り方をご紹介します。
おむつケーキの基本の作り方
それではさっそく作り始めましょう。
まずは材料を揃えます。
■材料
- コピー用紙 (芯地用5~8枚 カバー用3枚程度)
- おむつ 12枚程度(お好みで)
- ハンドタオル(正方形のものが作りやすい)
- 輪ゴム(2~3本※仮止め用)
- セロハンテープ
- はさみ
- A4サイズ プラスチック袋(おむつと同じ数)
- 造花やリボン等デコレーションアイテム
※デコレーションアイテムは100均でも揃えることができますよ。
赤ちゃんの性別や贈る相手の好みに合わせて選んでみましょう。
■作り方
オムツを1枚ずつ、プラスチック袋に入れます。
袋が大きい場合はオムツのサイズに合わせて折り、テープなどで固定します。
こうすることでケーキの土台を強化できるほか、衛生面でも安心です。
☆ポイント☆
オムツの幅ピッタリにあわせて袋を調整しましょう。幅のばらつきは少ないほうが、デコレーションがし易いです。
おむつケーキの土台となる芯地を作ります。
コピー用紙等をおむつの幅に切り、直径がホースくらいの幅になるようくるくると紙を足しながら丸めていきます。
↓こんな感じ
↓横から見た図
芯を軸に先ほどのおむつを巻き付けていきます。
↓半分(6枚)まで完成したところです。
☆ポイント☆
輪ゴムで仮止めしておくと崩れ防止になります。
↓上からみた図。
まるでお花のようです。
☆ポイント☆
同じ向き、同じ方向に年輪のように巻き付けていくときれいに仕上がります。
残りも同じように巻き進めましょう!
12枚完成したところです。
直径は18センチくらい(ケーキでいうなら6号サイズ)になりました。
(使用するおむつのメーカーによって多少前後します)
オムツの土台の周りを、コピー用紙を長くつなげたもので1周覆います。
↓見た目がすっきりしました。
さあ、デコレーションしていきましょう。
タオルをおむつケーキの幅にあわせて折り畳み、リボンなどで固定します。
↓女の子用のデコレーションの例
☆ポイント☆
デコレーションは、ベビートイの他にもママが喜ぶスキンケアグッズやかわいい美容グッズもおすすめ。
↓青系でまとめると男の子用っぽくなります。
☆ポイント☆
キャラクター系でまとめると賑やかな雰囲気に、シンプル系でまとめると清楚な感じに。使う素材で印象も全く変わってきます☆
デコレーションが完成したら、大きめの透明バッグに入れ、リボンをかけて渡しましょう。
自然派の方へは、上記と同じ手順で「布おむつ」で手作りしても喜んでもらえそうですね。
注意事項
筆者の経験談より、以下の2つの項目は贈る相手に事前に確認することをおすすめします。
■オムツメーカー
うちの子はどんなおむつでもOKでしたが、相手によっては
「このオムツじゃなきゃだめ!」
「〇〇のおむつはお尻がかぶれちゃうの」
という方もいるので、可能ならば先に好みのメーカーを聞いておいた方がいいかもしれません。
2人目以降の出産になると、ママのお気に入りのオムツメーカーなんてのも確立されてくるので、喜んでもらえるものを贈りたいですよね!
しかし、初めての出産の場合は、おむつの好みはよくわかりませんし、いざ使用してみないと合う合わないもわかりませんよね。
そこで筆者の独断なのですが、メーカー選びに迷ったら「パンパース」を選ぶのがおすすめです。
病産院でもよく利用されているようですし、実際、パンパース履いてる新生児を出産時、院内ではよくみかけました。
■オムツのサイズ
我が家の場合、生まれてきた子が大きかったので新生児用おむつの使用期間は一瞬でした(笑)
そうでなくても新生児の成長は早いもの。
準備のいいママさんなら出産前におむつは既に買い揃えてる場合も考えられます。
そのため、「新生児用」よりは「Sサイズ」、既に出産されてる方へ贈る場合など、状況によっては「Mサイズ」でもいいかもしれません。
まとめ
おむつケーキ、意外と簡単に作れそうじゃないですか?
デコレーションはまるで、おままごとのケーキを作ってるようで楽しいですよ。
大切な方の赤ちゃん誕生を祝って、心を込めて手作りしてみてはいかがでしょう?