インドカレーをお家で作るのは大変そう…
どうも諸外国の料理は「レストランで食べるもの」というイメージが強く、お家で食べるとなると、専用の道具や食材・調味料が必要そう…と何だか手間も時間もかかりそうですよね。

画像:canva
特にインドカレーは、まず何種類ものスパイスを調合して…玉ねぎをあめ色になるまでゆっくり炒めて…と、完成までの工程が長そうで、忙しい主婦にはハードルが高く感じられます。
しかし業務スーパーは、本格インドカレーのレトルトや、スパイス、インド食材も豊富に取り扱っている店舗もあるので、温めるだけで失敗することなく簡単に本格料理が楽しめますよ。
その上、洗い物も少なくて済むというのだから言うことなしなんです!
インド食材、集めてみました☆
というわけで、業務スーパーの商品を使ってインド料理を作ってみました。
と言っても、ほぼ「温めるだけ」「混ぜるだけ」の簡単料理です☆
以下の商品、お野菜以外は全て「業務スーパー」アイテム☆
まずはこちらから。
■カレー専門店のインド風カレー ¥78円(税抜)
こちらのレトルトカレー、SNSで「美味しい!」と話題だったので購入してみました。
パッケージの「インドカレー」、よく目を凝らしてみると、小さく「風」という文字が入っているのが気になります。
あくまで「インド風」であり、「インドカレー」ではないということをさりげなくアピールしているのかしていないのか…?
ネット上の口コミによると、
「下手なインド料理屋のカレーより美味しい!」
「お値段以上の高クオリティー&コスパ」
「本格派のインドカレー」
等、大変高評価。味への期待が高まります。
今回は2袋購入してみました。
具材はガルパンゾ(ひよこ豆)、マッシュルーム入りのキーマ(挽肉)カレーだそうです。
辛さは「中辛」のみ。
筆者の家の最寄の業務スーパーでは、インドカレーの中でもファンが多いバターチキンカレーのレトルトも販売されていました。
こちらは次回機会があればレポートしてみたいと思います。
■チャパティ(10枚・全粒粉入り) ¥228円(税抜)
インドのナンをアレンジして、薄く食べやすくしたマレーシアの薄焼きパン。
あれれ?インド直輸入かと思いきや、なぜかマレーシア産(笑)
インドカレーと言えば「ナン」(窯焼きのパン)を想像する方が多数かと思いますが、インド人は普段、ナンはあまり食べないんだとか。
こちらのチャパティの方が主流で、カロリーもナンに比べて低め。
原材料に全粒粉が含まれているのも健康的で嬉しいです。
■プレーンパラタ(5枚入り) ¥228円(税抜)
これは美味しい!筆者おすすめです。
外はサクッ、中はもっちりした食感のマレーシアの薄焼きパンとのこと。
マレーシアが先ほどからやたらと出てきますが、インドでも食べられています。
チャパティよりも油分を多く含んだ、パイに近いリッチなパン。
カレーなしで、そのままでもおいしく頂けそうです。
ラッシーだってお家でできる!
インドカレーに合う飲み物と言えば「ラッシー」。
スパイスで火照った口内をさっぱり潤してくれるヨーグルトドリンクです。
ラッシーは、ヨーグルトと牛乳をお好みの割合で入れて混ぜれば完成。
お好みで砂糖やハチミツ、マンゴーなどの果物などを入れても美味しい!
それでは業務スーパーアイテムでラッシーを作ってみましょう。
■すこやかプレーンヨーグルト400g ¥88円(税抜)
400ℊ入りでお値段100円以下というすごいコスパ。
お味はと言いますと、よくスーパーなどで売られているヨーグルトに比べると若干薄いかな?という気もしましたが、よく言えばさっぱりしているともいえるお味。
いずれにせよ、ラッシーにしてしまうので問題なし☆
■すこやか低脂肪乳 1000ml ¥92円(税抜)
牛乳が売切れていたので低脂肪乳を購入。こちらも驚きのお値段。
低脂肪乳でもラッシーは作ることが出来るので、ダイエット中の方にはおすすめかも☆
簡単な上に、健康にも良さそうなので日常的に作りたい一品ですね。
ここだけの話☆
インドレストランのシェフの方に聞いた話ですが、そこのお店で出すラッシーには生クリームも入れてコクを出しているんだとか。
本格派のラッシーをご希望の方は是非お試しあれ!
