「恵方巻」のボリューム感!
恵方巻はその1本に、おにぎり1.5個分~お茶碗2杯分くらいの寿司飯が使われています。鬼の金棒を彷彿とさせる太巻きの中には、かんぴょうや椎茸、タマゴに海鮮など、いろいろな具が入っていてボリューム満点。カロリーも1本あたり500~600カロリー以上はあるものが多いので、食べ応えがあるはずです。
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女性や子どもは「恵方巻」だけでも
お腹がいっぱいに♪
“だけ”が気になる人は+汁物!
「節分」の習わしにのっとっているとはいえ、さすがに「恵方巻」だけというのが気になるママも多いはず。でも汁物ひとつ足すだけで、食事した気になるから不思議なものです。なお、作るなら節分の意味に添った材料がおすすめ。
■鰯(いわし)
古くからニオイのきついものや尖ったものは、魔よけや鬼払いなどに使われていたといいます。臭いのきつい「鰯(いわし)」がそれに値するとされ、尖った柊とともに玄関に飾られる風習があったそうです。臭いを広げるために習わしにのっとるなら“焼いて食べる”のが良いでしょうが、楽をするためにおすすめなのは冷凍のいわしつみれ♪
■白い豆腐
邪気を払う力を宿していると、いい伝わるのが白い豆腐。節分で食べることで、真っ白に清められるとの意味があるそうです。ただし、豆腐の“白”に邪気を払うという意味があるようなので、醤油はかけないのが良いそう。色の薄い汁物に入れるならありかな!?
■こんにゃく
節分にこんにゃくを食べる風習は四国が発端とされるようです。体の中をお掃除してくれるという機能から、節分のほか、冬至に作られることも多いそう。
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おかず数品作るの大変だから、
この材料を汁物にしちゃおう!
けんちん汁???
節分に作る汁物として、精進料理が由来という「けんちん汁」があげられます。寒い時期なので、体を温める働きへの期待ももてそうで、とても良さそうです。
先にあげた豆腐やこんにゃくを用い、ほかにんじんや里芋、ごぼうなども使えば「けんちん汁」まっしぐらでGOできそうですが、問題なのは「鰯(いわし)」のつみれ。精進料理につき肉や魚は使わず、出汁をとるのも昆布などが筋なので、「けんちん汁」と言って出すことは正解ではありませんが、「鰯(いわし)の吸い物」としてならOK(笑)ぜひ、縁起につながりそうな食材を汁物にしてみてくださいね♪
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徹底的に楽をするなら、
けんちん汁も、買える時代!
旦那様には〆に蕎麦を!!
「恵方巻」と「汁物」では満たされない旦那様も多いはずです。そんな時には、作った汁物でお蕎麦を出してみてはいかがですか?実は節分にはお蕎麦を食べる風習もあり、それを「節分蕎麦」といいます。そもそも節分は昔の考えでいう“年の境目”の日。「年越し蕎麦」と同じ意味合いで「節分蕎麦」があるそうですよ。
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メインのおかずがなくても、
「節分蕎麦」が満たしてくれる!
最後に
普段の日だったら、太巻きだけの夕飯はあまり好ましく思わない旦那様も多いはず……。でも、節分という日本の風習と「恵方巻」は、大きな顔をして主婦が楽をできる日!?(笑)あからさまに「手抜きできるラッキー」と言うのはよろしくないので、汁物に縁起物を使っていることや、「節分蕎麦」の意味などを添えて出してみると、手抜き感がオブラートに包めるかもしれませんよ♪
今年、主婦ママは無言で何を願いながら恵方巻きを食べるのでしょう?家族の幸せ?家計安泰?美容健康の維持?いろいろあると思いますが、素敵な節分をお過ごしください。
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願いはもちろん……
いっぱい“楽”ができますように♡