魚の煮付けは難しくない?
「魚の煮付けは難しそうだし、自分で作ると生臭くなるのでは?」
……と思っていませんか?
実はそんなことないのです!
魚の切り身を使えば、比較的簡単に作ることができますよ。
しかもブロック状のお肉のように、長時間煮込まなくても美味しく食べられます。
魚の切り身を使えば捌く必要もないですし、汚れも一尾丸ごとと比べても少ないです。
「霜降り」という簡単な作業をすれば生臭さもなくなりますよ。(後述します)
魚の煮付けに挑戦したい方は、作り方を載せますのでチェックしてみてください!
鯛の煮付けのレシピ
さっそく作り方をご紹介します。
材料(4人分)
・鯛の切り身:4切れ
・お好きな根菜:今回はゴボウ1本
・しょうが:1片
・☆醤油:大さじ2
・☆みりん:大さじ2
・☆砂糖:大さじ1
・☆酒:大さじ6
・☆水:大さじ6
作り方
1.ゴボウは食べやすい大きさに切り、しょうがは皮ごとスライスします。
※ゴボウの皮はアルミホイルを丸めたものでこすると簡単に取れますよ。
<魚の霜降り(魚の血合いや汚れを取り除く作業です)>
2.ボウルに魚を入れ、沸騰する直前のお湯(90~95度くらい)をかけます。
3.身の表面が白くなったら、お水を入れてさまします。
4.手を入れられる温度になったら、手で血合いや汚れを取り除きます。
5.切り身が綺麗になったら、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
霜降り後の水です。この濁りが生臭さの原因です。
6.切り身全てが重ならずに並べられるフライパンに、しょうがと「☆」の調味料を全て入れて沸騰させます。
7.沸騰したら、皮を上にして切り身を入れます。
(野菜は魚のすきまに入れます)
8.落し蓋をして、中火より少し弱いくらいの火加減で煮ます。
常にぐつぐつしている状態を保てる火加減です。
9.5分程煮込んだら落し蓋をとって、3分程煮詰めて完成です。
魚の煮付けは長時間煮込む必要がありません。
魚の煮付けは味を染み込ませるのではなく、煮汁をつけながら食べるからです。
逆に煮込み過ぎは、煮崩れにつながってしまうので、気をつけてくださいね。
また、根菜の火の通りが心配な方は、最初に下茹でをしておくといいですよ。
魚料理を取り入れてみて
今回は鯛の切り身を使いましたが、ブリやカレイなども今回と同様の作り方で作れます。
最近では、うろこ取りや内臓の処理をスーパーで行ってくれるとこも多いので、一尾まるごとの煮付けも挑戦しやすいですよ。
一尾丸ごと煮付ける場合は、霜降りで行う掃除を丁寧に行ってくださいね。
お腹の中までです!
魚は、旬を感じることのできる食材です。
お肉と同じたんぱく質を多く含む食材ですが、お肉には少ない栄養素もたっぷりと含まれています。
普段はお肉ばかりで食卓に変化をつけたい方、お子様に食べさせたい方、自分で作って食べてみたい方、意外と簡単です!
ぜひチャレンジしてみてください。