片付けは大人も子どもも嫌なもの
大人だって苦手なことが多いお片づけ。子どもももちろん苦手、というか嫌いです。
そんな嫌なことを毎日毎日「やりなさい!」と言われ、更に片づけ作業の内容が今のお子さんにはしんどいとなると、反抗したくもなります。
お片づけを嫌がるのには、その子の能力に作業内容が合っていない場合があるんです。
- おもちゃが広い範囲に散らかっていませんか?
- 分類を細かくしすぎていませんか?
- 頻繁に片付けさせていませんか?
これらを見直せばもっと協力的になってくれますよ☆
①おもちゃを出していいスペースを決めておく
あっちにもこっちにもおもちゃがあると、お片づけするのに家中走り回らないといけないですよね。
一箇所にまとまっていないと終わりが見えなくて途中で嫌になってしまうので、ラグやプレイマット等を敷いて「ここがおもちゃを使う場所ね」と宣言してしまいましょう。
広さは、幼いうちは狭くしておいて、片づけがスムーズにできるようでしたら少しずつ広げていきましょう。
ちなみに我が家の3歳児のおもちゃスペースはパズルマット18枚分です。
今のところ、これ以上のスペースにすると集中力が切れてしまって片付けられません。
たまにプラレールを広げてからトミカの道路を出そうとしてスペースが足りないことに気づき、「道路が入らないんだよ」と言っていますが、「プラレールを使わないんならプラレールをお片づけしてから道路を出してごらん」と言うと納得してプラレールを片付けています。
遊び方が複雑になってきた場合も広さを再検討してあげてください♪
②おもちゃの分類はざっくりと
使いやすいようにと考えて、お片づけ場所を「線路と列車とミニカーと道路と…」と分けすぎていませんか?
片付けるのに一つ一つ考えるのがしんどいと感じると、子どもは面倒くさくなって片づけるのを嫌がります。
年齢によって仕分けできる数が変わってきますので、最初はざっくりとした分類から始めましょう。
我が家はいろいろ試した結果、今は「列車関係」「車関係」「レゴ」「本」「その他のおもちゃ」の5種類で落ち着いています。
子どもは成長するにしたがって色々考えるようになりますので、自分で「電車と線路は分けた方がいい」等思うようになるのを待ちましょう。
③片付けさせる回数を減らす
ご飯を食べるからお片づけ、おでかけするからお片づけ、もう寝るからお片づけ等片づけさせたいタイミングはたくさんあると思いますが、少し堪えて回数を減らしてみましょう。
大人でも、やりかけの作業を一旦完全に片づけろと言われると嫌な気分になるものです。
「せっかくここまで作ったから後で続きをしたいのに壊すの?」「後でまた同じものを使うのに、一回入れなきゃいけないの?」等、そのまま置いておきたいと思うと反抗したり無視したりします。
語彙力があまりない小さな子なら尚更ですね。
私も片づけが嫌いなため、我が家ではお片づけタイムは「お客さんが来る前」と「寝る前」の2回です。来客がなければ1日1回ですね。
おもちゃを出す場所が決まっていてリビング中が散らかることはないので、これで十分です。
なので、息子は片づけにとても協力的です。
ここまで減らすこともないと思いますが、1日に何回も「お片づけ」と言っている気がするママは、数回減らしてみましょう!
最後に
いかがでしたか?
眠いとかただ機嫌が悪いといった理由で反抗されることもありますが、ただお片づけが嫌で反抗する時にはこういった理由が絡んでいることが多いです。
ここまで環境を整えたら後は楽しく♪
音楽をかけて踊りながらとか、「50数えるまでに終わるかな?よーいドン!」とか、楽しみながら一緒にお片づけに取り組んであげてください。
叱らずにお片づけができるように、ぜひ検討してみてくださいね☆