3歳ごろから楽しめる絵本
ご紹介する絵本は、3歳ごろから楽しめるラインナップです。
実際に、わが家の3歳の娘がケラケラ笑って楽しんでいる本で、少しひらがなが読める5歳の息子は1人で読むこともあります。
文字は多くなくテンポのよい絵本なので、時間がないときでもささっと読めますよ♪
「パパぺんぎんとたまご」
パパぺんぎんは、ママぺんぎんから「3つのたまご」の世話を任されます。
いつもいつもいっしょに過ごしていたのですが……
「……ない! たまごがない!」
ほんの少し目を離したすきに、たまごがなくなってしまっていたのです。
さあ大変。パパぺんぎんは、3つのたまごを見つけられるのでしょうか?
作:フランス・クアトロム
絵:サビエル・ブロンカード
訳:木坂涼
出版社:マイクロマガジン社
パパぺんぎんの行動にいやされること間違いなし!
預かったたまごを肌身離さず持ち歩き、たまごを必死で探す懸命さに父親の愛を感じます♥
しかし!
おっちょこちょいなパパぺんぎんに思わず「クスッ」と笑わせられてしまうのです。
この絵本は、パパに読み聞かせしてもらうのもオススメですよ。
「バムとケロの さむいあさ」
ある寒い日の朝、「家の裏にある池も凍っているはず!」と、スケートとつりの用意をしてバムとケロは出かけます。
池に着くと、なんと!池と一緒に凍りついてしまったあひるを発見。
「大変!」と2人は急いで助け出し、家に連れて帰るのですが……。
作・絵:島田ゆか
出版社:文溪堂
「バムとケロ」シリーズは、犬のバムとカエルのケロちゃんの日常を描いた大人気の作品です。
この作品は第3作目。2人にあひるのかいちゃんが加わって起こるやりとりと、
ケロちゃんの無邪気なかわいい姿に「クスッ」っと笑えます。
そして最後のオチにも!
「バムとケロ」シリーズは、細部までこだわって描かれた絵も魅力です。
読むたびにいろいろな発見があり、どれだけ読んでも飽きませんよ。
「もう ぬげない」
服がひっかかって脱げなくなってしまった「ぼく」。
服がこのままずっと脱げなかったとしても、工夫すれば何とかなる!?
前向きに乗り越えていこうとしますが……
「もうおしまいだ…」
と絶望感たっぷりのつぶやきが。ぼくの運命やいかに!
作・絵:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社
ヨシタケシンスケさんの作品はどれもユーモアたっぷりで、大人から子どまでみんながファンに!
この作品は、すでに表紙からおもしろさがにじみ出ている爆笑絵本です!
笑わないページはない!
というくらいイラスト・セリフ・ストーリーのすべてで、読み手のわき腹をくすぐってきますよ。
「ピヨピヨ スーパーマーケット」
ママと5羽のかわいいヒヨコたちが、スーパーマーケットへお買い物。
ヒヨコたちの頭の中は、買ってもらいたいおやつでいっぱいです。
わくわくしながら、スーパーマーケットにいざ到着!
「ピヨピヨピヨ、さきにいってよう」
ヒヨコたちがスーパーで繰り広げる無邪気な行動に、ママは……。
作・絵:工藤ノリコ
出版社:佼成出版社
この作品は、5羽のヒヨコのきょうだいの様子を描いた「ピヨピヨ」シリーズの第1作目。「ノラネコぐんだん」シリーズと合わせて大人気の工藤ノリコさんの作品です。
コミカルな絵柄と、絶妙なセリフで、ヒヨコたちの感情がぐいぐいと伝わってきます。
特に、ところどころに挿入されるヒヨコたちのセリフ
「ピヨピヨピヨ」「ピヨピヨ」に、何度も「クスっ」となりますよ。
「ノラネコぐんだん」も外せないシリーズ。読んだことがない方は、ぜひこちらも参考にしてみてください♪
※掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
「ぼうし とったら」
帽子の部分をめくって出てくるものを楽しむ、しかけ絵本。
帽子をとったら意外な姿になっているものもあって……
作・絵:tupera tupera(ツペラツペラ)
出版社:学研教育出版
この絵本は、赤ちゃんや1・2歳での読み聞かせが多いようなのですが、わが家では3歳ごろからの方が反応がよいです。
3歳の娘は、帽子で隠されている部分を自分なりにイメージしてからめくり、
「思いもよらぬものが出てきた!」
と、イメージを裏切られるところがおもしろいようです。
もし家に眠っている方は、ぜひ引っ張り出して読んでください。小学生でもハマるかもしれませんよ♪
絵本でおうち時間を楽しもう
今回ご紹介した絵本は、絵をしっかり見て楽しめるようになり、内容も少しずつ理解できる3歳ごろからオススメの作品です。
大人でも楽しめるので、3歳以上ならいろいろな角度でおもしろさを発見して十分満足できると思います。
コロナ禍で増えたおうち時間を、絵本で笑って過ごすのもいいものですよ♪
電子書籍派の方は、こちらも参考に♡