まずは水漏れ箇所を突き止めることから
画像:Flapjack
洗濯機の周りが濡れていると気付き、蛇口からの水漏れを発見!写真のように、ハンドル下部分からの漏水でした。
ここから水が漏れる場合は、中に入っている「ケレップ」や「パッキン」の劣化から起こる可能性が高く、交換のみなら難しくありません。自己責任で修理にチャレンジしました。
必要なもの
画像:Flapjack
✅ウォーターポンププライヤー
✅水栓ハンドル内パッキン(パッキン受けのワッシャーも付属)
✅水道用ゴムつきケレップ
ウォーターポンププライヤーは、その名の通り水道工事に多く用いられる駆動工具です。
我が家の工具セットにも、簡易的なウォーターポンププライヤーがありましたが、うまく使用することができませんでした。安くてもいいので、しっかりしたものを使用することをおすすめします。ホームセンターにて800円程度で購入しました。
パッキンとケレップは、蛇口の写真とメーカーを控え、ホームセンターにて対応するものを購入しました。サイズがいろいろありますので、ご注意を!
ハンドル内の部品を取り外すために、工具用ピンセットがあると便利です。
修理していきます
①水道の元栓を締める
必ず水を止めてから作業をしましょう!蛇口のハンドルを外すので、必須の作業になります。
②青いビスを回して外す
我が家の場合、緩んでいたため手で外せましたが、固い場合はペンチを使用してください。
③ハンドルを外す
④ウォーターポンププライヤーでナットを外す
ナットの下にあるパッキン受けのワッシャーも外しました。ちなみにナットは反時計回りで緩めることができました。
以下の写真がこれまでに外したパーツです。
※ナットの下にパッキン受けワッシャーがあります。
⑤スピンドルを外す
ハンドルを外したあとに残る棒状のスピンドルも外します。
⑥ケレップを取り除く
奥の方にあるので、ピンセットを使って取り除きました。
取り外し作業は終了です。これから部品を新しいものに替えていきます。
※いずれのパーツも、工具を使用しても外れないほど固着している場合は、業者に依頼することをおすすめします。無理に力を加えると変形し、壊れる可能性があります。
⑦ナットの中のパッキンを交換する
⑧新しいケレップを入れる
取り外したときと同様、ピンセットを使うと戻しやすいです。
⑨残りのパーツも戻す
取り外したときを思い出しながら戻しましょう。流れは以下のとおりです。
スピンドルを入れる
↓
⑦で新しいパッキンを入れたナットを、ウォーターポンププライヤーで締める(パッキン受けのワッシャーも新しいものに替える)
↓
ハンドルを取り付ける
↓
ビスを締める
⑩水道の元栓を開けて、作業は完了
もし水漏れが直らない場合は、他に原因がある場合も。専門業者に相談してくださいね。
交換してからは…
ピンクで丸をしたものが、交換したパーツです。いずれもかなり劣化していました。
交換以降2ヶ月ほど経過した現在も、水漏れは起こっていません。
作業工程は多いように見えますが、かかった時間は30分弱。比較的手軽に行うことができました♪
今回、自宅に起きたケースでは、個人で修理を行うことができました。しかし素人判断なので、似たケースでも全ての水漏れに対応できるとは限りません。場所や内容によっては、専門業者に依頼したほうがいい場合もあります。
どこから水漏れをしているのかしっかり把握し、修理工程を調べてから行うようにしてくださいね。