贈る相手への配慮
ママ友の子どもが1才のお誕生日と聞いたら、同じママとしてつい何かしらしてあげたくなるものです。でも、密とはいえない関係の場合、一般的にプレゼントをもらう側はそれなりの気遣いをしてしまいますよね?
- いわゆる「ギフト」だと、嬉しい反面、申し訳ない気がする
- 素敵なプレゼントもらってしまった♪お返しする必要、あるよね?
- 「私は何もしてあげなかったのに…」と、後ろめたい気持ちに
せっかくお祝いの心を届けたくても、相手に遠慮させてしまっては意味がありません。だから、心の距離感のつかめない間柄で贈り物をする時には、“ささやかさ”や“受け取りやすさ”がポイントとなります。
- 高価なものは避ける
- 価格帯が低くても、ケチと感じさせないもの
- “ママに”ではなく、1才を迎える“子どもに”がテーマとなる品
- 好みが問われない、消耗品やお菓子などもベスト。
そんな条件で絞ると、1才で食べられるお菓子ってベストなんですよね!値段も双方にとって負担はないし、なにより主役の子どもが喜びます♪でも、そのまま渡すには、あまりにもギフト感ゼロ……。今回は、そんな1才で食べらるお菓子の、“ラッピングアイディア”!赤ちゃん用のお菓子が、デコレーションケーキにしちゃいます♡
準備するもの
道具はセロハンテープとハサミだけでOK!材料は以下の通りです。
- タマゴボーロ(5連)×2セット
- ゼリー(できれば野菜ゼリー)
- かわいいろうそく(100円均一)
- デコケーキボックス(5号・15cm)
- 箱(100円均一)
- 書道用半紙
手順.1 5連ボーロを丸める
5連のタマゴボーロをくるくる巻いてテープで留める。パッケージ裏デザインは外側向きがおすすめ。ボーロが割れないように優しく作業するのがコツ。
手順.2 半紙を使う
書道用半紙を2枚重ねで2セット取り出し、縦長に配置して連結部分をテープで留める(下画像・左側)。半紙の艶艶している方が外側にくるように、横幅を狭くする感じで半分に折ます(下画像・右側)。
半紙ができたら、手順1で丸めたタマゴボーロの側面を包むように、くるくると巻きテープで留める。
底面は適当にテープで留め(下画像・左側)、上側はお菓子よりも半紙が少し出るぐらいで調整(下画像・右側)。
半紙を、上側の表面に入るくらいの大きさの円に切りぬく(2枚重ねにはしないで大丈夫)。それをボーロが見えている表面にフタをするように乗せると(下画像・右側)、少しケーキらしくなってきます♪
飾りつけ!
後は、自由に飾り付けるだけ!今回はイチゴに見立ててゼリーを配置。ゼリーではなく、折り紙で立体的なイチゴを作って飾ってあげるでも◎ですね♪
かわいいろうそくを挿し込んで、刻んだホワイトチョコのように細かく切った半紙を散らします。ゼリーの縁などが隠れることで、ちょっぴりリアル度がUP!ネームプレートを添えて、箱にいれれば完成ですね♪
最後に。贈りやすさについて―
今回紹介した贈り物は、中身としては「5連のタマゴボーロ」が2つ(プラスαでゼリー)です。でも、むき出しで渡されるより気持ちがこもっていると感じてもらえそうな気がしませんか?かといって贈った相手に気を使わせてしまうような価格でないのは一目瞭然!「ろうそく」に関しては、自宅でハッピーバースデイをする時に使ってもらえるので実用的です。強いていえば、ケーキの箱だけが無駄ですが、これはラッピングの要なので……。デリケートなタマゴボーロが崩れず持ち運べるということで、OKとしてもらいましょう♪
参考までに、かかった予算は500円ちょっと。お菓子代だけなら400円未満です。贈る側は値段はあまり気にしなくても、受け取る側の立場で気遣いするなら、400円以下は◎だと思いませんか?ちょっとしたお菓子に、工作レベルのラッピング。
「そこまで親しくはなくても、大切には想っている」。
「顔を合わす機会は少なくても、お世話になっていると感じている」。
そんなお相手への、ご挨拶がわりにいかがでしょう?
ちなみに、本当は真っ白い赤ちゃんせんべいを立て詰めにして「デコレーションケーキ」を作りたかったのです。ただ、個包装の袋が透明な「赤ちゃんせんべい」が市販で入手できず、通販お取り寄せ。いつか作ってみたいものです。
▼記事の関連情報