プロ監修「金目鯛の低温調理~オクラとアサリのソース~」材料
材料(4人分)
金目鯛 1尾
オクラ 10本
アサリ 300g
水 500cc
酒 90cc
みりん 大1
醤油 小1
塩・岩塩 適量
金目鯛とオクラの色味が華やか、ホームパーティにもぴったりな一皿です。
素材の味を活かした優しい味わいで、小さなお子様のいるご家庭にもおすすめ!
「金目鯛の低温調理~オクラとアサリのソース~」作り方
金目鯛を3枚おろしにします。身に残った骨や血合いもきれいに切り離しましょう。
骨抜きをするときは、右斜め45度くらいを意識して、身を軽く抑えながら引き抜いてください。
次は、臭み取りをします。
■頭・中骨
鍋に80度のお湯を用意し、20秒ほどくぐらせます。そのあと水につけておきましょう。
■身
皮目を上にしてまな板にのせます。
まな板の左下にお皿などを置いて傾斜をつけ、上から80度のお湯をおたまなどでかけたあと、水に入れます。
■皮目・頭の内側など
余計なぬめり・ウロコ・血合いが取れるように、手早く洗います。
だしを取ります。
鍋に頭・中骨・水500ml・昆布2枚・酒90ccを入れて中強火にかけます。
ときどきアクを取りましょう。
金目鯛の身は、皮目を下にして半分に切ります。
その際、しっぽ側を1cmほどカットしておくと、大きさが揃って完成度があがります。
切り落とした欠片はだしの鍋に入れてしまいましょう。
金目鯛に浅く3本切り込みを入れます(入れなくてもOKです)。
オクラは水洗いし、ヘタを取って小口切りにします。(産毛は気にしないでOK)
たっぷりの水に塩適量を加え、沸騰したらオクラを5分ほど茹でます。
茹で上がったらザルにあげ、流水で粗熱をとったら氷水で冷やしてください。
味が抜けないよう手早くかき混ぜて冷やし、すぐ水からあげましょう。その後、冷蔵庫で冷やします。
だしに透明感が出てきたら、火からあげて濾します。
空の鍋にアサリを入れ、濾しただしを注いだら、そのまま5分置きましょう。その後弱火で煮たたせないよう、6~7分加熱します。
みりん大1・醤油小1で味をととのえたら、再度濾します。
濾しただしは半分に分け、片方は冷蔵庫で冷やしておいてください。
- ワンポイント!
アサリはゆっくりとうま味が出るので、すぐ加熱するとうま味が出る前に火が通って固まってしまいます。
この「待つ5分」がおいしさを引き上げるポイントです。
おいしいおみそ汁をつくるときにも応用できる技ですよ。
※ちなみに、お吸い物にするときは「みりん大1」を加えた段階で完成です!
じっくり加熱したアサリは身がふっくら。だしを取った後もおいしく食べられます。
アサリはスプーンなどを使い、貝から身を外しておいてください。
設定温度:Hismile(ハイスマイル)の低温調理器で【58℃・25分】
耐熱性の袋に、金目鯛の身とだし(冷やしていない方)を入れ、低温調理にかけます。
冷えたオクラをミキサー容器に入れ、冷やしただしをオクラがひたひたになるまで注いでミキサーにかけます。
ミキサーにかけたオクラとだしを鍋に入れ、強火で加熱。
手早くかき混ぜて全体をあたため、オクラ特有のとろみが出てきたら火をとめます。
お皿にオクラのソースを広げ、真ん中にアサリの身を置いて土台にします。
その上に低温調理にかけた金目鯛をのせ、岩塩をひとつまみ加えたら完成です!
素材本来の味を引き出した、華やかな一皿です。
低温調理器を使うことで、身がしっとりとろける食感になります。
香ばしく仕上げたいときは、最後に皮目をバーナーで炙るといいですよ!
(※フライパンで焼くと、皮が剥がれることがあるので注意しましょう)
~金目鯛の低温調理|レシピ動画~
だしをスープにするのもおすすめ
金目鯛と一緒に低温調理にかけただしは、うま味たっぷり!そのままスープにしてもおいしいですよ。
小さい子どもがいるご家庭なら、金目鯛の身をほぐして入れ、オクラのソースを上からかけてもOK。
お食い初めにもいいかもしれませんね!
とろみのある口当たりと、余計なものが入っていない素材そのものの味なので、食欲のない日でも食べやすいですよ。
レシピ続々!「サーモンのミキュイ」動画も
Hismile(ハイスマイル)の低温調理器を使ったレシピ動画も続々登場!
人気食材であるサーモンを使ったフランス料理「サーモンのミキュイ」動画はこちらです♪
今後もさまざまな調理法やレシピ動画が登場するので、楽しみにしていてくださいね。
Hismile(ハイスマイル)の低温調理器を使ったその他レシピ
- 低温調理×霜降り和牛レシピ(&加茂ナス)
- 低温調理×豚肉レシピ(ロース)
- 低温調理×鶏もも肉レシピ(骨つき)
- 低温調理器の使い方(基本)と2大レシピ(ローストビーフ|チャーシュー)
~低温調理の設定温度が不安な方へ~
「低温調理」とは、低い温度で加熱する料理方法。食中毒への不安がある人は、以下の記事をごらんください。
お肉の種類(牛肉・豚肉・鶏肉・鴨肉)を例に、プロによるワンポイントアドバイスが読めます。
・食材は、新鮮なものを使用してください。また、調理前の食材は適切な状態で保存してください。
・調理中はこまめに手を洗い、調理器具は使用後に洗浄・殺菌を行いましょう。
■この記事は、企業様より製品をご提供いただき、執筆しました。