対角の窓を開ける
室内に熱がこもってしまわないよう、まずは必ず窓を開けます!
対角に位置する2箇所の窓を開けると効率的に空気が循環して、風も入りやすくなります。
風がない日には、窓に向けて扇風機を稼働させると◎。
窓がない場合はドアを開けるなどして、2箇所以上の開口部を作りましょう。
冷やすと効率的に体温が下がる場所
外気温だけでなく、自身の体温を下げることで体の火照りを和らげましょう。
中でも、冷やすことで効率的に体温を下げるとされている「脈拍が測れる皮膚の薄い箇所」を重点的に冷やしてみてください。
- 首
- 脇の下
- 足の付け根
- 手首
- ひじの内側
- 膝の裏側
保冷剤を手ぬぐいやバンダナなどに包んだ即席のアイスピローや、濡らしたタオルなどでOKです!
当てているだけで体の火照りが楽になるので、この夏筆者は保冷剤入りのバンダナが手放せそうにありません…!
ハッカ油スプレーで体温・体感温度を下げる
ハッカ油スプレーを腕や脚など、体表面にまんべんなく吹き付けてください。
汗をかくことで体温調節をおこなう私たちの体は、汗が蒸発する際に生じる気化熱によって体温を下げています。
このことから、体表面に水分を付着させることで汗をかいた時と同じ状態を作れば、体温を下げることができます。
水のみでもOKですが、清涼感のあるハッカ油スプレーを使えば、より涼しさを感じられますよ。
※エタノール(アルコール)が入っているので、肌の弱い方はパッチテストを行ってから使用してください。また、大量につけすぎると驚くほど寒くなるので、少ない量から様子を見つつ吹きかけるようにお願いします。
プラスアイテムで扇風機を効率的に活用
扇風機を窓に向けて風を循環させるほか、プラスアイテムで扇風機自体の風をより涼しくすることができます。
①扇風機の前に水を入れて凍らしたペットボトルを置く
②扇風機の前に保冷剤を取り付ける
ペットボトル・保冷剤が溶ける際、空気中の熱が冷やされることによって、扇風機の風が涼しくなります。
溶けた水滴で床が濡れたり扇風機が壊れたりしてしまわないよう、床にタオルを敷く・保冷剤を手ぬぐいで包むなどして、水滴対策を必ずおこなってください!
火を使うとサウナ状態になってしまうキッチンでも涼しい風に直接当たることができるので、おすすめです!
ブレイクタイムに足水でリフレッシュ
それでも暑さが引かない時は、クーラーボックスやバケツに水を入れた「足水」でクールダウン!
クーラーボックスを使用すれば水が溢れてしまう心配も少なくなり、家事の合間に適宜クールダウンすることができますよ。
冷感グッズなどの特別な物は使わず、お家にある物で簡単に実践できる5つの暑さ対策をご紹介しました。
熱中症対策に取り入れてほしいのはもちろん、体温を下げることで、暑さによる体への負担や不快感を軽減してくれます。
暑さを我慢し過ぎず、効率良くクールダウンする方法を取り入れて、夏を楽しく過ごしてください!