まずは自転車のインチ数を把握することから
意外と覚えていない自転車のインチ数ですが、タイヤの側面に記載があります。
タイヤの種類や大きさにより、記載方法に違いがありますが、基本的にはインチ数×タイヤの横幅となっているようです。
この自転車の場合、18×1.75 なので、自転車の大きさは18インチになります。
この見方を覚えておくと、自転車のメンテナンス等にも役立ちますね!
インチ数に合わせたスタンドを購入
自転車のスタンドには両足型と片足型があります。両足型のほうが安定感がありますが、自転車の後輪を持ち上げるため、子供には不向きとのこと。
片足スタンドを選び、購入することにしました。
スタンドはインチ数により長さが異なりますので、自転車に合った大きさのものを購入してください。
Amazonなどで1000円弱で購入できます。
使用する工具は…
スタンドの取付作業には、「ラチェットハンドル」という工具を使います。ナットの大きさに合わせたソケットを付けて使うというものです。
「ラチェットハンドル」は、右回転・左回転を切り替えることができるので、ナットを緩める・締めるを簡単に行うことができます(写真の場合、黒い三角形を動かすことで切り替え)。
また今回使った工具は「ラチェットハンドル」ですが、メガネレンチでもいいようですよ。
取り付けていきましょう!
①チェーンのない左側の後輪に付けていきます。自転車を倒し、保護のキャップを取り外しましょう。
②ナットが固い場合は潤滑効果のあるシリコンスプレーを吹きかけましょう。
③工具でナット・ワッシャーを取り外していきます。
こちらの自転車に使われているナットは15mmでした。15mm用のソケットを用います。自転車により、17mmの場合もあるようです。
④スタンドを挟み込み、再びナット・ワッシャーを締めましょう。
⑤スタンド部分を持ちながら固く締めます。
スタンド部分を持たないと、ナットと一緒に動いてしまいます。
⑥自転車を立たせ、実際にスタンドを使用してバランスを見ましょう。
ぐらつかず、きちんと止まるようなら作業は完了です。最後に保護キャップをかぶせました。
取り付けは意外と簡単!
女性のDIYが流行っているとはいえ、工具を使う作業が苦手な女性はまだまだ多いはず。
もちろん自転車屋さんでもスタンドを付けてもらえますが、工賃や持ち込みの手間を考えたら、自宅で作業するのがラクですよね。
スタンドは安価で売っていて、方法も意外と簡単。自転車のインチ数の見方や工具の使い方など、得るものもあります。
自分が思うよりスムーズに完成できるかもしれないので、ママもスタンドの取付作業に挑戦してみてはいかがでしょう。
「パパに頼んだのになかなかやってくれない」とか「パパにお願いするためにタイミングを見計らっている」など、心がモヤモヤしている間に、自力でサクッと完成できるのは、ある意味ラクですよ!
※ただし、ナットが錆などで固着しており、外れないなどがあれば専門店へ持っていくことをおすすめします。
筆者は自己責任においてスタンドを取り付けました。子供の安全に関わる事柄ですので、ご自身で行う場合は、しっかり安全確認をお願いいたします。