ネジ式(スクリュー式)ピアスとは?
その名の通り、止め金具がなく、モチーフをスクリューポストにねじ込むピアスのことです。
もとはトラガス(軟骨ピアス)用として販売されていましたが、最近では耳たぶに対応したものも出回っています。
大多数がサージカルステンレス製なので、金属アレルギーがある方でも使いやすいと言われていますよ♪
ちなみに…耳たぶに使用されるピアスは下記が大部分だと思います。いずれも子供との相性はあまりよくありません。
✅スタッドピアス(キャッチ式ピアス)…ポスト(軸)+キャッチで構成されており、ファーストピアスもこの形状が多いですよね。
※スタッドピアスをしているときに子供にぶつかられ、ポストが耳裏などに刺さり、痛い思いをしたことがしばしば…。
✅フックピアス…ホールにひっかけるピアスで、キャッチを使いません。
※揺れるタイプのものが多いため、子供の興味を引いてしまい、引っ張られて痛い思いをしたことが…。
✅チェーンピアス…チェーンを直接ホールにひっかけます。長いチェーンを使用し、こちらもキャッチは不使用です。
※上記同様、長いチェーンは子供のおもちゃに…!強く引っ張られると、すぐに抜け落ちてしまいます。
✅フープピアス…円形のピアスで、留め具の形状はさまざまです。
※キャッチを使用しないため、引っ張られるとすぐに取れてしまうことが多かったです。
ネジ式ピアスのいいところ
正直なところ、ネジ式ピアスはかなり付けづらいです。モチーフについたネジをキャッチのネジ受けに回しながら入れるので、慣れないと少々時間がかかります。
しかしキャッチがなく、耳の後ろがすっきりするので子供にぶつかられても大丈夫!そのまま寝ても痛くありません。
また、モチーフはかなり小さなものもあります。そういったものを選べば、おもちゃにされることも少ないと思います。
一度耳に付けてしまえば違和感もないので、私は付けっぱなしのまま過ごしています。
ネジ式ピアスいろいろ
これまでに3種類のネジ式ピアスを購入しました。
①一見一粒ダイヤのスタッドピアスに見えるもの
②モチーフと裏面が同じ形状をしているもの
③かなり小さなモチーフを利用しているもの
いずれも愛用していますが、初心者の方にオススメなのは②の、モチーフと裏面が同じ形状をしているものです。
というのも、ネジ式ピアスは基本的に「ホールの裏からポストを入れ、耳たぶの表面でネジを入れる」というシステムです。
この、「ホールの裏からポストを入れる」というのがとても難しくて…。
②の表裏同じモチーフであれば、表からポストを入れ、耳たぶの裏でネジを入れることができるので、比較的簡単に装着することができました!
ネジ式ピアスの選び方
先述のとおり、ボディピアスの一種として使われるピアスなのでかなり太いものもあります。そのため、太さ選びが肝心です。
ピアスのポスト(軸)の太さは「G(ゲージ)」という単位で表されます。
♡一般的に販売されているファッションピアス…20ないし18G
♡ファーストピアス…16G
このように、ゲージ数が小さくなればなるほど太くなります。
ホールが完成している耳たぶであれば、ファーストピアスのゲージは太すぎますので、18G以下を選びましょう!
また、ネジ式ピアスはキャッチの長さが選べるものもあります。
消毒できるよう、長めに作られているファーストピアスが8mmほどなので、参考にしてくださいね。
私は比較的耳たぶが厚めですが、ポストが余りすぎることがなく付けられるので6mmを選ぶことが多いです。
ネジ式ピアスで気をつけること
✅緩みに注意
振動でネジが緩くなるように、ネジ式ピアスも緩まり、取れてしまうことがあります。
付けっぱなしにしている場合は特に、一日に一度程度はぎゅっと締め直しましょう。
✅外れないので怪我に注意
ぎゅっと止まっているので、子供に思いっきり引っ張られた場合、外れずに怪我をする可能性もあります。
お子さんが小さい間は、小さなモチーフを選ぶのもいいかもしれません。
✅小さな部品が多いので、誤飲に注意
小さな子供がいる場合、どんなものでも注意は必要ですが、ネジ式ピアスのモチーフはかなり小さい場合もあります。取り扱いには十分注意してください。
慣れるまで装着が不便なところはありますが、付けてしまえば装着感がないネジ式ピアス。
お子さんが少し大きくなってきて、またピアスを付けたいな…という時に便利だと思います。たくさんの種類がありますので、インターネットなどで見てみるのも楽しいと思いますよ♪