石膏ボードに付けられるものとは
石膏ボードは住宅の壁に使われることの多い、石膏を主成分とする建築資材の一種です。壁を叩いてみて、軽い音がすれば、石膏ボードである可能性が高いでしょう。
「簡単に取り付けられる」と謳っている壁面収納の商品のほとんどは、石膏ボード取り付け商品です。
コンクリートの躯体には「石膏ボード」用の棚をつけることはできません。棚を付けたいと思った部分の壁を叩き、付けられるかどうか確かめてみましょう♪
無印の棚も付けたけれど…
実は無印の「壁に付けられる家具」の棚を愛用中です。とても便利なのですが、少し値段がお高め。
玄関廊下にコートをかけられるフックがあったら…と思うものの、「ここにあったら便利かな」くらいの軽い気持ちでは買えない…。
そんな時、安価なものをホームセンターで発見!すぐさま購入しました。
私は無印のものしか知りませんでしたが、いろいろなところから発売されているようですね。
私が購入したのは、下記の5連フックです。耐荷重は約7.5kg。使用しないときはフックが収納できるところが気に入って購入しました♪
さっそく付けていきましょう!
※以下の取り付け方は無印良品の「壁に付けられる家具」と工程がほとんど変わりません。参考にしていただけると幸いです♪
こちらの説明書が、壁に貼り付ける「取り付けガイド」も兼ねているので、まずしっかり取り付け方を読みましょう。
そのほか使用したものは
・セロハンテープ
・とんかち
私は大雑把なのでメジャー等使用しませんでしたが、正確に付けるためには使用したほうがいいと思います。
①取り付けたい場所に合わせて「取り付けガイド」を貼り付ける
取り付けガイドは小さく折りたたまれているので曲がりが激しく、複数箇所セロハンテープで留めました。
②専用吊金具の位置を取り付けガイドに合わせる
吊金具にもセロハンテープを貼りました。固定ピンが入る部分は避けて、下の方を固定します。
③ピン台座を穴に入れ、固定ピンを押し込んでいく
トンカチで優しく叩いていきます。
固定ピンがとても細いので、力が強すぎると曲がってしまいす。要注意!
④同様に吊金具ひとつにつき2箇所6本、計12本のピンを入れる
⑤全ての固定ピンを入れ終わったら、吊金具に付けていたセロハンテープを外す
⑥本体を吊金具に差し込み、取り付けガイドを上に引き抜いたら完成!
あっという間に壁にフックが!
作業時間は実質20分くらいでした。
石膏ボードがそこまで硬くないので、とんかちがあれば簡単にピンを押し込むことができます。
とんかちがない場合は、硬貨などで押し込むという方法もあるようです。
玄関のそばの壁に付けたフックはコートハンガーとして来客時に使う他、オーナメントなどを飾るなどして活用したいと思っています♪
キッチン収納も増やしたいので、まだまだ「壁面収納熱」が冷めそうにありません!
石膏ボード用の商品はフックや棚のほか、さまざまなものが発売されています。
壁面の活用、考えてみませんか?