「材料はさつまいも」。以上!
「おうちで干し芋」のレシピは、まずふかし芋を作り、あとはオーブンで焼くだけという、シンプルな手順です。簡単にできるぶん、お芋選びが重要!味の決め手をにぎるお芋は、次のような特徴のものをおすすめします。
✅甘みがしっかりあるお芋
✅大きめのお芋
✅大きさが揃ったお芋
お芋選びのアドバイス
あまり小さなお芋だと、火が通り過ぎてしまい、硬くなってしまう可能性があります。大きめで、ある程度大きさが揃ったお芋がおすすめです。
また、芋掘りなどで採ったお芋を使う場合は、新聞紙にくるみ、2週間~1ヶ月ほど冷暗所で保存するのがコツ。熟成されて、甘くなりますよ。
保存方法を工夫して甘みを出したお芋か、安納芋のようにしっかり甘さもあるお芋が、干し芋づくりに適しています。
作っていきましょう♪
①柔らかめにふかし芋を作る
※我が家は圧力鍋でふかし芋を作りました。大きなお芋はなかなか火が通らず、10分ほど加圧しました。
小さなものは5分程度で柔らかくなります。竹串などを刺し、中まで柔らかくなっているか確認してくださいね。
②熱いうちに皮を剥き、冷ましてから切る
やわらかいうちは切りにくいので、冷めてから切りましょう。ただし、繊維が多い端の部分は、あらかじめ切り落とすことがオススメ。切り取らずにそのまま干し芋にすると、美味しくない部分ができてしまうかと思います。
③お好みの厚さでスライスし、100度のオーブンで焼く
表裏それぞれ30分ずつ焼いてください。薄くスライスすると硬く仕上がります。分厚すぎると火が通りにくいので、オススメは2~3cmくらいです。
オーブンレシピ「おうちで干し芋」のお味は?
長時間干したものと比べると、ややパサつきはありましたが、素材本来の甘みはしっかり出ていました。食感としては、焼き芋と干し芋の間といったところでしょうか。
普段はさつま芋に興味のない子供にも好評だったので、冬のおやつとして活躍できるのではと思います。
砂糖不使用の優しい甘みは、健康美を意識するママにもピッタリです!夕飯作りの前に、干し芋ひと口と温かいお茶をいただけば、体に優しい小腹満たしになりますよ。
賞味期限の参考
オーブンで作った「おうちで干し芋」は、密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存し、1週間程度で食べきりました。「保存食品」として作ったものでもなく、乾燥も簡易的ですので、おやつとして数日で食べ切る量を作るのがよさそうですよ。
「干し芋は冬以外見かけなくて悲しい……」。そんな風に思った時は、さつま芋は年中売っているので、試してみてくださいね。
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