千葉県の郷土料理「飾り寿司」
突然ですが、「飾り寿司」をご存知ですか?
千葉県の郷土料理で、植物や動物、キャラクターなど、さまざまなものをモチーフにした巻き寿司のことをいいます。
道の駅などに売られているのを目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
この「飾り寿司」は、金太郎あめのように巻き寿司を切ると断面が同じ絵柄になるように巻いて作ります。
ちょっと、難しそうな感じがしますか?
実はそれほど難しくなく、初心者でも失敗せずに作れちゃうんです。
今回は春らしく「お花デザインの飾り寿司」の作り方をご紹介します。
お花デザインの飾り寿司の作り方
【材料】
- 酢飯 160g
- 桜でんぶ 小さじ2
- 野沢菜のお漬物 10cm×5本
- チーズかまぼこ 1本
- のり 半切り3枚
- 必要な道具……巻きす
【作り方】
①酢飯を2等分にして、片方(80g)の酢飯に桜でんぶを混ぜ込みます。
②きれいに混ざったら、5等分にして酢飯ボールを作っておきます。
③次にのりパーツを作ります。1枚を残し、2枚を4等分に切ります。全部で8枚できる1/4切りののりを5枚使用します。
余った3枚のうち1枚をさらに半分の細さに切ってのりバンドを作っておきます。
※余ったのりは、作業中に破れてしまった場合の予備として取っておいてくださいね。
④1/4切りののりに、②で作った酢飯ボールを巻いて花びらパーツを作っていきます。
酢飯をのり全体に広げます。
手で軽く巻きます。あとで巻きすを使って、しっかり巻くので軽く巻く程度でOKです。
同じ要領で5本巻きます。(たぶん、ここが1番大変な作業です)
⑤巻きすを使って形を整えながら、しっかりと巻きます。
花びらパーツの完成です。巻き終わりがきれいに巻けていなくても、最終的にはきれいに仕上げることができるので安心してくださいね。
⑥花びらパーツをお花の形に組み立てていきます。まず、巻きすの上に2本乗せます。
その上にチーズかまぼこを乗せます。
チーズかまぼこを囲むように残りの3本も乗せていきます。この時、花びらパーツの巻きおわりが内側(チーズかまぼこ側)にくるように置くときれいに仕上がりますよ。
花びらパーツの間に、野沢菜のお漬物を置いていきます。
全体をのりバンドで巻いて、巻きすを使ってしっかり巻きます。
⑦巻きすの上に半切りのりを置き、全体に白い酢飯を広げます。この時、巻き終わり4cmほど残して酢飯を広げてください。
真ん中に⑥で作ったお花の巻き寿司を乗せます。
全体をしっかりと巻いて、のりが馴染むまで少し寝かせます。
のりが馴染んだ頃に、両端を切り落として、4等分に切り分けます。
お皿に盛り付けて完成です♡
春の行楽弁当やイベント、おもてなし料理におすすめ
華やかでインスタ映えもバツグンの「飾り寿司」は、行楽弁当や春のイベントにピッタリ♪
お花見やひな祭りなどのイベント料理としても活躍してくれそうです。
見映えも良く、取り分けやすい飾り寿司は、おもてなし料理としてもおすすめですよ。
ぜひ、お花の飾り寿司で食卓に春の彩りを添えてくださいね。