まずは美味しいパイナップルの選び方から
パイナップルは追熟しない果物です。収穫したあとは糖度が増すことがありませんので、出来る限り甘いパイナップルを選ぶことが大切です。
その見分け方はとっても簡単!
パイナップルの底の匂いを嗅いで、甘くよい匂いがするものを選べば大丈夫♪
また、果実が緑色のものより黄色がかったものがオススメですが、触ってみてあまりに柔らかい場合は傷んでいる可能性がありますので、よく観察して選んでくださいね。
古いものや、状態が悪いと底がカビることがあります。少しでもカビ臭いものは避けるようにしましょう。
カット前のひと手間も大切
パイナップルは買ってきてすぐ切るのではなく、1日~3日程度おいてから食べることをオススメします。
その際、パイナップルは逆さまにしてください。
パイナップルは底の部分に甘みが溜まっているので、逆さまにすることで全体が甘くなります。このひと手間で美味しさがぐっとUPしますので、ぜひやってみてくださいね。
さあ、切っていきましょう!
■まずは皮をむきます
①パイナップルの底と葉の部分を落とします。
皮が硬いので、大きめの包丁を使うことをオススメします。
②縦に削ぐように皮を切り落としていきます。
③黒い斑点はこのあと切り取るので、多少残っていても大丈夫です。
④皮むきが終わりました。
■螺旋模様を入れていきます
⑤黒い斑点は斜め方向、規則的にあります。
⑥3つずつくらいをV字カットで切り取っていきます。
黒い斑点と周辺を切り落とすことで、気になる繊維もなくなり、舌触りがとてもよくなります。
⑦こんな感じに切り取ります。
⑧規則的に並んでいるので、沿って切り取ると螺旋状に模様が入ったようになります。
■さらに切っていきましょう
⑨パイナップルを縦にして半分に切ります。
⑩四つ切りにします。
⑪真ん中の白っぽいところが芯です。
⑫縦に切り落とします。
■食べやすい大きさに切ったら完成です!
清潔なタッパーに入れ、一晩程度冷蔵庫で保存すると酸味が飛んでまろやかになります。
ただ、フレッシュフルーツですのでなるべく早く食べきるようにしてくださいね。
残念なことに廃棄量、多め…
パイナップルの廃棄率は45%です。半分近くが食べられない部分ということですね。葉や皮がすごい量!
パイナップルの甘い匂いに誘われてコバエが大量に発生することがあるので、我が家ではゴミの日や前日にカットし、すぐに捨てるようにしています。
最近では一年中手に入るパイナップル。お手軽な缶詰もとっても美味しいのですが、フレッシュなものを食べたい時は、まるごと買ってしまいましょう!カット済のものより、お得に美味しく食べることができます。
カットされたパイナップルより、この切り方が美味しい!と我が家では大評判。柔らかく、食べやすくなるのでオススメですよ♪