黒っぽく変色したオクラ……
オクラは変色しやすく、その黒っぽい見た目に「うっ、もう食べられない」と思ってしまう新米主婦も多いと思います。表面にできた黒い斑点に、一見「カビ……!?」と驚いて捨ててしまう人もいるかもしれません。
■表面の黒い斑点については「カビではありません」。
- 低温障害(10℃~15℃以下の不適切な保存方法)
- 生産環境(雨風による傷が原因による変色)
- 野菜の病気(黒斑病など)
「黒斑病」なんて聞くとちょっと気が引けてしまいますが、野菜の病気含むいずれの原因でも、問題なく食べられるようです。表面の黒い部分は削いでたべるのがおすすめのようです。
どの状態がセーフ?どれがアウト!?
表面に黒い斑点が出ても食べられるとはいえ、全部が全部OKというわけではありません。
- 表面は黒いけれど中はキレイ→◎食べられる!
- 水分不足で元気がない感じでも種の変色はなし→◎食べられる!
- 切る前から表面にぬめりがある→×食べられない!
- 表面も中も変色、種は茶色に→×食べられない!
- 水分が抜け過ぎてくにゃくにゃ→×止めておこう!
- 変なニオイがする→×食べられない!
オクラの保存方法の基本
オクラの保管に適する温度は10℃~15℃。それより低くなったり、5℃以下になると、低温障害が起きやすく黒斑点ができやすくなります。基本的にオクラは冷蔵庫には入れずにキッチンペーパーや新聞紙に包んでの保管が推奨されていますが、“常温だと1日程度しかもちません”。冷蔵庫に入れる場合は野菜室が鉄則で、むきだしでの保管はNG。キッチンペーパーや新聞紙などで包んでさらに上からビニール袋をかけるとよいそうです。
- 水につけない(変色のもととなるので)
- 冷暗の場所で新聞紙などにくるんで
- 日持ちの目安は野菜室で4~5日
- 野菜室内で水を入れたコップにヘタを下に立て方保存で5日~7日
- 切ってしまうと日持ちは2~3日
- 冷凍保存は可能!!
冷凍OK!1ヵ月ももつ!
オクラは日持ちのしない野菜ですが、冷凍保存がOKなのが主婦ママにとってありがたい!
■まるごと生で冷凍!
- オクラに塩をふり産毛を取るように手の平でころがしておく
- 水分をきっちりとる
- 炒める、焼く、などの調理に便利
- 丸ごとでもスライスでも冷凍可
- 食べる時は必ず加熱調理を
■茹でてから冷凍!
- 塩を振って産毛を取る
- 水分をしっかりとる
- 30秒を目安いに軽く茹で、よく冷ます
- 丸ごとでもスライスでも冷凍可
- 自然解凍で食用OK
最後に
オクラは健康によく、美容やダイエットにも効果的といわれています。大人っぽい野菜と思いきや、案外小さい子どもでも食べやすいく、オクラファンの子どもも多いものです。家族そろって美味しく栄養が取れるオクラは調理方法も簡単!“保存期間”だけがネックなのですが……、賞味期限や保存方法を把握すれば上手に献立サイクルに活かせますよね!
しかも、冷凍すれば1ヵ月も日持ちするのが嬉しい!冷凍オクラを冷蔵庫に常備しておくと、手間無くひと品できてしまうので、気持ちも楽ですよね♪ママは美容やダイエットに、パパは脳細胞活性化や疲労回復に!子どもは免疫力アップや整腸作用、ほかメリットたっぷりのオクラを上手に活用して、ファミリーの健康管理を楽にしちゃいましょう♪
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