「敬老の日」とは?
「敬老の日」とは、お年寄りをうやまう日ですが、そのはじまりは兵庫県の小さな村の敬老行事「としよりの日」だったといわれています。以後、「こどもの日」や「成人の日」に続くように国民の祝日として「敬老の日」が制定されました。
元々は毎年9月15日という日付で制定されていた「敬老の日」ですが、ハッピーマンデー制度により2003年からは9月の第3月曜日が「敬老の日」。
2016年9月19日(月)・2017年9月18日(月)・2018年9月17日(月)
2019年9月16日(月)・2020年9月21日(月)・2021年9月20日(月)
2022年9月19日(月)・2023年9月18日(月)
土日とつながる連休で、年度によってはシルバーウィークとも絡みやすいので、遠方に住むおじいちゃんおばあちゃんにも会いに行きやすい状況ですね。逆を言えば大型連休になりやすい日なので、敬老の日を重視していない若いママも多いようです。
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「敬老の日」は連休にまぎれて、
スルーしがちな人も多いようです。
“敬老の祝い”は「誰に?」
「敬老の日」は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことが趣旨なので、対象者の定義はないのですが、やはり自分の血縁者に目が向くのが一般的。小さい頃なら相手は祖父母で完結するのですが、20代~30代のママ目線だと、その対象者が微妙になります。
- 自分にとっての祖父母はもう亡くなってしまった
- 実の両親の年齢はまだ50代
- 旦那さんの両親は61歳だけど、“老人扱い”は嫌がられない??
- まだ子供(孫)がいないので両親が60前後でも“おじいちゃんおばあちゃん”って…
「敬老の日」の対象年齢に正式な区切りは設けられていません。一般的に「高齢者」という言葉が適応されるのは65歳以上なので目安にはなりますが、現代に生きる65歳以上はとても若々しくて元気な人が多いものです。個人によって「老人」という言葉がしっくりこない人もいますよね?
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“老人”を敬う日なので……対象者は、
実年齢というより、心年齢!?
“こども(孫)”からが安全圏!!
ママ世代が両親に「敬老の日ギフト」贈るはじめてのタイミング。最も多いのが親が60代になった時で、次に多いのが「自分の両親には贈ったことがない」。でも、結婚すると義理の両親のことも考えなくてはらないので、「敬老の日(=老人)」への感覚や反応は、明暗分かれそうですね。
- 姑に贈ったら、「まだ老人じゃないから来年は気遣いしないでね…」と言われた
- 若々しい姑なのでスルーしていたら、「孫の声が聞きたい」と電話が鳴った……
- 実母と姑が同じ65歳。両方に贈ったら、実母から「早いんじゃない?」と釘をさされた
日頃から親の考え方を熟知していれば判断できるでしょうが、核家族化した現代ではちょっぴり難しい。安全圏があるとしたら「我が子(孫)」から「両親(祖父母)」にという設定!!孫からおじいちゃんおばあちゃんへの贈り物をママがサポートするスタイルなら、角は立ちませんからね♪一般的にも「敬老の日」のギフトは、孫が生まれた年をきっかけとして贈るようになったママが多いそうですよ。
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おじいちゃん、おばあちゃん扱いでも、
“孫”からの言葉なら素直に沁みる♪
「孫」からだから、低コストで心入れを高く!
贈り主が“自分・ママ(娘)”となると、ギフト選びもプレッシャー。でも、子どもたちから祖父母へという設定なら予算も肩の力を抜いた額で大丈夫♪「孫」という存在はどうやら我が子よりも可愛いそうなので、おじいちゃん、おばあちゃんにとって、たまに触れ合う孫とのひとときは格別!お金では買えない、「孫力」の高い贈り物がおすすめですね。
- 手土産を用意して、子どもを連れて遊びに行く
- 子どもが書いた感謝のメッセージ
- 幼稚園や保育園で作った「敬老の日」の作品
- 子どもが描いたおじいちゃんおばあちゃんの絵
- 子どもの写真や動画
- 自宅に招いて食事会
一般的に予算として最も多いのが「5.000円以上1万円未満」で次点が「3.000円~4.000円未満」、次に多いのが「2.000円~3.000円未満」のようですが、「孫力」をメインにするならギフトの値段は神経質にならくて大丈夫かも。もちろん、お金をかけて食事会や三世代旅行を計画しても、それはそれで喜ばれそうですけどね♡
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孫たちの笑顔やぬくもりは、
やっぱり元気の源!
最後に
独身時代は一時、縁遠くなる「敬老の日」。結婚すると「誰が?誰に?何をどうするの?やらなくてもいいの?」という小さな疑問をもつ人もいますよね?今回ご紹介した「孫が産まれて、孫から祖父母へ」という設定はいかがでしたでしょうか?
考え方をシンプルにすると「敬老の日」のギフト選びも楽になります。必要なものや欲しい物が明確ならそれでOKですが、それでも子ども(孫)の真心こもった贈り物がメインの+プチギフトのセットが最強かも!?子どもと一緒に考えてみてくださいね♪
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ママチョイスのプチギフトに
「孫」の純粋な想いを添えよう―。