インドのおつまみを手作り
インド料理はカレーだけじゃない!
材料がほぼ全て業務スーパーで揃う上、とても簡単に作れる“チャナチャット”をご紹介します。
材料にはこちらのひよこ豆を使用します。
■チックピー(ひよこ豆 400g) ¥92円(税抜)
ほくほくしたお芋のようなかわいいおまめです。
その他、用意するものは以下の通り☆(材料4人分)
- トマト 1/2個
- キュウリ 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- レモン汁 少々
そして極めつけの隠し味はこちら!
■Hachi 純ガラムマサラ ¥78円(税抜)
インド料理には欠かせないアイテム「ガラムマサラ」。
コリアンダーやカルダモン、クローブなど複数のスパイスを調合したインドの代表的ミックススパイスです。
これがなければインド料理は完結しないとも言えますし、これさえあれば何でもインド料理風の味になってしまうともいえる、優れものです(笑)
作り方は簡単。
1、ひよこ豆はザルにあけ、水気を切っておく
2、トマト・キュウリ・玉ねぎを食べやすい大きさにカット
3、1と2を混ぜあわせ、ガラムマサラ・塩・レモン汁で味を調えれば完成☆
火を使わないので暑い夏でも簡単に作ることが出来ます。
さっぱりしたレモン風味とガラムマサラのスパイスがクセになり、パクパクいくらでも食べられそうです。
ビールのおつまみにもあいそうです。
自家製(?)インド料理実食
上記で購入したもの&作ったもの、全部お皿の上に出したらこうなりました。
カレーを温め、チャパティとパラタを焼き、ラッシーとサラダを作っても準備に30分程度しかかからず☆
包丁もほとんど使うことなく、楽チンでした。
気になる各料理のお味レビューは以下の通り。
(※これはあくまで筆者の主観です。)
■カレー専門店のインド風カレー
SNSの口コミ通り、本格的なインドカレー!これをお店で出されたらレトルトとは気づかないと思いました。
口に入れた瞬間、インドを思わせる独特のスパイスの味がふわっと広がり、奥深い味わい。
辛口もあったら嬉しかったな~。
■チャパティ(10枚・全粒粉入り)
もっちもちで食べ応えあり。
本場インドのチャパティはもっと軽い口当たりなので、これは別物ととらえたほうがよさそうです。感覚的にはナンとチャパティの間といったところでしょうか。
しかしカレーとの相性は抜群です!
■プレーンパラタ(5枚入り)
アップルパイの皮のようなリッチな感じ。
ただ、チャパティもパラタもあっという間に焼ける上に焦げやすいので、調理中は目を離さないように!
■ラッシー
・すこやかプレーンヨーグルト400g
・すこやか低脂肪乳 1000ml
自分の好みの濃さと味で作れるのがいい。
今回筆者が作ったものはお店の味に比べるとさっぱりしたものでしたが、カレーやチャパティがお腹にズッシリくる味だったのでちょうどいいバランスでした。
次回は業務スーパーで冷凍マンゴーを購入して、マンゴーラッシーに挑戦してみたいです。
■チャナチャット
・チックピー(ひよこ豆 400g)
・Hachi 純ガラムマサラ
今回、唯一料理と呼べる代物ではないでしょうか。
火を使わずにすぐにできるので、夏場さっぱりしたものが食べたい時におすすめ!
ガラムマサラは食欲増進にも効果があるそうなので、食欲がない時にもよさそうです。
もっとインド料理を楽しもう☆
イチから作るとなると面倒な手間が多く難しそうなインド料理も、業務スーパーのレトルト食品や調味料・缶詰などを駆使すればお手軽に楽しめちゃいます。
今回、野菜類を除く上記の業務スーパーアイテムの総額は、
な、な、な、なんと
962円(税抜)!!
1000円以下で2~3人分の量をまかなうことが出来るなんて驚き!
しかもお腹いっぱいです!
レストランで食べるインドカレーもいいけど、たまにはお家でのんびり「インドカレーパーティー」を楽しんでみてはいかがでしょう?
※記事内の価格は、2019年7月現在、筆者の近所にある業務スーパーにて購入した価格です。同じ商品が全てこのお値段とは限りませんので、ご了承ください。