結婚後の生活の変化
独身時代は、自分のことだけを管理していればよかったのよ。でも結婚すると、自分以外の生活にもアンテナを張るようになるわよね。生活ペースも合わせなければならないから、女の生活は『結婚』によって激変するの。
「働かなくていいなんて、うらやましい」。
働き続ける義務を背負う夫たちの声もわからなくはないけれど、もし、自分が妻(主婦・母)という生活に身を投じる機会があるとしたら、大半の男性は嫌がるんじゃないかしら。
- 時間:常に家族のペースに合わせて自分が動く
- お金:家族や生活費が優先、自分は後回し
- 心:養われているという、「罪悪感」
脱社会人で「ホッ」とするのは一瞬。
わりとすぐ、仕事が恋しくなる女もいる!
妊娠・産後 体の変化
妊娠と出産を経た女性の体は、いろいろ変わっているのよ。
- 眼精疲労:なぜか目が疲れ、視力も低下する(ぼやける)
- 立ちくらみやめまい。ふわふわした感じが抜けない
- 睡眠不足による集中力の低下
- 肩こり腰痛の慢性化
- 耳鳴り
- 体重増加による疲労感
- 体型の変化(これはかなりのストレス)
- 疲れやすくなった
- 体質が変わる:肌荒れ、湿疹、花粉症、鼻炎を発症
日常生活を送るのがやっとな状態が続くのに、家族の生活管理や赤ちゃんのお世話と多忙な日々。体調不良や心労は、積み重なるばかりでなかなか癒えないの。そんな悪循環になったら、本当にしんどいものよ。
気持ちは働きたくても、
実際、体が辛すぎるという本音。
時とともに体調は戻るものだろうか……
子育て中の生活
子供が赤ちゃんの頃は、ママは1日中、独り言で終る日もある。「おはよう」「おむつかえるね?」と、喋るには喋るものの、当然、会話は成り立たない。
子供が少し大きくなって、お話しができるようになっても、会話の内容は狭いシーンでのやりとりよね。見るテレビも子供番組やアニメが多くなり、情報網も狭くなるから、世間からちょっと逸脱したような気になってくる。
対大人とのやりとりで、ママ友との会話はあっても、それはビジネスシーンとはまた違う感じだし。メールやLINEがメインになった世の中なので、「電話」の機会もめっきり減るのよ。
あれ?もしかして私、
社会人に必要なスキルが
色あせている気がしない?(不安)
お仕事のブランクへの恐怖
独身時代とは違って、意識する家族が増えると、それだけでも注意力散漫になるものよ。
それに加えて、体質の変化も抱えるし、体力とスキルの低下も痛感している。年齢的に能力が停滞するタイミングでもあるので、わりと「自分はできない女……」と、自信喪失するママもいるのよね。
だから、子育てが一段落し、仕事ができる環境になっても、社会人生活のブランクに躊躇してしまうママがいるの。
- 私、ちゃんと「言葉」を話せるかしら?
- すごくおっちょこちょいになったけど、仕事できるかしら?
- 家の事、家族のこと、そして仕事。時間の管理できるかしら?
- 子供だけと接してきたから、人間関係のストレス大丈夫かな?
- メールやLINEばかりだったから、仕事の電話に出られなさそう…
数えれば切りが無い不安が、心に広がってくると、もう「恐怖!?」。
男は簡単に「子育てが一段落したのなら、働けばいい」とか言うけれど、そんな女達の心境、わからないんだろうな~。
男が思うより、女は大変なのよ!
働く意思に拍手!
今、この記事を最後まで読んでくださったアナタは、多分お仕事を再開させることに不安を抱いているのかもしれない。でも、それは「働く意思」があるということ!まずはその段階でも拍手だと思うわ。
女は根の強い生き物だから、母親の多くは、妊娠出産を経ても仕事をしているわよね。それが当たり前の世の中になっているから、男も当然と感じてしまっているけれど、そんなことはない!
今、ガンガン働いているお母さんたちだって、久しぶりに仕事復帰した時は、心のどこかでドキドキしていたはず。きっとみんな、大なり小なり、不安を抱えながら社会生活に返り咲いたのだと思うの。
一度離れた社会生活に戻るのは、最初はいろいろ大変かもしれないけれど、最初の一歩さえ踏み出してしまえば、あとは絶対に慣れる!
きっと大丈夫だから頑張って!!
最後に。
だから声を大にして言いたいのよね……。
いろいろなブランクを背負って女は働きに出るのだから、夫はもっと寛容であるべきよ。心のケアや、家事への妥協とサポートを、心からしてあげても、いいんじゃないの!?っと。
世の夫たちよ、
「大きな子供」なんて
言われている場合じゃない!
どうぞ、妻を大切に♡