ミモザはどんなお花?
「ミモザ」とは、ギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるアカシア属の総称です。
- 原産地:オーストラリア
- 開花時期:春
- 花言葉:優雅・友情
切り花だけでなく、庭木としてもとっても人気!ヨーロッパでは春を告げるお花として人気がある植物です。
古くからイタリアでは、「女性の日」である3月8日に、男性から女性にミモザの花を贈るという風習があります。それにならい、わが家でもミモザの花を飾ってみました♪
買ってきたらどう生ける?
切り花の状態であれば、そのまま水に生けましょう。
大ぶりの枝で購入した場合、ミモザは水揚げが悪いので、枝の皮を剥く・水に接する部分に十字に切れ込みをいれるなどしたほうが長持ちします。
長くお花を楽しみたくて、満開のものではなく蕾が多数ついている枝を選んだところ、日が経つにつれて蕾がポロポロと落ちてくるようになってしまいました。
ミモザは蕾の開花がとても難しいお花ですので、選ぶときは極力満開なものを選びましょう!
また、開いたお花は乾燥がとっても苦手……。エアコンの風が当たらない場所に飾ってあげてくださいね♪
ミモザは花粉が落ちやすいお花です。
気になる方はお手入れ不要のアーティフィシャルフラワー(造花)もオススメですよ♪
ミモザはドライフラワーにしやすいお花
水揚げの悪いお花の多くは、ドライフラワーに適しているとされています。つまりミモザもドライフラワーにしやすいお花ということ♪
枝を縛ってスワッグのようにして吊るしておくだけで、1~2週間程度できれいなドライフラワーになりますよ♪
その際は風通しがよく、直射日光が当たらない場所に吊るしてくださいね。
小さな枝なら、水を入れないフラワーベースに生けておくだけでドライフラワーになります♪
新鮮な枝を丸めれば簡単リース♪
ミモザの花がついた新鮮な枝をゆっくり丸め、細い針金で巻けば簡単なリースにもなります♡
リースベースにたくさんのミモザを巻きつけるボリューミーなリースも魅力的ですが、たくさんのお花を使うので手が出ない……。そんなときは、ミモザの枝を丸めたリースがオススメです♪
新鮮な枝は柔らかいので曲げやすいですよ!
ミモザはとっても特別なお花
春を告げるお花「ミモザ」のビタミンカラーは、見る人を魅了しますよね。
ミモザの花は、女性の政治的自由・平等を訴える日として国連が制定している3月8日の国際女性デーのシンボルフラワーにもなっています。
国際女性デーは毎年定められるテーマがあり、2021年度は「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」。
日本国内でのジェンダー問題がなにかと浮き彫りになる昨今、より自分に身近な問題として捉えるためにも、お部屋にミモザを飾ってみるのもいいかもしれませんね♪