魚魚工房(ととこうぼう)の「魚魚あわせ」(ととあわせ)
「ととあわせ」は、子どもから年配の方まで楽しめるカードゲームです。
幼児から遊べる簡単な「絵合わせ」や「神経衰弱」から、魚の知識が必要な「かるた」まで、遊び方はいろいろ♪
カードには日本各地でなじみの深い「魚介類の絵」と「魚へんの漢字」がのっています。絵は千代紙や色紙を使った切り絵であらわされていて、とても美しいです。
デザイン性の高さから、公式サイトでは「インテリア」としての使用もおすすめしています。
日本津々浦々版(全国版)
「ととあわせ」には日本津々浦々版以外に、「京都丹後版」や「越前若狭版」などの地方版、江戸前寿司に登場する魚介類を集めた「江戸前版」、英語版の「Sushi-Bar」があります。
全部で12種類のラインナップです。
日本津々浦々版では、日本全国で親しまれている魚介類の中から52種類が選出。
カードの背景の色は、季節のイメージ(春・夏・秋・冬)に合わせて4色あり、魚介類は旬や産卵期などによってグループ分けがされています。
※カードは各13種×4=52種類
★商品情報
「ととあわせ(全国津々浦々版)」
カード:108枚 魚介類104枚(52組)、吉札2枚、凶札2枚
サイズ:9.5×6.7cm(カード)/10.5×14.5×4.5cm(箱)
■吉札(左)と凶札(右)
吉札(ラッキーカード)は各地の名勝、凶札(ジョーカー)は魚の骨を切り絵にしたカードです。全国津々浦々版では、鯛(たい)が選ばれています。
「ととあわせ」の遊び方
♥絵合わせ
カードを広げて、左右のカードが合うものを探します。
文字が読めなくても絵を見てスイスイと合わせることができるので、2歳ごろから遊べると思います。52種類(104枚)のすべてのカードを使っても、幼児2人で20~30分ほどで終わります。
★わが家の追加ルール
- ペアになるカードを見つけたら、挙手などをしてアピールする
- カードをみんなに見せて魚介類の名前を言う(言えないときは周りが補助)
- その魚のグループの季節を言う
♥神経衰弱
すべてのカードを裏返して並べ、2枚を表に返してペアを引き当てます。
※トランプで遊ぶ神経衰弱と同じルールです。
52種類(104枚)のすべてのカードを使うと幼児には難しいので、季節のグループ2つ分(26種類)で取り組むのがおすすめです。
★わが家の追加ルール
ペアができたら魚介類の名前を言う(言えないときは周りが補助)
♥かるた
左の文章が入ったカードを読み札、右のカードを取り札として使います。
読み札に書かれている文章の内容が難しいので、幼児には取り組みにくいです。大人と子どもがペアになって遊ぶといいですよ。
★わが家の追加ルール
幼児(3歳と5歳)には読み札の文章だけでは難しいので、追加で情報を与えています。
- 読み札が分類されているグループの季節を言う
- 同封のしおりに書いてある情報からヒントを出す
- 魚介類の名前を伝える(名前は、読み札の左下にローマ字で書かれています。)
気になるところ
■カードの文字を読み間違える
カードに書かれている文字の書体が子どもには見慣れないものだったため、わが子はスムーズに読めませんでした。
特に「い」と「り」の読み間違いが多かったため、魚の名前は必ず声に出して確認していました。
カードのデザインは和風で統一されて素敵なので、あくまでも「幼児が遊ぶとき」に気になったことです。
■カードの角がとがっている
幼児向けに作られたものではないので、カードの角がとがっています。
手を切るほどの鋭さはありませんが、子どもの持ち方などによっては痛いと言うことがあるので、幼児が使うときには注意することをおすすめします。
魚博士になれる?!
箱に入っている「しおり」には、52種類の魚介類の特徴などが書かれています。大人でも勉強になる情報がたっぷり。解説にはふりがながないので、幼児が読むには大人の補助が必要です。
カードゲームを繰り返すうちに、魚の知識が自然と身についていきますよ♪
筆者は、読めない「魚へんの漢字」がたくさんあり、何度も遊んでいるうちに子どもたちの方が詳しくなって、親の面目丸つぶれに……。それでも子どもの成長は嬉しいものですね♪
おうち時間や冬休みのお家遊びに、家族で「ととあわせ」を楽しんでみてはいかがでしょうか?