家族の好みが違うと面倒…
同じ家で生活する夫婦でも、同じお腹から生まれ一緒の環境で育った兄弟でも、好き嫌いが異なる場合も多いですよね?
例えば「冷やし中華」の具材でいうと…
- 長男はトマトとキュウリが苦手でカニカマが好き
- 次男は錦糸とゆでの玉子が嫌いで、さつま揚げは入れたい
- 長女はハムとキュウリは好きだけどカニカマは嫌い
- 父親はどうしても、もやしとオクラを入れたい派
- 母はとにかく具だくさん希望
みんなの好みを熟知しているママなら、確かに1人1人の好みにあった具材を乗せることはできるでしょうが、正直言ってめんどう!?せっかくのお手軽メニューなのに全然、楽できない!
だからといって全員が好きな具だけをチョイスすると、“ハムのみ”なんてことに…。栄養バランスは大切なので、単一具材ではなくできるだけ具沢山にしたいのが母心です。そこで今回は家族それぞれに自由にトッピングしてもらう方法をご紹介します!
準備しよう
提案する「トッピン具」の方法はいたってシンプル。
今まで麺の上に盛り付けてから出していた具を、麺とは別の皿に並べるだけ!
- 麺を茹で、それぞれの量に合わせてお皿に盛る
- 具材をカットしてお皿かバットに並べておく
- つゆはかけずに別にしておく
「トッピン具」をしてみよう!
「トッピン具」は、各自が好きな具材を選び、自らの手で乗せるだけです。ちょっとしたバイキングみたいで子ども目線でも楽しいようです。ただし、あからさまに好きなものばかりを乗せて、可もなく不可もなくの具材は乗せないのが子ども。お任せとはいえ多少のバランスは見て、具材を微調整してあげてくださいね。
中華めんのつゆは、どうする?
- 食べる時間が確定されていれば、麺だけの状態でからめてしまっておいてもOK
- お好みで、予め具材にも少々浸しておくのも有り
- 全ての具材をトッピングし終えてから、好きな分量をかけるも良し
こんなに“便利”!!
具材ものせず麺つゆも後づけの状態になるので、以下のようなメリットがあります。
✓夕飯の支度が時短される。
✓家族が同時に揃わなくても食べやすい。
✓子どもが残しそうな時、大人の分を翌日の自分ランチにでも回しやすい。
✓具材や麺がバランス悪く余ってしまっても、リメイクの可能性がある。
✓子どもが“料理”に参加できる「プチ食育」
✓自分好みの「冷やし中華」でそれぞれが満足できる
おまけ
せっかく好きな具材を自由に盛り付けることができる「トッピン具」なので、小さな子どもがいるママはちょっぴり遊び心をプラスしてあげるのも楽しそう。
ハムやうす焼き玉子を星型に抜いてあげれば、子どもたちは「冷やし中華」をキャンパスに、アート感覚で楽しく「トッピン具」できそう★七夕の夜のご飯に出しても素敵!
ほか、達人の域な気もしますが、「冷やしピカチュウ華」たるキャラ麺中華も発見!麺で輪郭を作ってあげ、目や口などの顔パーツを揃えてあげれば、子どもは興奮してトッピングすること間違いなしです!
トッピングでのデコレーションするとなると、ママの“楽(らく)”は半減してしまいますが、その代わり“楽しい”気持ちになれますよ!
ママが楽して、家族の食も満足するだけでなく、楽しい要素もプラスできる「冷やし中華」の「トッピン具」。試してみてくださいね!