材料はこちら
シルエット素材を切り抜いたあと、キャンバスに貼り付けて色を塗っていきます。
モチーフの絵(シルエット素材)以外は全て、100均で揃います。
シルエット素材については、次の章をご確認ください♪
✅キャンバス…ダイソー製 F3
✅お好みのアクリル絵の具
✅大きめの筆
✅シルエットになっているモチーフの絵(詳しくは後述します)
✅マスキングテープ
その他、アクリル絵の具を混ぜるための容器・カッターをご準備ください。
お好みのシルエット素材を探しましょう
絵が描けないので、題材のモチーフはフリー(無料)素材で探しました。
利用したサイトはこちら。会員登録が必要となりますが、無料で使用することができます。
後ほど、カッターでモチーフを切り取るので、線があまり複雑ではないものをオススメします。
私はコスモスを選びました。
素材を決定したら「JPEG」を選び、15秒待つとダウンロードすることができます。プリントアウトし、キャンバスに一度置いてみましょう。大きさを合わせ、適宜拡大や縮小してください。
作っていきましょう!
①キャンバスの側面にマスキングテープを貼る
下地を塗っていると、筆がはみ出て側面を塗ってしまうことがあります。絵の具でキャンバスの側面を汚さないために貼ってください。
②ベースに塗る絵の具を準備
好みのアクリル絵の具を容器に出し、少し水を加えて「柔らかめのマヨネーズ」状に伸ばしてください。
こちらは仕上げにも使用するので、多めに作ってください。また、作成後はラップをして乾かないように保存しましょう。
※私は色彩センスも自信がないので、使用する絵の具を「青系」に統一しました。青に大量の白を混ぜ、ベビーブルーを作ります。
③たっぷり筆に含ませ、キャンバスを塗っていく
筆を横に動かし、一定方向に塗るときれいに仕上がります。安い筆は毛が抜けやすいので、抜けたときは都度取るようにしてください。乾いてしまうと取れなくなります。
④下地を乾かしている間に、シルエット素材を切り抜く
私はセリア製の「デザインナイフ」で切り抜きました。細かい作業に使いやすいです!
⑤下地が完全に乾いたのを確認したら、切り取った紙をキャンバスに貼り付ける
もとのシルエット画像を見ていただくとわかる通り、花の中に白い丸がありますね。おそらく花の芯部分と思われます。
このまま塗ってしまうと、花の芯にあたる部分も塗りつぶしてしまうため……
①花を塗り終わったあとに、下地の絵の具を使って丸を自分で描く。
②花の中心部分に、丸く切り取ったマスキングテープを貼り、その上から色を塗る。乾いた後に剥がせば、下地の色のまま花の芯が丸く残る。
どちらかの方法で、丸をつくらなけれいけません。
あとから自分で描ける方は①を行えばいいので、次の工程に進んでください。
描けない方は②を行うために、丸いマスキングテープを作りましょう。
マスキングテープを一度カットボードなどに貼り付けます。その上に切り取った素材の花を重ね、丸く切り抜きました。丸く切り抜いたマスキングテープをキャンバスの花の中、花の芯に相当する部分に貼れば、そこに絵の具は付きません。
⑥全ての素材が貼り付け終わったら、濃い色の絵の具でモチーフを塗っていく
私は筆で塗りましたが、布を丸めたもので叩くように塗ったほうがきれいに仕上がると思います。
⑦全て塗り終わったら、素材をそっと剥がす
線がかなりはみ出していますが大丈夫!
⑧濃い色の絵の具が完全に乾いてから、ベースに使った絵の具で線を直していく
私は、ベースの色をたくさん作っておかなかった・乾ききる前に絵の具を重ねてしまったという失敗をしています。しっかり乾いてから、ベースと同じ色を重ねましょう!
⑨ベースの絵の具で線を直したら完成!
絵心がなくても、線を直すくらいは問題なし♪少し歪んでも、遠目に見たら意外と分かりません。
花芯にマスキングテープを貼った場合は、それも剥がしてください。デザインナイフで外すと取りやすいです。
やっぱりムラが気になる!というときは…
ベースの絵の具を多めに作らず、作り足したので修正箇所の色が合っていません。色ムラが発生しています。
そんなときは、ラメの輝きでアラを飛ばしてしまうのもオススメです。デコポッジにラメを混ぜ、塗っていきます。
※100均のデコパージュを使用する場合は『トップ』を使ってください。ラメはネイル用品コーナーにあります。詳細はこちらの記事をご確認ください。
キラキラすると色ムラが分かりにくくなります!
全ての行程を終え、乾いたらサイドに貼っていたマスキングテープを剥がし、できあがり♪
作るポイントは…?
✅切り抜くことを考えて、シンプルな線の素材を選ぶ
✅色数をあまり増やさない
上記が、いわゆる「おかんアート」を脱するポイントかな…?と思っています。
飾る飾らないはさておき、絵は心をリフレッシュさせてくれます。素材の力を借りれば、絵心がなくても「描いた!作った!」という気持ちにさせてくれました。
アクリル絵の具は乾きやすいため、下地・モチーフの色塗りともに、一気に行う必要があります。それ意外の作業は日を分けて行うことができますので、のんびり完成を目指すというのも楽しいと思いますよ♪