ホクホク美味しい栗!
生栗をスーパーで見かけると秋を感じますよね。
美味しい生栗を食べられるのは短い期間なので、見つけたら必ず栗料理を作ってしまいます。
日本では栗ご飯、アジアでは天津甘栗やおこわなどの具材として、西洋ではモンブランなどお菓子の材料として、世界中で親しまれています。
食べられている歴史も古く、日本では縄文時代の遺跡から栗が発見されているそうですよ。
お餅を使ってモチモチに!栗ご飯のレシピ
それでは、栗ご飯のレシピをご紹介します。
材料
・生栗:1ネット(約450g、24粒でした)
・米:2合
・切り餅:1~2個(なくても可)
・塩:小さじ1
作り方
1.栗をざっと洗い、水に1時間程度漬けます。
急いでいる方は40~50度のぬるま湯に15分程度漬けます。
水に漬けることで、鬼皮が柔らかくなり剥きやすくなりますよ。
虫食いの穴が開いている栗は中身が傷んでいるので、除きます。
2.餅を2cm角程度に切ります。
3.米を研いで、炊飯器の2合の目盛りまで水を入れ30~1時間浸水させます。
4.米を浸水させている間に栗をむきます。
まずは、栗のおしり(ざらざらしている部分)を切り落とします。
5.切り落とした部分から、鬼皮を手で剥いていきます。
6.渋皮は包丁で剥きます。
剥き終わったらすぐに水に漬けます。
7.3に塩を入れ混ぜ合わせます。
8.米の上に剥いた栗と細かく切った餅を満遍なくのせます。
栗は切ったりせず、丸ごとのせてください。
また、均等に熱を入れるため、米と他の具材を混ぜ合わせないようにします。
9.普通の炊飯モードで炊きます。
10.炊き終わったら、全体を混ぜ合わせて完成です。
美味しい栗の見分け方とは?
栗を買った時に、虫食いがあったり割ってみたら傷んでいたりして、残念な思いをしたことはありませんか?
購入するとき、見分け方のポイントを押さえれば傷んだ栗に当たる可能性は低くなります。
ポイントはこちら!
- 皮に光沢と張りがあること
- 重みがあること
- 虫食いの穴がないこと
保存はあまりきかないので、購入後は早めに食べることをおすすめします。
保存する場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してくださいね。
栗にはどんな栄養素が含まれている?
栗は栄養価の高い食材で、多くの栄養素が含まれています。
特に豊富に含まれている栄養素をご紹介します。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える役割があります。
疲労回復や体調が優れないときにおすすめです。
ビタミンC
果物のようにジューシーさがないので意外かもしれませんが、栗にはビタミンCが多く含まれています。
さらに栗に含まれているビタミンCは、熱を加えても壊れにくいです。
美肌作りや免疫力の向上に役立つと言われている栄養素です。
カリウム
カリウムは、体内の水分を調整する機能がある栄養素です。
むくみが気になる方におすすめです。
食欲の秋を楽しもう!
今回は栗ご飯をご紹介しましたが、栗をただ茹でただけの「茹で栗」もシンプルで、栗本来のおいしさを味わうことができますよ。
皮むきが少し面倒ですが、少し手間をかけて、今しか味わえない旬の味を堪能してみませんか?
ホクホク甘い栗をぜひ試してみてくださいね。