【雛人形と婚期のジンクス……】
―あるある!?小話vol.130―
有野家の母アル子の雛人形は、
ガラスケースに入ったタイプのものでした。
小さい頃は年に一度の楽しみだったのに、
いつしか出さなくなった雛人形。
そしてアル子が成人した学生の頃。
実家の納戸を整理していると、
雛人形ケースのガラスが
割れていたのです!!
よく「雛人形を片付けないと
お嫁に行かれない」とか、
「しまうのが遅いと今期も遅れる」とか、
そんな言い伝えがあるので……
私(当時・独身のアル子)、
お嫁に行けないかも!?
婚約寸前で破談もあるかも!?
なんて思ったこともありますが、
20代後半で結婚。
長男アル太郎、次男アル次郎、娘アル美の
3人の子にも恵まれ、
平和(?)な生活を送っている。
↓でもアル子はよく思う↓
アル子はズボラで主婦には不向き、
良い母である自覚も皆無。
雛人形のガラスケースが割れていたのは、
「結婚できない」ではなく、
「家庭崩壊という未来からの通告なのでは……」
絵:さや子/さや子のブログ : 「ネコイナ」
【主婦・ママの あるある!?なつぶやき】
今日から脱ズボラ!
目指せ素敵ママ!
(と言った当日から食後にゴロ寝する母なのでした)